東京永久観光

【2019 輪廻転生】

歴史

この世界史しかない

世界史を改めて眺めつつ、ああ私たちにはローマ帝国があった歴史しかないんだな、イスラム帝国があった歴史しかないんだな、モンゴル帝国があった歴史しかないんだな、などなど、そんなことを思う。別にこれでなくてもよかったかもしれないのに、結局これだ…

あけましておめでとうございます

あけましておめでとう。ようこそ「新しい戦前」へ! https://twitter.com/sasakitoshinao/status/1609326284131155973 日本は後期戦後が1982年「笑っていいとも!」から始まったーーという説があった(私による)が、いよいよ終焉か?

『鎌倉殿の13人』呉座勇一さんの解説

あした休みなので、これを見ることにした。 【呉座Solo】大河ドラマ『鎌倉殿の13人』を歴史学者・呉座勇一が解説① - YouTube ウェルメイドな『鎌倉殿』をずっと面白く見てきた者に、この手作り感いっぱいの解説は、主旋律に寄り添った最高のオブリガートで、…

戦と休日

仕事の山場はいつも自分のキャパシティを超え、心身とも疲弊し、大河ドラマならこれは戦(いくさ)なのかと思う。戦がそんなに生易しくないだろうとは思うが、私たちの仕事もそんなに生易しくないだろうとも思う。 しかし、鎌倉の武士にも穏やかな日々はあっ…

割れて砕けて裂けて散るかも

そういえば先日は山県有朋の歌だったが、昨日は昨日で源実朝の歌に大勢の日本国民の心が動いたことだろう。和歌の国の私たち。こちらはリフレインがなかったので、私がもう一度。 大海の磯もとどろに寄する波 割れて砕けて裂けて散るかも 割れて砕けて裂けて…

夜明けの長湯

ところで。 ピョートル大帝と北方戦争。 ピョートル1世/ピョートル大帝 北方戦争/大北方戦争

★評伝 川島芳子

https://www.amazon.co.jp/dp/4166606255 『評伝 川島芳子』(寺尾紗穂 2008年)を読んだ。福田和也『地ひらく』、加藤陽子『満州事変から日中戦争へ』と読み継いできた流れ。その間、ロシアのウクライナ侵略が始まり、旧満州への関心は複雑に深まっている。…

養老孟司さんがゲンロンに登場

きょうはこれを生視聴中。 shirasu.io 養老さんの話はどれも、私たちの知性の魂を静かに揺り動かす感じだった。特に興味をひかれたのは、「時間とともに変化するものを私たちは如何にして捉えることができるのか(できないのではないか)」(趣旨)という話…

青年 義時の教養小説

『鎌倉殿の13人』、盤石のドタバタをまぶしつつ、しだいに青年 義時のビルドゥングスロマン(教養小説)っぽい趣きに。今回は特に。さてしかし、次はピカレスク、次はホラー、スプラッターと、容赦なく切り替わっていく予感も。 ともあれ義時はまだ出来事の…

ビザンツの中心からヨーロッパの辺境へ

ウクライナをヨーロッパはなぜ「静観」するのか | ウクライナ侵攻、危機の本質 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース 面白い視点! 《ヨーロッパは衰退するオスマン帝国の領土をつぎつぎと奪ってゆく》 《ここで、19世紀のヨーロッパから見た視点…

満州とウクライナ、労働と戦争

先日、福田和也『地ひらく―石原莞爾と昭和の夢』を読んで いたく感動したのが、どうにも疚しくも感じられ、加藤陽子『満州事変から日中戦争へ』(岩波新書)を真面目に読むことにした。そこにはウクライナを侵略したプーチンの胸のうちも当然ながらオーバー…

ロシアによるウクライナ侵攻のおそれ

かつてナチスがチェコの領土を要求したりポーランドに侵攻したりしたときが、やっぱりこんな空気だったのだろうか。ちょうど第二次大戦関連の本を読んでいたのでそう思う。歴史とは書物ではなく実際の感触の連鎖なのだと、改めて思う。

★鎌倉殿の13人(NHK大河ドラマ)

今年は大河を見るか。 「わりといいやつだったな」(時政による頼朝の第一印象) https://www.nhk.or.jp/kamakura13/cast/01ito.html 伊豆が流刑地だったというのは、ふだん思うことはない。1175年。――温泉に行きたい! 頼朝28歳前後。 * (1月27日) 北条…

ドバイで万博

ドバイで万博が開かれているようだ。モスクが伝統のシンボルのみならず未来のシンボルにも見えてくる不思議。とはいえ、そもそも中世のヨーロッパからすればイスラムの帝国は未来の文明を結集した世界に見えたに違いない。

★シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇

『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』、盛り込まれたテーマは多大で、思うところも多大で、その主要テーマではないけれど、「シンボルグラウンディング」の訓練が具体的に描かれることになっていたのが、妙にツボにはまった。 それにしても、『シン・エヴァン…

山口百恵 最後のコンサート

NHKで山口百恵 最後のコンサート。昭和はこのあたりでホントは終わったのかも。以後の80年代は空気ががらりと変わった。思い出せばそんな感じ。

ノルマン人のタペストリー

1066 ノルマン・コンケスト 1077 カノッサの屈辱 テストがないと楽しい世界史! natgeo.nikkeibp.co.jp

近代から中世へ

データ基本権とは何か 「新しい中世」の憲法改正案: 日本経済新聞 興味深い視点! 《プラットフォーマーを中世の西欧で国家と並び立った教会権力に比肩する「新たな統治者」と位置づけ、二重権力の「新しい中世」への対応を説く》 ものごとのグローバル化と…

スタンダール『赤と黒』(読了)

https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2020/08/20/000000 ↓(続) 『赤と黒』は読み終えている。恋の炎、最後は昼メロかとおもうほど燃え上がる。そしてストーリーは急転直下(文字通り何かが急に落ちてきて終了) ※以下は読書中のメモ(ほんの少し) 《町…

【生放送】三浦瑠麗×東浩紀

視聴中!live2.nicovideo.jp (9月26日) 先日の対談で東浩紀が、運動は学校を前提とした生徒会の申し立てや政府を前提とした国民の申し立てにすぎないが、革命はそれと違い学校や政府を前提にしない、という主旨の指摘をしたあと、革命をどう思うかと問いか…

★スタンダール『赤と黒』(続)

https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2020/07/30/000000 ↓(続) スタンダール『赤と黒』をまだ読んでいる。 下巻に入ると、ジュリヤンと貴族令嬢マチルドの恋の駆け引きみたいなことが グダグダと続き、それは純真だけど幼稚にも見えて、少々退屈だった…

★赤と黒

『赤と黒』(光文社古典新訳文庫)読書は下巻へ。 ジュリヤンはパリに上京。高名な侯爵に秘書として仕え、その邸宅で一家とともに暮らしている。貴族のサロンというものが描写される。それは爵位や勲章を携えたマウンティング合戦のようでもある。ジュリヤン…

ダーウィンとジュリアン・ソレル

ダーウィンは1809年生まれ。『赤と黒』の主人公ジュリヤン・ソレルと同い年かもしれないと知る。ただし、ジュリヤンは庶民の家に生まれナポレオンにあこがれて立身出世を夢見たのに対し、ダーウィンはとても裕福な家に生まれ、研究者になりたいと考えた。ぜ…

★21世紀の啓蒙/スティーブン・ピンカー

ピンカー『21世紀の啓蒙』(上)は人類の未来に毎度ながら強烈に楽観的。感想をツイートしようとした矢先、コロナパンデミックが襲ってきたので、ツイートは控えていた。その後やっとコロナが収束してきたので今こそと思ったら、今度はアメリカが大騒乱で、…

ツイッター進化論(随時変異)

なんかちょっと読むとか、なんかちょっと言うというのが、日々の基本の欲望になった感がある。 おかしなことに思える。しかし、そもそも、それなりに長いものをそれなりの構えでしっかり読んだり書いたりということが、一般の人々の間に普及したのは、近代以…

★レ・ミゼラブル ★フランス史10講

NHKのドラマ『レ・ミゼラブル』がきっかけで、フランス革命後の歴史が知りたくなり、『フランス史10講』という岩波新書を読んだ。高校世界史の教科書よりは詳しく、各イベントの背景や推移を解説し、またその意義を踏み込んで考察していて、勉強になった。 …

沢田研二「TOKIO」1980

深夜にジュリーの曲集など聞いている。すべて懐かしくすべて名曲で驚いてしまう。主に70年代のテレビとラジオ。とくにファンということもなかったのに。ベストというなら「君をのせて」「危険なふたり」「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」「TOKIO」……

いくやまいまい おやいかさかさ…あべのうそうそ

★三体/劉 慈欣

『三体』(劉 慈欣)を読んでいる。 意外にも文化大革命の一幕から始まる。糾弾されているのは科学者。相対性理論もビッグバン理論も「反動的だ!」と断じられる。「すべての反動的学説を打倒せよ!」 ホントにそんなこともあったのだろうか? 紅衛兵「お前…

世界史と他者の実在感

WindowsのWordと、MacのPagesは、リンガ・フランカが存在しない。 「リンガ・フランカ」と言ってみたかった。フランク王国に由来するらしい! * 先日「フランク王国」と書いたのは、最近 世界史の本を読んでいるからだ。山川出版『詳説 世界史研究』。同じ…