東京永久観光

【2019 輪廻転生】

旅行

★緑の光線

さっき出先のテレビに『緑の光線』(NHK BS プレミアムシネマ)が映っていた。すぐにわけもなく目がとまってしまう。南仏のバカンスの食卓で数人の男女が食事しながら会話している様子が、きっちりしないショットで長々と捉えられている。 みんな自在に食べ…

指というインターフェース

南インドの人は、手の指でカレーと米飯をこともなげにこね合わせ口に運んでいた。実際に見るとなかなかカルチャーショック。私は真似をする気概もなくスプーンを使った。 キーボードで文字を打つ私の横で、スマホに指先で文字を打つ人を、まじまじとみている…

インド旅行中 (2)

旅先(インド)の宿で、英国から来た年配の夫婦と話す機会があり、「イギリスで最も偉大な人物は誰でしょう?」と質問したところ、旦那さんは「普通はシェイクスピアと答えるんだろうけど…」と前置きしつつ、ニュートンそしてダーウィンの名を挙げた。ああま…

インド旅行中

歯ブラシがすぐ黄色くなった。

資本主義的な幸福

資本主義的な幸福はじつにみな同じような幸福だが、諸地域の資本主義的でない不幸はどれもみなそれぞれに不幸だ。ただしそれが本当はみなそれぞれに幸福であるのかもしれないところが、私にはわからないところだ。

旅行するのだが…

自撮り棒は持っていかないが、肩こりほぐし棒を持っていくことにした。最近ちょっと肩が凝る。

★タクシー運転手 約束は海を超えて ★ガッジョ・ディーロ

近ごろ足が遠のいているレンタルDVD、久しぶりに借りたのは韓国映画の『タクシー運転手』。もう1枚は『ガッジョ・ディーロ』というルーマニアのロマの集落をそのまま写したような劇映画。どちらも面白いのだが、それはどちらも旅先でのディスコミュニケーシ…

★有限性の後で/カンタン・メイヤスー

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20181115/p1 から続く 哲学の本はしかしあまりにも難しい。再び読んで前回より先に進んだのはわかるがゴールにはずいぶん遠い。仕方ない、また帰るか。中国雲南省の麗江に行きさらに虎跳峡まで辿り着いたがもはやヘトヘトで…

★アメリカの友人/ヴィム・ヴェンダース(NHK-BSで視聴)

ブルーノ・ガンツ、ヒゲが濃い(どんだけ剃っても)ヴェンダースの映画のなかでも『アメリカの友人』は一番好きなのだが、私の気づきなどはるかに超えて、どこをとっても素晴らしすぎる。先月旭川まで出張したとき、急ぎで道路を小走りして転倒、頬をアスフ…

★有限性の後で/カンタン・メイヤスー

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20180720/p1 から続く まだ行きつ戻りつ読んでいる。北アルプスの大キレットで立ち往生している感じか。登山はしかし、とにかく登った人は等しくゴール到着だが、読書は読んだ人がみな等しくゴールできているとは限らない。…

★明日に向って撃て!

NHK BSでやってた。辺境観光災難映画。これまた映像がはてしなくきれいだ。新たなデジタル処理か(そうでもないようだ)。ともあれ。過去の記憶が鮮明によみがえるかのごとく。キッド「行って後悔したくない」 ――そういう人は旅行に向かないね。いつか私たち…

中国旅行中(3)

まだ中国にいる。明日(11日)帰国する。貴州省の観光地を10日間で3カ所回った。普通よりのんびりペースだが、それでも行き帰りの飛行機を含め6日間は長距離移動をした。かつてヴェンダースなどの映画はロードムービーと呼ばれ、つまりアクションやドラマや…

中国旅行中(2)

貴州省にミャオ族の人が多く住む村がある。すっかり観光化された目抜き通りを歩いていたら、豚を担いだ一団が路地を入っていくところに遭遇した。直前に博物館で豚を生け贄にする習俗があることを知ったところだったので、リアルかヴァーチャルかはかりかね…

中国旅行中(1)

観光をしているというより、観光産業を視察している感あり。あるいはメタ観光(観光を観光する) https://pic.twitter.com/xuypmnMSEtディズニーシーにヴェニスなどの名所を再現したアトラクションがあったが、ここではミャオ族の村をミャオ族の村自体が再現…

旅行計画

エアチケットとエクスペディアとグーグルマップで計画しているときの旅行と、エアチケットとエクスペディアとグーグルマップで実行しているときの旅行との、区別が、人工知能よ、きみにはできないだろう。(人間は…) *ウィトゲンシュタインは『論理哲学論…

