本
<物理学・宇宙論>★基礎から鍛える量子力学/松浦壮★量子力学10講/谷村省吾★量子力学の100年/佐藤文隆★物理学の誕生/山本義隆★物理学とは何だろうか(上)/朝永振一郎 =再読=★宇宙・時間・生命はどのように始まったのか? ホーキング「最終理論」の…
年の暮れ、『物理学の哲学入門 Ⅰ』という本を読んでいる。 こんな本を読みたかったのだなと思う。物事のそもそもの成り立ちが知りたくて物理学を勉強するのだが、しかし物事のそもそもの成り立ちとはそもそもどういうことなのか、という大変面倒なことが面白…
『基礎から鍛える量子力学』、まだ蒲田 - 東京永久観光 ↓ 思えば今年は量子力学の勉強をずっとしていた。すっかりおなじみ『基礎から鍛える量子力学』がメイン。ゴールをエベレストにたとえ、まだ蒲田までしか来ていないと嘆いたが、その後どうにかカトマン…
地上波とはまったく異なるTBSがネットにはあるね。 作家から、このようにしか聴けないような話をまさに聞いている感じがして、素晴らしいが、聞き手がまた、ことごとく作家に同期している感じがして、それも素晴らしい。
「敵の敵は味方」というのは、社会法則なのだろうか、自然法則なのだろうか? そんな基本的な問いが浮かんだ。というのも── 啓蒙の18世紀の小説『カンディド』(ヴォルテール)を読んでいる。作中、南米の人食い族がイエズス会士を獲物にする。ヨーロッパか…
松本卓也『斜め論』を読み始めた。「垂直=たて」と「水平=よこ」という図式は、なんと面白く的を得ていることか! 大昔の「ノリ」つつ「サメ」る(浅田彰)を思い出してしまった。ただしこれはべつに日本社会の話ではない。第2章まで読んだが、統合失調症…
小説を読むというのは、小説を書くことを自分の代わりに誰かにやってもらうことかもしれない。つまり代行。ついでに感想を書くことも代行してもらう(下) 釈華は紗花に人生を代行してもらったのかもしれない。 というか、そもそも、機械の体と機械の通信装…
19世紀末の小説を読む。コンラッド『闇の奥』。 テムズ河に停泊している小型船や、ブリュッセルの街にある会社の受付などが、描写される。読みながらひとつひとつを想像する。 Gemini作成 考えてみれば、この時期、小説こそが世界すべてのメディアであり、世…
石田健さん「新しいタイプの文化・政治エリートは、おそらくそういった、なにか強い仮説を持った人たちというのが、牽引していくんだと思います」 ↓ 『カウンターエリート』(石田健)読むことにした。 『カウンターエリート』石田健 | 文春新書 日本では折…
セブンイレブンの「エリックサウス監修 あいがけスパイスカレー」というのをまた食べた。3度目だ。もう味はわかったが同じようにうまい。味はわかったが、だから次もまた食べたい。私たちはそうした楽しみがあるから、死にたくないのだろうか。 本や映画も何…
「もなかとマカロンの関係は、手巻き寿司とクレープの関係に、似ている」──それが圏論。どうもホントにそうらしい。 【ほぼハンバーグで数学「圏論」を語ります】数学者・加藤文元 それにしても、「射・関手・自然変換」と3段階である理由が、ずっと気になっ…
成田悠輔『22世紀の資本主義』やっと読み終えた。 頭脳明晰の著者が、なお渾身でまとめ上げたとおぼしき、第3章「構想 やがてお金は消えて無くなる」 理解がどこまで着いていけているかは不明。それでも、鈴木健のPICSY(伝播投資貨幣)とか、中国の芝麻信用…
『神と科学』少しだけ読んだ。 けっきょく私たちは神をつい信じてしまう。無神論を理解し厳守することはたいへん難しいのだ。つまり、無神論を捨てることはこれほどたやすい。 「ファティマの聖母」と呼ばれる出来事があった。1917年ポルトガルのある村で、…
先日亡くなった佐藤文隆さん(物理学者)の『量子力学の100年』を読んでいる。 自分たちが扱っているこれは、いったい何だ。実在なのか、情報なのか。激しい攻防が長く続いたが、世紀が変わるころから、とうとう情報チームが満塁ホームランで勝利確実? 佐藤…
ドン・キホーテを初めて読んでいる(ドン・キホーテの年もはるかに過ぎて今さらなぜか)。騎士道物語を読みすぎて自分が遍歴の騎士と思い込み冒険に出かけてしまう小説、として知られているわけだが、冒頭からまったくそのとおりで、有名観光地のツアー客に…
こういう理論をほかに知らない。しかしこういう理論こそ知りたかった。しかも素直にうなずける。これは地球外知性に出会った気分なのではないか(ただし、著者は異世界生命を地球外よりむしろ地球内に探している) * (9月17日) メロンのような月が、今ご…
