東京永久観光

【2019 輪廻転生】

科学

★文化が人を進化させた/ジョセフ・ヘンリック

また分厚い本を読むことにした。ジョセフ・ヘンリック『文化がヒトを進化させた』。しかしなかなか全ページ読み終える瞬間を想像できない。吉野家の紅ショウガの容器の最後の紅ショウガを食べる瞬間が想像できないのに似て。 <12月13日> 「文化による進化…

物理学が哲学を凌駕する例か

http://www.phys.cs.is.nagoya-u.ac.jp/~tanimura/time/note.html 物理学者の、哲学者に対する、根本的な疑義が示されているようで、興味深い。 《例えば「地球温暖化は実在するか」という問いは、言語概念分析で答えが出る問題で はないだろう。「大気中に…

★三体/劉 慈欣

『三体』(劉 慈欣)を読んでいる。 意外にも文化大革命の一幕から始まる。糾弾されているのは科学者。相対性理論もビッグバン理論も「反動的だ!」と断じられる。「すべての反動的学説を打倒せよ!」 ホントにそんなこともあったのだろうか? 紅衛兵「お前…

★ビッグ・クエスチョン〈人類の難問〉に答えよう/スティーブン・ホーキング

https://www.amazon.co.jp/dp/4140817739 「ホーキング、私と同じこと考えてた!」という実感。 「私、ホーキングと同じこと考えてる!」でもいいのだが、独立してホントに同じ問いにとらえられたし、独立してホントに同じ答えにたどりついた。そんな親近感…

進化心理学へ

https://note.mu/youth_waster/n/n14b1e2becc4a 「至近要因」と「究極要因」:進化心理学のメスで人間社会を解剖する方法 〜 アニマルとしてのサピエンス、その心に潜む隠れた動機(Hidden motives)───心のわけを解き明かす「進化心理学/EvP」とは何か (h…

★量子力学のオデオロギー/佐藤文隆(続き)

https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2019/07/14/000000から続く ↓ 『量子力学のオデオロギー』、やっぱり頭と心を完璧に奪われる。私がずっと愚鈍に考えていることの、明晰な答え、少なくとも明晰な問いが、ここには書いてある。 同書にはプリンキピア(…

ニュートンとダーウィンの革命

https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2019/07/12/000000からと https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2019/06/11/000000からの続き ↓ ニュートンがなぜ革命的だったのか。天体の動きの理由を探ろうとして、ニュートン以前は「地球や月がこう動くのは、…

★量子力学のイデオロギー/佐藤文隆

佐藤文隆『量子力学のイデオロギー』 改めて特別に魅了されている。なんかこれ、切れ味バツグンの文芸評論に出くわした感じ。つまりこれは批評を読む興奮なのだろう。といっても、佐藤文隆はまぎれもない物理学者なのだから、物理学者が自ら物理学批評を書い…

料理も量子もユーチューブ!

そういえば、インド旅行で宿泊した宿は実は開業したてで、そこの男性オーナーが毎晩食事を出してくれたけど、ぜんぶユーチューブで作り方を覚えたと言っていた。だから私も、量子力学のわかり方をユーチューブでにわかに覚えられないものかと、期待する。 【…

交絡因子

統計は実にエレガントに交絡因子を除外して相関を見出す。しかし、そもそも交絡因子に思い当たらなければ、どうしようもない。求められる知能はそこにこそあるのかも。 それを考えさせられた記事(以下) https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/co…

ブラックホールはドーナツの穴だったのか!

近傍の社員が次々に心身を痛めたり辞めてしまったりというサインを精密に観測することで、その中心にいるはずのブラック社員を、影絵のように浮かび上がらせる! <参照>https://mainichi.jp/articles/20190410/k00/00m/040/249000c ところで、神はそもそも…

ツイッター進化論(随時変異)

ふだんフォローしていないだれかのツイートがリツイートされてきて、思いがけず「いいね!」と引き込まれる。これ、ネットワーク理論でいう「弱い紐帯の強さ」だろう。新しい仕事などもそこから舞い込むと言われる。

「存在ではなく操作」

佐藤文隆『量子力学は世界を記述できるか』をめぐって 《量子力学が私たちに教えてくれるのは、世界の「操作」であって、その世界の「モデル=存在」ではない。なぜ前者でしかなく、後者でないのかは、そもそも私たちにとっての「知識」がどういうものである…

万能の一服、万能の一冊

体の困難には1つの薬がわりとみんなに効くのだから、頭の困難にも1つの本がわりとみんなに効いてもよさそうなのに、まったくそんなことはない。なぜだ。ただ私がそんな万能の1冊の本をまだ見つけていないだけなのか? あるいは、まだ誰もそんな万能の1冊…

★偶然の科学/ダンカン・ワッツ(2012)

「この本くさい、なにかある、絶対なにかある」と思って手にしたが、本当にあった。私たちの考え方の根本的・致命的な錯覚に気づかせる本。ワッツはスモールワールドなどのネットワーク科学で名を上げた人。推薦の記事 http://blog.livedoor.jp/dankogai/arc…

