科学
年の暮れ、『物理学の哲学入門 Ⅰ』という本を読んでいる。 こんな本を読みたかったのだなと思う。物事のそもそもの成り立ちが知りたくて物理学を勉強するのだが、しかし物事のそもそもの成り立ちとはそもそもどういうことなのか、という大変面倒なことが面白…
『基礎から鍛える量子力学』、まだ蒲田 - 東京永久観光 ↓ 思えば今年は量子力学の勉強をずっとしていた。すっかりおなじみ『基礎から鍛える量子力学』がメイン。ゴールをエベレストにたとえ、まだ蒲田までしか来ていないと嘆いたが、その後どうにかカトマン…
先日亡くなった佐藤文隆さん(物理学者)の『量子力学の100年』を読んでいる。 自分たちが扱っているこれは、いったい何だ。実在なのか、情報なのか。激しい攻防が長く続いたが、世紀が変わるころから、とうとう情報チームが満塁ホームランで勝利確実? 佐藤…
免疫が成り立つにはこの働きをする未知のT細胞があるはずだ、という確信は、標準模型が成り立つにはこの働きをする未知の素粒子があるはずだ、という確信と、ちょっと似ているのかも。来世に生まれ変わったら科学者になってノーベル賞を目指したい(生まれ変…
Replenishing the brain’s natural stores of lithium can protect against and even reverse Alzheimer’s diseasehttps://t.co/Z4sUteT7jD — nature (@Nature) 2025年8月6日 「脳の自然なリチウム貯蔵量を補充することは、アルツハイマー病の予防だけでなく…
A regular feature of the first half of my life was a phone call saying that a relative or friend of my parents had dropped dead of a heart attack, including 3 uncles, my father-in-law, & all my father's friends. Academics, too, like Stanle…
物理学の基礎なら、成田さんより私のほうが詳しいのかも。大栗先生が書けない特殊相対性理論の「殊」の文字も、私は書けるし。 天下をとった感。 「特しゅ」
英語の文にSVOという型があるように、力学にも文の型がある。力学の構文型は「Aという系がBという状態のとき、Cという物理量はDという値を持つ」という型である!──『量子力学10構』(谷村省吾) すごいことを知ったな〜。できれば若いときに知りたかった。…
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2025/04/18/000000 ↓ 『基礎から鍛える量子力学』を、諦めず、まだ読んでいる。 エベレストに登らないまでもエベレストを眺めには行きたい。それにはネパール行きの飛行機に乗らないといけない。ともあれ羽田に行くた…
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2025/03/20/000000 ↓ 『初学の編集者がわかるまで書き直した 基礎から鍛える量子力学』続いて読んでいる。 抽象化されたベクトルの数理的な展開というのは、そうとう難しい。逆上がりや跳び箱レベルならいいが、バッ…
松浦壮さんの著書を読み始めた。『基礎から鍛える量子力学』 「基本の数理から現実の物理まで一歩一歩」とある。 1日目、日常の底にあるもの〜位置と速度〜、ニュートンからハミルトニアンへ〜古典力学の洗練。(まず古典力学) 物理学を本当にわからせよう…
大澤真幸さんから波動関数や量子もつれの説明を聴くとは… 組み合わせが新鮮だ。それにしても、なんでも詳しい人である。すばらしい。ありがたい。 『宇宙の途上で出会う 量子物理学からみる物質と意味のもつれ』 * 大澤真幸さんによる紹介、もう一冊。 ロビ…
『ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?』という新書を読んでいて、著者の河田雅圭さんのnoteを見てみたら、ヤドカリは年をとっても死にやすくはならない、アワビはむしろ年をとったほうが死ににくい、という事実を知り、神が死んだぐらいの衝撃を受け…
きょうも朝勉。 【量子力学vs相対性理論】天才は世界をどう見てる?【統計学vs仏教】 大塚淳さんは、「説明する・理解する」ってどういうことなんだ? なぜ数学や科学ならそれができるんだ? と考えたという。近ごろ私のものごとへの興味や世界への興味とい…
朝から勉強。「量子の運動方程式」(松浦壮先生) 量子力学がつかみどころがないのは、理論の幹のところを登っている感じがないからだと思う。枝から枝へ渡るばかりで、結局折れて落ちてしまうという感じ。さて、この講義によれば、古典力学をとりあえず踏ま…