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2025/08/28/000000 ↓(続き) 私は何ごとにせよ原理はどうなのかが気になるたちだ。進化論がまさにそうで、「変異と淘汰」この2つの仕組みが把握できたんだから、あとはもう考える必要がないと思っている。去年苦労し…
千葉聡『進化という迷宮』読む。始まりは、これ、現代のビルドゥングスロマンだ。世界の隠れた調律者を探すなんて、この上ない教養物語だろう。それにしても、もしこのひとの青年期を巻き戻しても、再び偶然、希少な生物学者に進化するというのだろうか? ↓…
<1> カーツワイルは、人間が死ななくなる未来を、最も確信している一人だろう。同書でも、2030年ごろから、寿命を延ばす技術が、寿命に近づく速度を超えてくると予測している。医療のカギとしては、がんの免疫療法、iPS細胞による臓器再生、ナノロボットに…
ある人があるところで「村田沙也加『世界99』の愛玩動物ピョルコン」と書いていて、「あ、そうだったんだ。ずっとピョコルンだと思ってた」となって、念のため書籍を確認してみたら、ピョコルンだった。ピョルコンもありそうだが、ちょっと怪獣っぽい。…そん…
橘玲の本はときどき読むが、正しいことしか書いてないのが特徴だ。今回もそうで、あおるようなことはせず、こびるようなこともせず、たんたんと、正しいことだけ書いてある感。統計学と進化論…。前にダンカン・ワッツ『偶然の科学』でクリティカルなボディー…
英語の文にSVOという型があるように、力学にも文の型がある。力学の構文型は「Aという系がBという状態のとき、Cという物理量はDという値を持つ」という型である!──『量子力学10構』(谷村省吾) すごいことを知ったな〜。できれば若いときに知りたかった。…
『2001年宇宙の旅』原作。再読している。 素晴らしい。 モノリスに出会ったヒトザルに何が起こったか。映画では、道具と攻撃という物体と行動を使って決定的な変化を端的に見せるが、小説では、そのときの内面の覚醒を描写している。なるほど、それはつまり…
戦争しそして敗戦した国に生きている、ということを、天皇とともにそうしたということを、いちいち思い出さなくなって長い。言い聞かせなくなって長い。80年もたてば仕方ないか。しかし、かつてはそれを直接体験した者がいっぱいいた。その体験を直接聞いた…
読むのをやめられない(そんな本はほんとにまれだが) 著者は意外に若い人。 帯に加藤陽子さんと小泉悠さんの名前があったので、手にとった。
『まじめに動物の言語を考えてみた』(アリク・カーシェンバウム )非常に面白くて、他の継続本をいくつも脇において読みふけってしまう。久々に言語のことをじっくり考えている。(ヒトの)言語にしかない特性1、意味があること!?──きょとんとするかもし…
いろいろあってトーマス・マン『魔の山』も読んでいる。かなり長いが教養小説とはどんなものかとの興味もあって少しずつ。しかしサナトリウムの日々がやけに詳しく描かれるばかりで、ストーリーの進みは鈍牛のごとし。3分の1も読んでやっと「なんだやっぱり…
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2025/04/18/000000 ↓ 『基礎から鍛える量子力学』を、諦めず、まだ読んでいる。 エベレストに登らないまでもエベレストを眺めには行きたい。それにはネパール行きの飛行機に乗らないといけない。ともあれ羽田に行くた…
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2025/03/27/000000 ↓(続き) ある人を正しく知るのが難しいように、自分の性格や生活ですら全体を正しく知るのは難しい。せめて一遍の小説ならと思って読むのかも。『世界99』とか(まだ読んでいる)。しかしけっこ…
『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』など国際的に活躍する濱口竜介監督の元、『急に具合が悪くなる』の映画化が決定しました。いち原作者として、ここまでの道のりを簡単に振り返っています。2026年全国ロードショーhttps://t.co/XQhfuBJsdW — 磯野…