世界
カーゴ・カルトは宗教というものが悲劇であるより喜劇である可能性に気づかせる。キリスト教やイスラム教もまた喜劇として眺めていいだろう。「そもそも世界はなぜ存在するんだ?」などと執拗に問いたがる私の信仰もまた喜劇と思えば面白い。 同書は、以下の…
『万物の黎明』を読み始めた。 「人類史を根本からくつがえす」ーーこの狙いは全開にして鮮明。 「西洋近代文明がこの世で最も賢明」という私の固い信念をついに初めてぐらっと揺るがせる一冊になるかも。 自由・平等といった啓蒙思想は実はネイティブアメリ…
NHKスペシャル 選「ドキュメント・エルサレム」(前編・後編)=2004年制作= 視聴した。貴重な映像によって初めて具体的なイメージができてくる感。
世界史を改めて眺めつつ、ああ私たちにはローマ帝国があった歴史しかないんだな、イスラム帝国があった歴史しかないんだな、モンゴル帝国があった歴史しかないんだな、などなど、そんなことを思う。別にこれでなくてもよかったかもしれないのに、結局これだ…
https://bunshun.jp/articles/-/58485 「米国社会について真実を言っていたのはトランプのほうだった」 読んだ。はっとせざるをえなかった。謎が氷解したと言ってもいい。エマニュエル・トッドの論考。 《1999年から2013年までに、45歳から54歳までの年齢の…
bunshun.jp 今日なぜ世界はこうなのか、今日なぜ私はこうなのか、じつによく納得できた。経済と政治の基本構図。
ウクライナに平和を。プーチンにミサイルを。 真面目なことを言う気にならない。
https://www.bbc.com/japanese/video-63168498 ヒジャブをめぐるイランのレジスタンス。 戦争と同じで抗議行動もハイブリッド、調査報道もハイブリッド、そんな一面もうかがえる。 これを機にイランの音楽でも聴いてみるか(個人の関心や知識もハイブリッド…
世界にイランという国があったことを思い出すのは、人体に膵臓という臓器があったことを思い出すような、面白さと欠かせなさ。 イランのヒジャブ、日本のマスク、君のネクタイ、私のパンツ。 * 世界史。ロシアや中国に共産主義の国ができたのが20世紀だとす…
「銃を認めるな」はたまた「中絶を認めるな」がアメリカなら、「原発を認めるな」が日本?
どうせプーチンに事実が伝わっていないのなら、ロシア軍は完全に撤退し「ゼレンスキーは退陣しました。反ナチの新ロシア国家ができました」と嘘をつき通したらどうか。 映画『アンダーグラウンド』あるいは『グッバイ、レーニン!』を思い出す。 * https://w…
https://twitter.com/RALee85/status/1506686575282999301 Mariupol. pic.twitter.com/B8uZlYHTA0 — Rob Lee (@RALee85) 2022年3月23日 JSF@rockfish31「やり方が本当にチェチェンやシリアと変わらなくなってきてる」
www.youtube.com KGRI Virtual Seminar Series「ウクライナ危機と世界秩序」2022.3.2 視聴した。 細谷雄一さんによれば「19世紀が復活している」「短い20世紀」 * (3月27日) こっちも視聴した。 www.youtube.com
プーチンの詰将棋。 * (2月25日) 暴力世界。 悔い改めろ、プーチン。 プーチンには悪魔が降りてきて間近の死期を告げられでもしたのか? 彼のこの乱心は説明がつかないという趣旨のことを、小泉悠氏が先ほどBSフジの番組で言っていた。 実は先日まで、私…
ウクライナ東部では親ロ派軍と政府軍の間で砲撃が始まっているとの報がある。ロシア軍は何もせず居るだけで反応を誘発する。今のところ酵素(触媒)のような働き。 「酵素」と言ってみたかった。 (https://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/seibutsukiso/archive/…