「じゃあ神も信じてないわけだ」 「…どういう意味だ、それは?」 「いや神を信じてません」 「ではつまり、神を信じてないということか?」 「だからそう言ってるんですけど」 一気に18話まで視聴してきたら、とうとうここに至ってしまった!『チ。ー地球の…
時間とは何か、とらえる枠組みが転倒する、初めての面白さ。それだけではない、言語の本質も、電子の本質も、同じく、とらえる枠組みが転倒する、同じく初めての面白さ。最終的には、科学とは何か、それが転倒する! 時計の針がどんなものであろうと、示され…
昨晩、月の左下にあった火星が、たしかに今夜は月の上にある。 明日1月12日(日)に地球と火星が最接近を迎えます。今月は火星が見頃ですよ。地球から見ると、火星の見える方向が変わっていきます。最接近前後には、星座の中を行ったり来たりしているように見…
昔「ベルの不等式」についてなんか読んだとき、それなりにわかった。この番組(下)では「2つの粒子が同じ指示書を持つ」とたとえていたが、そっちが私にはむしろわかりにくかった。 ベルが量子力学の実際的使用を自転車に乗ることにたとえて嘆いていたのは…
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2024/09/06/000000 から続く ↓ 運動量とは何か、エネルギーとは何か、その2つは何が違うのか? 言い換えれば、物理学における数式の意味とは何か。 ーーひょっとして「言語の意味とは言語の使用である」というのと同…
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2024/08/12/000000 から続く ↓ 高校教科書『物理』(啓林館)で「電磁誘導と電磁波」の章を読んでいて、頭が極度に疲労した。 ちょっと音楽でも聴いてリラックスするか。 電気と磁気はフーガのように反復するのか? …
無重力の宇宙空間に、質量7キログラムの静止している物体があります。その物体に力を加えたところ、動き始め、5秒後に速度が秒速3メートルになりました。そのまま同じ速度で動き続けています。さて、物体に加えた力の大きさは、どれぐらいでしたか。 いろい…
視聴中。 「理解できるというのは大きな快感のひとつ」「よくわからないものがあふれているこの世界をつきつめないで過ごすことはしたくない」(主旨) 久保田しおんさんの話で、最も印象的だったところを、長いけれど抜粋したい。「科学の根拠の循環性」と…
善と悪の生物学(上): 何がヒトを動かしているのか;ナニガヒトヲウゴカシテイルノカ (1) 作者:ロバート・M・サポルスキー NHK出版 Amazon 『善と悪の生物学ーー何がヒトを動かしているのか』ーーその理由は至近要因から究極要因まで幅広いと教え諭される。究…
野村泰紀さんによれば、自然科学は「仮説をゼロにはできない」。 www.youtube.com 中東の戦争の理由も、なんというか「仮説をゼロにはできない」感あり。 www.bloomberg.co.jp
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2024/06/29/000000 ↓(続く) 戸谷友則さんは、全宇宙にある星の数とDNA型の生命が誕生できる確率の関係を推測したということのようだがーー こんな魅惑的な論文が、しかも科学的とはいえ空想を積み上げただけとも言…
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2024/06/17/000000 から続く ↓ 野矢茂樹『論理学』、最後は不完全性定理の解説。といっても、その解説の目的は《「鑑賞」である》と断っている。毎度うまいことをおっしゃる。 さてでは、その《鑑賞の最大のポイント…
生命が誕生するには4種のRNAが特定の順序で少なくとも50程度は並ぶ必要がある。RNAが偶然その配列になる確率は、現在観測できる宇宙の星の数(10の22乗個)をもってしても(そのいずれかの星のうちでその偶然が起こるとしても)、極めて低い。しかし、観測で…
唐突に引用するがーー 《ニュートンの万有引力にしてもそうですが、二体の間で相互作用が起こるというのは運動量の保存則があるからです。いいかえれば、作用・反作用の法則があるからですね。この考え方からすると、三体間の相互作用はない。三体の場合も二…
吉田伸夫『素粒子論はなぜわかりにくいのか』読了。 ひょっとして場の量子論の尻尾をつかんだか? という感じ。ほんとかよとツッコミを入れつつーー尻尾すらつかめるとは期待していなかったから。 「尻尾って何だよ?」と言われるかもしれないが、この世界に…