東京永久観光

【2019 輪廻転生】

旅行

お盆旅行(1週間前)

そういえばお盆に中禅寺湖と日光東照宮に行った(リア充報告)

ブラ・ブラ・ブラ

「ブラ・ブラ・ブラ」――しかしまあ、私や君の半生がそんなものだったかもしれないし、歴史の大半がそんなものだったかもしれない。ちなみに旅行はまさにそれだ。

★映画『ミッドサマー』

映画『ミッドサマー』を視聴。類例のない心的外傷系(心臓の弱い人は注意)。 かつて海外旅行中に時折出くわした信仰コミュニティーを思い出した。しかしこれはフィクション。完成度がきわめて高く超面白怖いが、でも虚構だ。旅行で出会ったのは事実の人々。…

鳩ノ巣渓谷

ゴールデンウイークは奥多摩の鳩ノ巣渓谷に行った!

★チャイナタウン/ポランスキー ★シャイニング/キューブリック

ニューノーマルで早寝していたら、TBS-BSでなにか映画をやっており、妙に執拗な描写に引き込まれ、あ、これはきっとと思ったとおり『チャイナタウン』だった。物語は忘れているが、目を離せない。布団からも出られない。 そのあとオンデマンドで『チャイナタ…

鹿児島出張

珍しく出張中。鹿児島からの帰路。やっとツイッターする余裕。 鹿児島市内、ほとんど何も見ず。駅前の24時間ファミレス「ジョイフル」で憩う。 橋の上にあった銅像は大久保利道か(髭から推測) 張ってあったポスターの議員さんの名字が岩重。鹿児島には多い…

世界史と他者の実在感

WindowsのWordと、MacのPagesは、リンガ・フランカが存在しない。 「リンガ・フランカ」と言ってみたかった。フランク王国に由来するらしい! * 先日「フランク王国」と書いたのは、最近 世界史の本を読んでいるからだ。山川出版『詳説 世界史研究』。同じ…

料理も量子もユーチューブ!

そういえば、インド旅行で宿泊した宿は実は開業したてで、そこの男性オーナーが毎晩食事を出してくれたけど、ぜんぶユーチューブで作り方を覚えたと言っていた。だから私も、量子力学のわかり方をユーチューブでにわかに覚えられないものかと、期待する。 【…

★現代観光学(新曜社)

『現代観光学』(新曜社)という本を読んでいる。旅行記は観光しているものの奇妙さを詳しく報告するけれど、観光という行い自体がそうとう奇妙なのに、それを深掘りして報告することはあまりない。でもホントは旅行しながらよく考える。「今いったい何をし…

★緑の光線

さっき出先のテレビに『緑の光線』(NHK BS プレミアムシネマ)が映っていた。すぐにわけもなく目がとまってしまう。南仏のバカンスの食卓で数人の男女が食事しながら会話している様子が、きっちりしないショットで長々と捉えられている。 みんな自在に食べ…

指というインターフェース

南インドの人は、手の指でカレーと米飯をこともなげにこね合わせ口に運んでいた。実際に見るとなかなかカルチャーショック。私は真似をする気概もなくスプーンを使った。 キーボードで文字を打つ私の横で、スマホに指先で文字を打つ人を、まじまじとみている…

インド旅行中 (2)

旅先(インド)の宿で、英国から来た年配の夫婦と話す機会があり、「イギリスで最も偉大な人物は誰でしょう?」と質問したところ、旦那さんは「普通はシェイクスピアと答えるんだろうけど…」と前置きしつつ、ニュートンそしてダーウィンの名を挙げた。ああま…

インド旅行中

歯ブラシがすぐ黄色くなった。

資本主義的な幸福

資本主義的な幸福はじつにみな同じような幸福だが、諸地域の資本主義的でない不幸はどれもみなそれぞれに不幸だ。ただしそれが本当はみなそれぞれに幸福であるのかもしれないところが、私にはわからないところだ。

旅行するのだが…

自撮り棒は持っていかないが、肩こりほぐし棒を持っていくことにした。最近ちょっと肩が凝る。

★タクシー運転手 約束は海を超えて ★ガッジョ・ディーロ

近ごろ足が遠のいているレンタルDVD、久しぶりに借りたのは韓国映画の『タクシー運転手』。もう1枚は『ガッジョ・ディーロ』というルーマニアのロマの集落をそのまま写したような劇映画。どちらも面白いのだが、それはどちらも旅先でのディスコミュニケーシ…

