東京永久観光

【2019 輪廻転生】

歴史

沢田研二「TOKIO」1980

深夜にジュリーの曲集など聞いている。すべて懐かしくすべて名曲で驚いてしまう。主に70年代のテレビとラジオ。とくにファンということもなかったのに。ベストというなら「君をのせて」「危険なふたり」「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」「TOKIO」……

いくやまいまい おやいかさかさ…あべのうそうそ

★三体/劉 慈欣

『三体』(劉 慈欣)を読んでいる。 意外にも文化大革命の一幕から始まる。糾弾されているのは科学者。相対性理論もビッグバン理論も「反動的だ!」と断じられる。「すべての反動的学説を打倒せよ!」 ホントにそんなこともあったのだろうか? 紅衛兵「お前…

世界史と他者の実在感

WindowsのWordと、MacのPagesは、リンガ・フランカが存在しない。 「リンガ・フランカ」と言ってみたかった。フランク王国に由来するらしい! * 先日「フランク王国」と書いたのは、最近 世界史の本を読んでいるからだ。山川出版『詳説 世界史研究』。同じ…

2019年10月22日 覚え書き

https://twitter.com/selfcomestomine/status/1185590074039095296 山や河には心なんてないのにあるかのように思いこむ。それと似たことで、人間にも心なんてないのにあるかのように思いこむ、ということか! 実際にはきわめて多様で散漫でしかない感情や意…

たほいや

タピオカは、手にすることが一度もなく、過ぎ去っていくのだろうか。瞬時に滅んだ幻の国のようだ。安土桃山時代のようだ。 (偽)満州国のようだ。

必ず最後に数は勝つ

必ず最後に数は勝つ―― 民主主義を多数決という意味で捉えると、それはもう、雨が降ったり山が崩れたりするのと同じ自然の現象。(いや自然すら超えた原理=数学かもしれない) なすすべなし。 とはいえ、近代というのは、広い意味で、「自然のなすがまま」を…

石器時代はどこかで終わったが、電気時代は、この先ずっとかもしれない

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」中止

あいちトリエンナーレ2019で「表現の不自由展」が中止になるという出来事が起こった。 それに関するツイート、時系列で。 <8月2日> https://htn.to/vRoZcL3m7M 芸術と政治の素晴らしい演習問題。正解が知りたい。 <8月3日> https://htn.to/3Uyr3eFCV1 「…

職業図鑑

Before There Were Alarm Clocks, Knocker-Ups Were Paid to Wake Up Their Clients by Knocking! 時計がまだ高価で信頼できなかった時代の話ということで、じゃあそれ以前 寝坊助はどうやって起こしてもらってたんだ? と思うわけだが、それ以前は無理に起…

★存在の耐えられない軽さ(続き)

https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2019/04/30/から続く 『存在の耐えられない軽さ』読んでいる。 小説を読むのが以前に増して遅くなった私としては驚くほどのスピード。とても複雑なことが書いてあるのに、とても面白い複雑さであり、しかも、きわめて…

天皇制におけるゲームの規則/進化論におけるゲームの事実

https://htn.to/2XbyZm7rE1 「愛子天皇」待望論者たちよ 、もう一度壬申の乱を起こしたいのか(倉山満) 面白く読んだ。 「天皇は男系にかぎる」はゲームの規則ということか。いや、私たちの尊き皇室信仰のすべてをゲームと呼んでもいい。7世紀から一度もリ…

耐えられないこともない、その存在の、軽さと重さ(改元を前に)

https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2019/04/28/から続く 『存在の耐えられない軽さ』。映画では、窓の下に眺めたプラハの市街地をソ連などの共産軍の戦車がいきなり縦列進行してきたシーンが、印象に残っている。しかし小説では、今のところ何ら衝撃を…

ノスタルジー再帰性

村上春樹の小説を思い起こす?(以下) https://twitter.com/masayachiba/status/1116309788055359488 村上春樹の過去の小説にあったノスタルジーが現在の小説ではフェイク化した説。あるいは、過去から一貫してフェイクのノスタルジーにすぎなかった説。 そ…

藤原道長

そうだったのか!🌕 https://twitter.com/MomentsJapan/status/1065931768740507648言語のstatusは大激変した大激変したとそんなことばかりツイートしているわけだが、1000年たっても変わらないところもあるのだった。そうこうしているうちに「藤原道長さんか…

月曜日の綱渡り

世界史では「長い16世紀」というのがあるが、私のほうは長い月曜日だった。深いため息。社会的綱渡りというか、良心的綱渡りというか。じつはとっくに落ちて死んでいるゾンビ的綱渡りというかちょっと思い出した。「月曜日のロボット」https://rutube.ru/vid…

