東京永久観光

【2019 輪廻転生】

科学

遺伝か環境か

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53876現代ビジネス:「遺伝か環境か」不毛な議論に終止符〜なぜその努力は報われないのか(安藤寿康)《家庭環境がリッチであれば、遺伝的に知能の高い子は知的刺激を、低い子は知的でない刺激をそれぞれ自由に選べるゆ…

根拠のない地震周期

虚をつかれた。そうだったのか…《地震は周期的に繰り返して発生する現象ではないので、昔の地震は今後の地震活動を想定する根拠とすべきではありません。 周期説は正しかったならば”東海地震”は40年前に発生したはずですし、東日本大震災は起きたはずがな…

おれの宇宙が多すぎる

マルチバースなんて本当だったらどうするよと思うが、私の世界とは別に76億もの個人世界が明らかに実在するのだと考えると気が遠くなる。いやその前にフェイスブックの知人だの知人の知人だのの内面自我宇宙が現実に100も200も1000も2000も。ことごとくが私…

★すごい物理学講義/カルロ・ロヴェッリ

この本の感想を一言でいえば「すごい物理学講義」ということになるが、それが書名なので、困る。というか、この粗雑な日本語とは隔絶して、あまりにも優雅な物理の法則が、あまりにも優雅な言語の表現によって、つづられている!長く生きていると、「相対性…

あなたの人生の物語/テッド・チャン

映画『メッセージ』は未見だが、原作「あなたの人生の物語」を昨日読んだ。ある地球外知性とのコンタクトが描かれ、それを通して浮かび上がってくるのは、なんと言語表記のはてしない可能性、かつまた物理表記のはてしない多様性だった!(私がときどき夢想…

参加感がない(ツイッター時代の不定愁訴)

日本中のできごと・世界中のできごとが、ネットのブラウズだけで手に取るようにわかる。……「いや、手に取るようにわかるわけではない」と反論されるかもしれない。だったら「昔は、手に取るようにでなく 何がそんなにわかっていただろうか(何もわかっていな…

宇宙には感情も人生もない――無神論2016

ことしの夏、いろいろあって、天国や地獄というものがたぶん無いのと同じように、宇宙や人間の特別な意味というのもやっぱり無いのだろうなと、気持ちを切り替えることになった。(我ながらなんとも崇高な告白だ!)ただまあ、ここで「無い」というのは、「…

★人工知能は人間を超えるか/松尾豊

ある画像を見てそれが猫かどうか、私はすぐわかるが、コンピュータはなかなかわからない。そこを克服したのがグーグルの人工知能であり、それを可能にした手法がディープラーニングだという。ではディープラーニングとは何か。松尾豊『人工知能は人間を超え…

No 依存、No ライフ ?

いろいろあって依存症の解説本を読んでいる。ニコチン、アルコール、薬物(コカインや覚醒剤)、ギャンブル・ゲーム、性行動・恋愛は、依存症との関連が明らかだという。要するにドパミンに代表される報酬系の神経が関係する。さらに、食べ物、お金、美しい…

手書きの文字が担う体験は同一の情報ではない(?)

◎あなどれない「手書き」の学習効果実感としてもそのとおり。しかし何故なんだろう。今思いついた答え:パソコンの文字は、いつだれがどこで入力しても、いずれも同一不変の概念=情報であるとみてしまう(脳がというか、私がというか)ところが、文字を手書…

重力波を観測!

巨大な重力波が宇宙の彼方からやってきたとして、発生源からの距離(時間)に応じて通り過ぎるのは一瞬、ということになるのか(津波みたいに)? しかし、重力自体は常に効いているように思うが… (ああまったく何も知らない)← 重力波は重力の変化に応じて…

シュレディンガーの本?

図書館で借りた本は期限が来るので、「読んだ」か「読まなかった」かは、必ずどちらかに決まる。ところが家にある本はしばしば「読んだ」とも「読んでいない」とも言えない状態で時空をさまよっている。その本を捨てるときに初めて「読んだ」か「読まなかっ…

天動説で宇宙をみる、世間をみる

天動説モデルにおける星々の軌道は、ヘンテコだが、規則性は辛うじてあり、しかも退屈しない。素粒子の標準モデルを思い出す。(つまり標準モデルだって天動説なみに無駄な苦心をしている可能性がある)http://www.malinc.se/math/trigonometry/geocentrisme…

あけましておめでとうございます

暮れになって標準モデルの本を読み始め、「対称性の自発的破れ」がわからず首をひねっているうちに、2016年が開けてしまった。大掃除をする暇も年賀状を書く暇もなかった(悪しからず)ことしもよろしくお願いします。 ★強い力と弱い力/大栗博司 ヒッグス粒…

ニュートリノと言葉の確実性

ニュートリノに質量があると宇宙を説明する理論のすべてが覆るらしいが、同じく、言葉も、1つでもいいかげんに使うと、その影響は言論の果てまでツイートの果てまで及ぶ。とりわけ「差別」や「表現の自由」といった言葉はそうかも。あるいは「私が」か「ど…

★無限の始まり(感想の続き 久しぶりに)

