東京永久観光

【2019 輪廻転生】

表現

人工知能が絵を描く(爆誕・流行)

だいたい合ってるね https://twitter.com/i_kaseki/status/1554428075001380864 * (8月16日) 参考になる! 芸術にはやや過激な思想の一派が存在する。中ザワヒデキ先生曰く、「美意識は人間だけが持つ特権でも神秘でもない」ならば、AIアートは歓迎される…

★ドライブ・マイ・カー/濱口竜介

濱口竜介『ドライブ・マイ・カー』をテアトル新宿で鑑賞してきた。 この監督の決定的な特異性を形容するキーワードを思いついた。「ワークショップ的」。今回もワークショップ的な展開の意外性や推移性こそが面白かったのではないか。そうでないところを感じ…

★時計じかけのオレンジ/スタンリー・キューブリック

先日『時計じかけのオレンジ』をみたが、冒頭シーンは村上隆の先取りだと思った。それと母親は魔法使いサリー。空想オタク暴力映画。 https://youtu.be/vN-1Mup0UI0

きょうは友人の誘いでバレエを見てきた。

https://www.nbs.or.jp/stages/2018/20ballet/東京バレエ団〈20世紀傑作バレエ 2 〉。ラストが「ボレロ」。スタンディングオベーションに加わりたかったが、腰が…

映画DVD鑑賞記録 2013年 (1)

★流れる/成瀬巳喜男(1956年) 騒動が次から次へ、速度と緊張を変えずに連続するので、目が離せず退屈する隙もまったくない。台詞は簡にして要を得ている。引き戸や柱で仕切られた日本家屋のたたずまい、奥行き。そこに配置される人物の向きやサイズ。和服…

最高の離婚

フジテレビのドラマ『最高の離婚』は友人の勧めもありオンデマンドも交えて視聴した。軽妙にして深刻なストーリーがめまぐるしく展開、まるきり隙のない面白さだった。ただ個人的には実は、瑛太が演じた光生という人物が比類なく捨て置けないパーソナリティ…

言葉なしの思考は無理でも 言葉なしのインターネットなら?

ゴキブリの大群を見た松本人志の父親の脳が、闘うべきか逃げるべきかと「考える」のと、心臓を速くすべきか遅くすべきかと「考える」のとは、どう違うのだろう。けっこう似ている。では、脳が、「ゴキブリは昆虫か」「昆虫だ」と考えたり、「ゴキブリの足は…

言語論的回転寿司 (3)

フレーゲの哲学については、以下の一冊が、今なお教科書の位置にあるようだ。★言語哲学大全1論理と言語/飯田隆 10年ぶりくらいで開いてみることにした。ところが、図書館なら必ずあると思っていたのに、そうでもない。どうにか借りた一冊もすでに書庫にあ…

写ってしまう眺められてしまう恐ろしさ

多木浩二『肖像写真—時代のまなざし』(岩波新書 asin:4004310865)をパラパラと。リチャード・パワーズの小説『舞踏会へ向かう三人の農夫』(asin:4622045176)は、同名の実在写真がモチーフとなって展開していく。その写真家アウグスト・ザンダーのことが…

酔狂とアルゴリズム

このあいだドキュメンタリー映画の話になって、昔みた『あんにょんキムチ』のことを思い出した。まったく記憶のかぎりでいうと、在日から帰化した松江哲明さんという青年が監督兼主人公で、自分のアイデンティティのややこしさに気づいてとまどいだし、それ…

佐藤さんスイッチ

佐藤雅彦研究室展というのを見てきた。http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/実はこの人、かなり長いあいだ、狙いをぴたっと定めて探ってきていたのだ。ひとつの徹底してエレガントでロジカルな独自世界を。その面白さは比較するものが思い当たらない。赤瀬川原…

俺のドラマを見ろ!

TBSのドラマ『タイガー&ドラゴン』、評判を聞いておととい初めて見た。 http://www.tbs.co.jp/TandD/ひとつの単純なストーリーを語る・伝える、ただそれだけのために、まるで遊園地のからくり屋敷かコースターのごとく、転換や起伏をよくぞここまで富ま…

ジリリリンと鳴る電話の音が懐かしい

本屋でこんなムックを見つけた。『Style of comedy―桑原茂一のスタイルのあるコメディ』。脚本集になっている。衝動買い。CDが附き実演もされている。もうまさにスネークマンショー復活! …というより、桑原氏は90年代以降もこうしたコメディを継続して…