東京永久観光

【2019 輪廻転生】

批評

★純粋機械化経済/井上智洋(ゲンロン視聴)

井上智洋『純粋機械化経済』(2019)を先日読んでとても面白かったから、このあとは次の鼎談を視聴しようかと思っている。(飯田泰之『日本史に学ぶマネーの論理』も読んだし) shirasu.io それにしても、ゲンロンカフェでは識者が酔っ払うのが面白い。茂木…

ゲンロン視聴中

shirasu.io/t/genron/c/genron/p/20201219 與那覇潤×東浩紀 司会=石戸諭「平成の鬱と新しい知性の実践 ものすごく貴重な議論が相次ぐなかで、なぜか爪楊枝が指に刺さる! 03:34:50

★ゲンロン戦記/★100分 de 名著「ディスタンクシオン」

『ゲンロン戦記』読んだ。評判どおり面白い。振り返れば2010年代の東浩紀は、トリッキーにしてボディーブローのごとくであり、それは事実として日本の思想を鈍く長く彩ってきた。私にとっては80〜90年代の北野武のような存在だと、初めて思った。 ひとは「観…

★「ゲンロンと祖父」

だいぶ前に話題になり気になっていた東浩紀「ゲンロンと祖父」を『新潮』(2018年1月号)でやっと読んだ。短いものだが個人の体験と思想が直に響いてきた。なぜか知識人の文章でこうしたものは希少だと思う。 筆者の祖父は中小企業を経営するオヤジで《浩紀…

★哲学問答2020/千坂恭二

きのう心理学について書いたあと、別途ぱらぱらと読んでいる『哲学問答2020』(千坂恭二)が、心理学を一刺ししていたので、おおと思った。 https://www.amazon.co.jp/dp/4768458904 《社会学や心理学の特徴は、思想をやらないこと、あるいは思想を回避する…

國分功一郎×東浩紀 対談

きょうはこれを視聴している。 https://shirasu.io/t/genron/c/genron/p/20201027 (國分功一郎×東浩紀「哲学にとって愚かさとはなにか――原子力と中動態をめぐって」) 「中動態」から責任の核心とは実は何かという話へ、そこからなんと『敗戦後論』の話へ。…

【生放送】三浦瑠麗×東浩紀

視聴中!live2.nicovideo.jp (9月26日) 先日の対談で東浩紀が、運動は学校を前提とした生徒会の申し立てや政府を前提とした国民の申し立てにすぎないが、革命はそれと違い学校や政府を前提にしない、という主旨の指摘をしたあと、革命をどう思うかと問いか…

茂木健一郎×東浩紀

視聴中 https://twitter.com/genroncafe/status/1287614775359180802 (ゲンロン:茂木健一郎×東浩紀「日本のコロナと脳――2020年真夏の巻) 寿司の誤配感。

★復興文化論/福嶋亮大

福嶋亮大『復興文化論―日本的創造の系譜』(2013) 近代以後のパートのみ読んだが、溢れるほどの説得力に驚愕。「文学は国民に何を為すのか」そんな巨大な問いの存在にを否応なく思い出した。しかしそんな問いなど不毛・不当だとの錯覚のなかで長く長く忘却…

★外山恒一・東浩紀 対談(ゲンロンカフェ)

https://live2.nicovideo.jp/watch/lv325783519 「コロナ時代に政治的自由は可能なのか? 革命家・外山恒一×批評家・東浩紀 電撃対談!」(タイムシフト視聴) 革命家のくせに礼儀正しくて穏やかな人だ。 外山恒一が東浩紀にブロックされていたことが発覚!…

絶賛コロナ月間

https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2020/02/11/000000 ↓(続く) 3月もコロナ、コロナ、コロナだった。 <2日> https://m.facebook.com/100001305489071/posts/2726515674068589/ 新型コロナの現況がよくわかる。なるほど。 以下も参考になる。 新型コ…

茂木健一郎×東浩紀「2019年・晩秋の巻」

3:24:14に奇跡は起こる!https://live2.nicovideo.jp/watch/lv322898823

天皇 ブルーオーシャン

カレンダーの10月22日が赤いことにふと気づく。なんだっけ? 「即位の礼」にちなんだ祝日だった。 天皇制は日常の隅々にまで浸透している。ハロウィンやクリスマスと同程度に実在している。実質的に機能しこちらも応答していると言わざるをえない。 これほど…

リベラルは もはや部族?

https://htn.to/Vmy7Q4K8W1 “リベラルは決して普遍的ではなく、「道徳部族」(グリーン)の一つにすぎないということだ。いっぽうで功利主義は、保守やリベラル、宗教原理主義などの様々な道徳部族の対立を調停する「共通通貨」とみなされる” (綿野恵太)

★量子力学のイデオロギー/佐藤文隆

佐藤文隆『量子力学のイデオロギー』 改めて特別に魅了されている。なんかこれ、切れ味バツグンの文芸評論に出くわした感じ。つまりこれは批評を読む興奮なのだろう。といっても、佐藤文隆はまぎれもない物理学者なのだから、物理学者が自ら物理学批評を書い…