今初めて思いついたけど、国や世界の経済の実体や動向が還元主義では説明できないかもしれないように、国や世界の平和の実体や動向もまた還元主義では説明できないのではないか。(還元主義:極小規模のふるまいの説明を積み重ねれば、極大規模のふるまいも…

ツイッター進化論(随時変異)

ツイッターの「神経細胞」は、他の「神経細胞」から直接「軸索」が来なくても、ひとりで自在に孤独に反応できるし、自分もまた直接「軸索」を出さなくても、ひとりで自在に孤独に発火できる。どうだ、脳の細胞にそんな芸当ができるか。人工知能にできるか。……

★遺伝子の不都合な真実―すべての能力は遺伝である/安藤寿康(2012)

「体であれ心であれ あらゆる能力に、そりゃ遺伝子はなんらか関係するだろうさ」という認識は昔からあるわけで、今さら何だろうと思いつつ読み始めたが、私としては初めて明瞭になったことが多数あり、非常に有益な一冊となった。 <エレガントな双子研究>…

難しい本(量子力学解釈/ドゥルーズ解釈)

*前エントリー(http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20150405)から続く 『データの見えざる手』(ASIN:4794220685)は、「人が一定期間に行える体の活動の量には上限があり、それ以上何かするのはまず無理」ということを実証し、大変びっくりしたが、それ以来…

夢は心の指標?

ここ1、2年、短時間だけどぐっすり眠るせいか、夢をみる(覚えている)ことがほとんどなかった。ところが最近わりと夢をみる。なにか生活や心理の変化があったのか。ともあれ、夢はじつにいつもヘンなので、面白い。日本人の食事摂取基準が4月から新しく…

マウスすり替え事件(STAP細胞)

日経サイエンス3月号の特集「STAPの全貌」をやっと読んだ。まるでエラリー・クイーンの推理小説!◎http://www.nikkei-science.com/page/magazine/201503.html「STAP細胞は最初からなかった」と記事は結論する。今回の研究はすべて虚構だったことになる。では…

★知のトップランナー149人の美しいセオリー

「あなたのお気に入りの、深遠で、エレガントで、美しい説明は何ですか?」この問いに、第一線の知性が渾身のしかも個性ある回答をそれぞれ示す。まさに珠玉の一冊。アメリカの学者が中心で、分野は生物学者、物理学者、心理学者などなど。有名な名前もいく…

強さは物理量なのか?

リモコンを押してもテレビがつかないとき、強く押してみるとなぜかつく。何故だ? 乾電池や電波はそんなに曖昧なのか? 気のせいか? 「気」のせいか?ひょっとして、「強さ」の量は、すべて距離か時間の量に置き換えられるのだろうか。そうなのかもしれない…

★インターステラー/クリストファー・ノーラン

映画『インターステラー』感想。they(彼ら)という言い方に好感をおぼえた。瀕死の地球にシグナルを送り人類に手を差し伸べてくれる存在。正体が明かされないかぎりそれは神と同じ。ところがネタバレだが、theyは実はweだったということになる。好感と深淵…

高血圧の人が妻を殺す確率は何%ですか?

「血圧は本当は140未満まで下げなくてもいいんじゃないの?」 そんな疑念が巻き起こった。大変なことになった。◎新たな健診の基本検査の基準範囲(日本人間ドック学会) →http://www.ningen-dock.jp/wp/wp-content/uploads/2013/09/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82…

★無限の始まり/デイヴィッド・ドイッチュ 

=その後のメモ= 第5章「抽象概念とは何か」 日常の現象は、基本物理学(水分子の初期条件など)で表わすには途方もなく複雑だが、幸いなことに、非常に簡単な物理量(水の体積や熱源の出力など)によって予測できる。こうした、より高レベルでの説明可能…

無限の始まり/デイヴィッド・ドイッチュ

「言葉はすべてのことを言い表せるのか」という疑問がずっとあるが、言葉を使えば使うほど「それはできるんじゃないか」という実感は強くなる。これは「数学はすべてを計算できるんじゃないか」という実感とも似ている。そうして私は「人間の知性の万能性・…

割烹着という刺激によって細分化した科学研究が初期化しないとも限らない?

遺伝子はDNAという文字で書かれたプログラムのようなものだ。そして私たちの体のどの細胞もまったく同じ遺伝子を持っている。遺伝子のプログラムによって、受精卵というたった1個の細胞から体全体が出来ていく。つまり、ある部分は皮膚に、ある部分は心臓に…

おまえのゲノムでは無理なのだ

「これだけで話せる!人間語」――というタイトルではないが そんな主旨の論文をチョムスキーは2002年に発表した。その共著者の一人にマーク・ハウザー(Marc Hauser)という人がいる。どんな人かと思っていたが、日経サイエンスに「知性の起源」という記事を…

思考と記憶の道具 あるいはそのもの

思いついたことはツイッターにとりあえずだ〜っと打ち込み、あとで読み返してなるほどと感じたら、ささっと切り貼りしながらまとめ直してブログに残す、ということを、最近よくやっている。これは、昼のあいだに知ったことを、睡眠中に脳が点検し、「なるほ…