★日経サイエンス 2018年12月号 特集:新・人類学「ヒトがヒトを進化させた」

《人間は人間が作った》すなわち《自らの反応を自ら持続させる化学反応にも似た終わりのないプロセスが人間の認知能力と文化を進めてきたのだ》。(K.ラランド)さらに言い換えれば、《文化の継承は遺伝子の継承と全くかわらない》という見方。素直に激しく…

★ホモ・デウス/ユヴァル・ノア・ハラリ

いくら先が読みたいからといって、まじにネットから離れたくなるほどの本なんて、近ごろまさかあるまいと思っているわけだが、『ホモ・デウス』(ユヴァル・ノア・ハラリ)だけはやはり例外だった。前著『サピエンス全史』の最後に問いかけたシンギュラリテ…

イエス長谷川×ムハンマド松尾(10mtv)

https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2241長谷川眞理子さんと松尾豊さんが対談している。『舞踏会へ向かう三人の農夫』とか『サピエンス全史』とかをブックオフの100円の棚で見つけたみたいな幸運。 金科玉条とはこのことだ(あるいは金華ハム…

栄養学の本/大友克洋

《佐々木:あのぉ、ぼくも医師で、さらに食事法の専門家ですが、言い切らないから読んでもらえません。》 《栄養学の本はバレないんです。真がいなければ、偽はバレない。日本はそんな状況にあります》 (下記記事から引用)http://wedge.ismedia.jp/categor…

量子なんて概念にすぎない

――というのは私の勝手な信念だが。しかし、力の「最小単位」といったものを認識するには、粒とか波とかあるいは他の何でもいいが、何らかの「概念」を仮想しなければ絶対無理なのでは? (以下を読んだリアクション)https://www.scientificamerican.com/art…

体で計算するコンピューター(日経サイエンス記事)

http://www.nikkei-science.com/201808_032.html 計算士を思い出した(世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド)

ゲノム編集をめぐるインタビュー

https://newspicks.com/news/3189459/body/(クーリエ・ジャポン)《ゲノム編集で遺伝子を操作できるようになった今、人間がどのように進化して来たのか、人間以外の生体実験を通して、解き明かせるのではないか》《人間のゲノムのうち、取り除いても問題の…

農業と経済

https://twitter.com/levinassien/status/1024924750974345216内田さんが農業を文化や社会や自然や生命の一種のように感じる気持ちはよくわかるんだけど、最近私は、経済も同じく文化や社会や自然や生命の一種のように感じる気持ちです。入信も近いです。 *…

★〈HANGOUT PLUS〉佐々木紀彦✕宇野常寛 ビジネス誌はいかにアップデートされるべきか

https://www.youtube.com/watch?v=c3SlKQ1-3Rg視聴中。2人の共通認識はあまりにも一致。気が合いすぎ! とりわけマスメディアのおっさん化について。 佐々木紀彦「遅れた人たちが牛耳るメディアが日本の中心にあるというのが日本の最大の不幸」「圧倒的な能…

神の物理法則?

《初めに神は物理法則を創られた。そしてエネルギーの塊から物質と反物質を創られた。物質の方がほんの少し多かった。同量の物質と反物質は消滅しあい、エネルギーに戻った。ほんの少し多かった物質が残った。 そして神は天地を創られた》(下記より孫引き)…

複雑さの起源(ワールドカップ 日本代表 決勝T進出)

「ボールを相手のゴールまで運んでいくより自分たちで回していたほうが生き延びる確率は高い」ということを、少なくとも私は昨夜初めて考えた。その状況や展開はかなり複雑だがかなり明瞭なので、通常のヒトであれば、初めて考えるにもかかわらず、その複雑…

人生も宇宙も、どこまでも暗黒ですべてが空虚かというと、長い長い無駄話の果ての果てに、きっと何かが現れる!

「もし月が1ピクセルだったら」 http://joshworth.com/dev/pixelspace/pixelspace_solarsystem.html(それにしても木星は遠い)

「ブラックホール」消滅の理論物理学と「希望の党」消滅の実践政治学

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29858740W8A420C1000000/https://dot.asahi.com/aera/2018042500068.htmlhttps://www.jiji.com/sp/article?k=2018042600783&g=pol ブラックホールには、すべてのものが落ち込む地平線みたいなものがあり、それを「地平…

遺伝か環境か

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53876現代ビジネス:「遺伝か環境か」不毛な議論に終止符〜なぜその努力は報われないのか(安藤寿康)《家庭環境がリッチであれば、遺伝的に知能の高い子は知的刺激を、低い子は知的でない刺激をそれぞれ自由に選べるゆ…

根拠のない地震周期

虚をつかれた。そうだったのか…《地震は周期的に繰り返して発生する現象ではないので、昔の地震は今後の地震活動を想定する根拠とすべきではありません。 周期説は正しかったならば”東海地震”は40年前に発生したはずですし、東日本大震災は起きたはずがな…