「9条支持」かつ「天皇制支持」

「9条支持」かつ「天皇制支持」の、なんとなく予想されていたかもしれない「なんとなくゾーン」の顔ぶれに、なんとなくショック。 https://twitter.com/edoyaneko800/status/1146729746278969345 * [関連記事] https://dokushojin.com/article.html?i=5618…

★現代観光学(新曜社)

『現代観光学』(新曜社)という本を読んでいる。旅行記は観光しているものの奇妙さを詳しく報告するけれど、観光という行い自体がそうとう奇妙なのに、それを深掘りして報告することはあまりない。でもホントは旅行しながらよく考える。「今いったい何をし…

柄谷行人bot

柄谷行人のbotが、本に書いてあることを毎日しつこく繰り返すので、「もうわかってるよ」という気になるけど、わかってるわけではない。

東浩紀の哲学実況

左には頭がかたい人ばかりではない。右には頭がゆるい人ばかりではない。そりゃそうだよね。忘れかけていた希望が激しくよみがえる! https://live2.nicovideo.jp/watch/lv318550505(千葉雅也×三浦瑠麗×東浩紀「『21世紀の戦争と平和』&『欲望会議』刊行記…

ITによる血糖管理

科学哲学は一般的だけど、こうした医療の哲学というのは、あまり例がないと思う。しかも、ニュース解説的ではなく、まさしく批評として覚醒させられるような記述。 https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56663

★PLANETS vol.10

伊勢崎賢治×黒井文太郎×橘宏樹の鼎談「〈戦争〉と〈平和〉を再定義する」を読んだ。世界の戦争や日本の自衛隊をめぐって当然必要だった基本の基本の思考がやっと駆動する感あり。2015年安保関連法制の国会審議では、何故これらのたった1行分の議論すらなされ…

★『ゲンロンβ27』「観光客の哲学の余白に 第12回 触視的平面の誕生(3)」(東浩紀)

今の私たちしか出会っていないこれっていったい何だろうね、という得も言われぬモヤモヤに、今回もズバリ名が与えられた。それは《映画(視覚的平面)からタッチパネル(触視的平面)への変化》なのだと。しかもそこに「ヒトラーからトランプへの変化」が重…

★転向論/吉本隆明

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20180408/p1から続く 先日は、吉本隆明が論じていたと知って、中野重治「村の家」を読んでみたわけだが、そのあとに、その吉本が「村の家」を論じた「転向論」(1958年)を読んでみた。 吉本は要するに、サヨクが転んでウヨ…

批評実業論

佐々木敦×吉田雅史×東浩紀×市川真人×津田大介「批評再生塾第4期無料説明会」 (視聴した) 以下はダイジェスト版。 https://www.youtube.com/watch?v=ohIY8UHHep0

★村の家/中野重治  ★吉本隆明1968/鹿島茂

食事では ありふれたものばかり食べるが、読書では めずらしいものをわりと読む。最近では、中野重治「村の家」。なんでまた「村の家」を読んだのかというと―― 中野重治は私の郷里福井県の出身で田んぼの中にある生家跡を訪ねた記憶もうっすらある、というこ…

★母性のディストピア/宇野常寛

遅ればせながら開く。第3部の宮崎駿批判が予想外にもカンペキな説得力! 唖然としてしまった。しかも続く第4部はその鮮やかなステージアップとして設定されているではないか。かくも長い評論に騙されたと思ってつきあうことにした者のコストにも見合って余り…

私の国

いつも紅白をみて「まるでよその国」と思いつつ、すぐに「これが私の国」と思うようになって、除夜の鐘が鳴る。21世紀にもなって「私の国」などなくてもいいだろうとは思う。しかし、私の国があるとしたら、少なくとも今の私には、ほかのどこにもない。昭和…

オウムとは何だったのか?

「人は死ぬ、必ず死ぬ、絶対死ぬ、死は避けられない」。私のツイートのようだが、じつはこれ、麻原彰晃が説法において好んで繰り返した文句だという。(大田俊寛『オウム真理教の精神史』p.278) ……そうだったか。 そして著者は《オウムとはロマン主義的で全…

ニコ生:三浦瑠麗×津田大介×東浩紀「日本は本当に核を持つべきなのか」

http://live.nicovideo.jp/watch/lv307270946 唐揚げを食べながら軽やかに淀みなくプレゼンする三浦瑠麗の日米核共有政策。これはもう、頑迷で情緒的で非論理的でないかぎり、説得されざるをえない。そう思わせた長い一夜。

ゲンロン0/東浩紀(再読)

『ゲンロン0 観光客の哲学』を再読。郵便的マルチチュードということの核心が、私には、スモールワールドやローティを通して以上に、第二部「不気味なもの」に至って、ついに本当に見えてきた感! 《…観光客の視線とは、世界を写真あるいは映画のようにでは…