★夜の果てへの旅/セリーヌ

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20180801/p1 から続く。 ずいぶん日が経ったが、セリーヌ『夜の果てへの旅』は読み終えた。記憶が流れて消えていかぬよう、少し書き留めておきたい。 =以下はすべて下巻について= 上巻は、第一次大戦の前線、その銃後のパ…

★岸和田少年愚連隊/井筒和幸(1996)

アマゾンのプライムでついだらだら映画をみてしまう。これは投資なのか消費なのか浪費なのか? とはいえ『岸和田少年愚連隊』は、初めてみたけど、痛快だった。それにしても、やんちゃもまた100%青春の浪費だ。映画の冒頭シーンはラストシーンの先どりだっ…

★ホモ・デウス/ユヴァル・ノア・ハラリ

いくら先が読みたいからといって、まじにネットから離れたくなるほどの本なんて、近ごろまさかあるまいと思っているわけだが、『ホモ・デウス』(ユヴァル・ノア・ハラリ)だけはやはり例外だった。前著『サピエンス全史』の最後に問いかけたシンギュラリテ…

★夜の果てへの旅/セリーヌ

気が向いて小説を二つ読み始めた。セリーヌ『夜の果てへの旅』と大江健三郎『取り替え子』。どちらも初めての本。ネットからなんとしてでも離れようという動機が隠れていたかもしれない。 ◎大江健三郎『取り替え子』についてはこちらへ セリーヌ『夜の果てへ…

急坂 上る 下る

https://twitter.com/masato009/status/967795301615419392 上記ツイートをきっかけに以下―― 『青春の殺人者』の映像とエンディング曲「 It's Good to Be Home Aga」が、Youtubeにあった(下)https://www.youtube.com/watch?v=qEy7BZqJbts この映画『青春の…

落合陽一

「指数関数的成長にとって、すべての点は、いつでも始まったばかりだ」と、落合陽一がさっき言っていたんだけど、近代においては人生自体が凡人でもわりとそうで、どれほど貯めこんだり抱え込んだりしたとしても、長くても1年か2年もすれば、ほぼ無視してよ…

空海と救済

このあいだ『ブラタモリ』が高野山を訪ねていて、行ってみたくなり、そろそろ「空耳アワー」かなと思っても始まらず、「タモリさん 曼荼羅ってどういうものか知っていますか」と聞かれ、すんなりと答えたタモリに敬服し、空海と古代の仏教への憧れが生じ……空…

これはイデオロギーの戦争なのか?

近ごろ世界史に興味がわき、その流れもあって、『もういちど読む 山川 世界現代史』なんてのを読んだのだが、やっぱり面白い。おおよそ知っているべき19・20世紀なのに、カンどころが全然わかっていなかった、というか端的に知らなかった、ということに あき…

1864年、1941年、2017年

《国際環境よりもむしろ国内環境の調整のほうが、日本人統御にとって必要であった。このことはその七十七年後、世界を相手の大戦争をはじめたときのそれとそっくりの情況であった。これが政治的緊張期の日本人集団の自然律のようなものであるとすれば、今後…

攘夷とか護憲とか(そして尊王とか)

「攘夷」が「開国」に変わるって、「護憲」が「改憲」に変わるようなものだったんだよ、きっと! 70周年の節目に、凄いことに気がついたぞ。第9条は日本の平和に役立ったと思う。第1条も日本の平和に役立ったと思う。戦後の日本に「憲法」と「天皇」は最も有…

★世に棲む日日/司馬遼太郎

このところ『世に棲む日日』(司馬遼太郎)を読んでいて、そこでは、黒船以降にわかに勢いづいた長州や薩摩の動きにより、日本の政治は一気に揺れ動くのだが、いま東アジア4月以降の激変もすごいものがある。1980年代末からベルリンの壁もソ連もあれよあれよ…

『サピエンス全史』読み終えた

(ここからの続き↓) この本の素晴らしさは、専門家の知識を述べ立てるところにはない。誰もが知る現世人類の道程から「言われてみればそのとおり」の事実と評価をいくつも提示することだ。そのサピエンスの事実は決定的な驚愕に値し、しかもその評価の優美…

『サピエンス全史』(終盤)

(ここからの続き↓) この本は、人類が、社会や生活の基盤を、劇的に、しかも、幾度も、変容させてきたことを、思いがけない視点から、ありありと実感させるわけだが、下巻の終盤まで来ても、その勢いは衰えるどころが加速している。近代科学による激変、資…

★サピエンス全史(下巻)

(ここからの続き↓) 宗教に関する考察。ここはさして新味もなかろうと思っていたら、完全に裏切られた。宗教の本質…というかむしろその単純かつ基本の事実が淡々と指摘されていくのが、決定的に面白い。「そういえばそうだ!」と今さら気づかされること、多…