旅行計画で過労死

毎度思うが、せっかくの休暇に、なぜ旅行などという特別面倒なことをやろうとするのか。数日にわたる行動をシミュレーションしておかねばならず、必要なことはことごとく手配せねばならず、そして数日にわたるその行動を破綻なく遅滞なく遂行せねばならない…

ウィトゲンシュタイン再読

旅行をすればするほど行きたいところが増えるかというと、人によるだろうが、私はそうでもない気がする。ところが本は、読めば読むほど読みたい本が増えていくのは明らかで、それゆえ、十分な読書というのは短い生涯においてきわめて難しいプロジェクトにな…

★ゲンロン0 観光客の哲学/東浩紀

読み始めた。大きな期待をさらに大きく上回って面白い。根源的にして実践的、しかも明瞭。ここ20年ほど、それを探しつつも、なぜか見つからず、もうそういうものは出てこないということなのか、と思っていた「現代・世界・原理」が一気に説かれていく予感。…

★サピエンス全史(読書再開)

(ここからの続き↓) 貨幣について。貨幣が宗教や国家や文化を超えてユニバーサルであるという指摘に、「そういえばそうだ!」と改めて感じ入る。日本人もミャンマー人も米国人も中国人もIS人も、仮に互いの素性がまったくわからなくても、ドルだけは信用す…

ミャンマー帰り

◎旅行記まとめ(進行中)

尾道永久観光

仕事で尾道に行った。坂道と内海。一歩進むごとに風景が変わる。東京物語、時をかける少女…

休むが勝ち

知床半島に行ってきた。 うらやましがられたい。

マツコ・デラックス、いい場所に行くなあ

「夜の巷を徘徊する」でマツコが夜の堀切菖蒲園駅(京成線)の界隈を歩いていて、そのムードに引きこまれてしまった。そしてそこにある古書店で荒川の歴史について話がどんどん深まる。それにひかれてグーグルマップを検索してみると、対岸に東武伊勢崎線の…

★雪の轍/ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(トルコの映画)

◎公式サイトhttp://bitters.co.jp/wadachi/ トルコの映画。渋谷のアップリンクで見てきた。2014年カンヌのパルムドール受賞作。カッパドキアの岩山に雪が積もるとは! むかし私が旅行したときは真夏で、ただ暑く気分も明るかった。この映画のカッパドキアは…

現実体験<言語体験

きのう京都で用事があり、ついでに清水寺を見てきた。 私が清水寺に行くのは、ひょっとして人生初か小学校の修学旅行以来? それでも清水寺をいやというほど知っているのは何故か。それは、清水寺という概念と単語をもつからこそだ。猫や犬にはそれはかなわ…

★和僑/安田峰俊(2012)

中国女性と結婚して雲南省の農村に住み着いたという日本人に興味を抱き、あてもなく探しに向かうルポ。無性にひかれる。かつて私も旅した昆明や石林の雑然とした街のムードが蘇るような描写。男の存在は2ちゃんねるへの自らの書き込みに端を発しているが、…

京島永久観光

東京大空襲の日。墨田区の京島というところだけは被災しなかったというので、ふらりと出かけてきた。ものすごく寒い日だった。 京成線で曳舟駅へ。路地が多いせいか踏切も多い。 その路地とスカイツリーの撮影会になってしまった。 ちなみに、曳舟は東野圭吾…

モンゴル赤羽ヒートテック

モンゴルの草原で鷹匠を目指して修行する13歳の少女が、昨日NHKの番組で紹介されていた。◎http://www4.nhk.or.jp/ichiban/x/2015-01-29/21/24439/ふだんは学校でみんなと遊んでいるのに、週末になると父の案内で荒涼とした斜面に厳しい表情で一人立つ。ほっ…

福島永久観光

実はこのあいだ、福島第一原発の近くまでドライブしてきた。ずっと行きたいと思いつつ、3年あまりが経ってしまった。 レンタカーで出発。 常磐自動車道をひたすら北上。 このような風景がずっと続く。紅葉街道と呼びたい。 高速道を降り、しばらくすると国…

世界史がすべての謎を解く

なぜルーマニアを旅行したのかというと、ただ、東ヨーロッパがどんなところなんだろうと前々から思っており、なかでも少しは知っていてもよさそうなのにホントに知らない国がルーマニアだったから、といった理由だ。ではルーマニアはどこに行くべきか。調べ…