かつてナチスがチェコの領土を要求したりポーランドに侵攻したりしたときが、やっぱりこんな空気だったのだろうか。ちょうど第二次大戦関連の本を読んでいたのでそう思う。歴史とは書物ではなく実際の感触の連鎖なのだと、改めて思う。
ドバイで万博が開かれているようだ。モスクが伝統のシンボルのみならず未来のシンボルにも見えてくる不思議。とはいえ、そもそも中世のヨーロッパからすればイスラムの帝国は未来の文明を結集した世界に見えたに違いない。
こうした考察はじつに興味深い。
もし2001年に同時多発テロが起きなかったら――想像するのは無益か。 歴史は1つしかないという当たり前のことを身にしみて理解していれば、もちろん無益だろう。しかし、あらゆる歴史は「それが起こるまでは」何通りもありえた。私たちはむしろそっちのほうを…
https://twitter.com/GandharaRFE/status/1434245759608705024 もし私がアフガニスタンに生まれていたらどちらの側に育ったかなと考えてみる必要はあるけれど。… * https://twitter.com/hottaqu/status/1434267742979313669 屏風の虎も情報なりや? 量子情…
courrier.jp 欧米は「死んだら終わり」、日本は「死んでも生き続ける」と考える、という。 さて実感としてはどうだろう? ともあれとても興味深い。
courrier.jp アルジャジーラが日本の政治をこれほど総合的に考察していること自体に感動(とりたてて独創的ではないが)。中東の国々について日本はいかほどの知識があるや。(ちなみにアフガンが中東かどうかは微妙らしい)
(8月9日) タリバーンのデルタ株化 (8月14日) www.nikkei.com 戦国時代というものにロマンが掻き立てられるように、戦国地域というものにロマンが掻き立てられたりはしないのか? (8月16日) www.sankei.com 大統領はいない。神もいない。タリバンはいる…
mainichi.jp 《移民の流入の問題や規制の程度の是非について、私は確信をもって「こうあるべきだ」と断じることができない。移民の側にも移民を忌避する側にも、出会ったいろいろな人の具体的な顔が浮かぶので、迷いばかりが心に広がるのだ》
(三浦瑠麗×東浩紀「わたしたちのよりよい分断のために」#ゲンロン210413) 最初のところを聴いているだけだが、コロナをめぐって あらわになった日本社会の足踏みを、もっとも深いところで抉り出し、考え抜き、批判している。そんなふうに感じられる。 (視…
ペンシルヴェニア、東と西でバイデン支持、トランプ支持の違いがくっきり。不在者投票によるバイデン圧勝も明々白々。 https://htn.to/4v7coKgWXd * ジョージアも、まさかのバイデン郵便逆転? https://htn.to/5KRURgSCiF * Michigan Seems Like a Dream t…
陰謀論いろいろ。 それでふと思ったが、この世界やこの人生の背後には、なんらか神のようなものがあり、深い配慮でコントロールしているんだろうと、うっすらとでも思っているなら、それは陰謀論であり、それをすっかり拭い去るのは、わりと難しいのではない…
アマゾンプライムで最近知ったミュージシャン。Jessica Fichot。中国系で米国生まれ仏国育ち。音楽にも多国籍性が反映されていて面白いが、3枚めのアルバムではチャイニーズを全開にしてこれがまたよい。 ★亲爱的上海(DearShanghai) カウリスマキ映画で流…
ためしに「鬼滅の刃」をアマゾンプライムで少し視聴。 さて鬼は現実の世にもいるか? 今フランスの人なら教師を残酷に殺した男をそう形容しても大げさではないと思った。妹が鬼になってしまう不条理と絶望も、妹がイスラム国の戦士になってしまった人なら絵…
『ペパーミント・キャンディー』(イ・チャンドン監督・1999)がアマゾンプライムにあったので視聴した。3度目か。 韓国映画をたくさん見てはいないが、個人的に1番のオススメをあげるなら、間違いなくこの1作。何年たっても揺るがない。 ただそれほどの作品…