★有限性の後で/カンタン・メイヤスー

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20181115/p1 から続く 哲学の本はしかしあまりにも難しい。再び読んで前回より先に進んだのはわかるがゴールにはずいぶん遠い。仕方ない、また帰るか。中国雲南省の麗江に行きさらに虎跳峡まで辿り着いたがもはやヘトヘトで…

★アメリカの友人/ヴィム・ヴェンダース(NHK-BSで視聴)

ブルーノ・ガンツ、ヒゲが濃い(どんだけ剃っても)ヴェンダースの映画のなかでも『アメリカの友人』は一番好きなのだが、私の気づきなどはるかに超えて、どこをとっても素晴らしすぎる。先月旭川まで出張したとき、急ぎで道路を小走りして転倒、頬をアスフ…

★有限性の後で/カンタン・メイヤスー

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20180720/p1 から続く まだ行きつ戻りつ読んでいる。北アルプスの大キレットで立ち往生している感じか。登山はしかし、とにかく登った人は等しくゴール到着だが、読書は読んだ人がみな等しくゴールできているとは限らない。…

★明日に向って撃て!

NHK BSでやってた。辺境観光災難映画。これまた映像がはてしなくきれいだ。新たなデジタル処理か(そうでもないようだ)。ともあれ。過去の記憶が鮮明によみがえるかのごとく。キッド「行って後悔したくない」 ――そういう人は旅行に向かないね。いつか私たち…

中国旅行中(3)

まだ中国にいる。明日(11日)帰国する。貴州省の観光地を10日間で3カ所回った。普通よりのんびりペースだが、それでも行き帰りの飛行機を含め6日間は長距離移動をした。かつてヴェンダースなどの映画はロードムービーと呼ばれ、つまりアクションやドラマや…

中国旅行中(2)

貴州省にミャオ族の人が多く住む村がある。すっかり観光化された目抜き通りを歩いていたら、豚を担いだ一団が路地を入っていくところに遭遇した。直前に博物館で豚を生け贄にする習俗があることを知ったところだったので、リアルかヴァーチャルかはかりかね…

中国旅行中(1)

観光をしているというより、観光産業を視察している感あり。あるいはメタ観光(観光を観光する) https://pic.twitter.com/xuypmnMSEtディズニーシーにヴェニスなどの名所を再現したアトラクションがあったが、ここではミャオ族の村をミャオ族の村自体が再現…

旅行計画

エアチケットとエクスペディアとグーグルマップで計画しているときの旅行と、エアチケットとエクスペディアとグーグルマップで実行しているときの旅行との、区別が、人工知能よ、きみにはできないだろう。(人間は…) *ウィトゲンシュタインは『論理哲学論…

旅行計画で過労死

毎度思うが、せっかくの休暇に、なぜ旅行などという特別面倒なことをやろうとするのか。数日にわたる行動をシミュレーションしておかねばならず、必要なことはことごとく手配せねばならず、そして数日にわたるその行動を破綻なく遅滞なく遂行せねばならない…

ウィトゲンシュタイン再読

旅行をすればするほど行きたいところが増えるかというと、人によるだろうが、私はそうでもない気がする。ところが本は、読めば読むほど読みたい本が増えていくのは明らかで、それゆえ、十分な読書というのは短い生涯においてきわめて難しいプロジェクトにな…

★ゲンロン0 観光客の哲学/東浩紀

読み始めた。大きな期待をさらに大きく上回って面白い。根源的にして実践的、しかも明瞭。ここ20年ほど、それを探しつつも、なぜか見つからず、もうそういうものは出てこないということなのか、と思っていた「現代・世界・原理」が一気に説かれていく予感。…

★サピエンス全史(読書再開)

(ここからの続き↓) 貨幣について。貨幣が宗教や国家や文化を超えてユニバーサルであるという指摘に、「そういえばそうだ!」と改めて感じ入る。日本人もミャンマー人も米国人も中国人もIS人も、仮に互いの素性がまったくわからなくても、ドルだけは信用す…

ミャンマー帰り

◎旅行記まとめ(進行中)

尾道永久観光

仕事で尾道に行った。坂道と内海。一歩進むごとに風景が変わる。東京物語、時をかける少女…