東京永久観光

【2019 輪廻転生】

音楽

ティグラン・ハマシアン

年に2〜3曲は「これは!」というのに出会うが、今はこれ。★The Poet/ティグラン・ハマシアン(『Shadow Theater』2013)https://www.youtube.com/watch?v=0EPxV8xl-e0だいたい「アルメニアってどこだ?」という点からして素晴らしい。おまけに、そのアル…

武満徹作曲賞

武満徹作曲賞本選演奏会というのが、わりと近所のオペラシティで開催されるとわかり、聴きに行ってみた。ふつう思い浮かべる音楽とはおよそ遠いものだろうと予測はしていたが、はるかにとんでもないものが現れて、壮観と言うしかなかった。数十人のオーケス…

転向とリツイートのマルコフ過程!

『世に棲む日日』に「きのうは勤王 きょうは佐幕」というくだりがあり、「きのうは近所 あしたは砂漠」という大滝詠一のフレーズが浮かんできて、まさか…偶然? と思ったが、どうも偶然ではないようだ。 「Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba 物語」(『A LONG VACATION』)…

★騎士団長殺し/村上春樹

《たそがれには うつむきかげんの 少女が よく似合う 悲しそうな 目をして たたずんでいる 一人ぼっちで 僕はといえば 古びた ギターケースに 腰掛け くわえたタバコに 火をつけて ため息ひとつ こぼした》 唐突だが、これは70年代、私がまだ10代だったころ…

★ヤングブラッズ/佐野元春

《ハガネのようなウィズダム 輝き続けるフリーダム》 久しぶりに聴いた。 佐野元春「ヤングブラッズ」(『カフェ・ボヘミア』) アメリカが100%あこがれだったころ。 そして今日のアメリカ。《争うばかりじゃ人は悲しすぎる》

Silly Love Songs  

神が実在する日、愛が実在することにする日。抽象するのが人間の特性でありサガでもあろうが、抽象的な歌というのはない。個別の歌がある。偶有性。歌は無限にありそうで、無限にはなく、それどころかたいしてたくさんない。無数の国がありそうで実は200くら…

言葉を垂れ流すか 絞り込むか

「どんな言葉並べても 真実にはならないから」(花束を君に・宇多田ヒカル) このことに強く思い当たったことがある人や、実際に言ったり書いたりしたことがある人は多いだろう。 言葉は本当のことを表さない・本当のことを伝えない身にしみてそう思ったとき…

たまには褒めよう

ツイッターとかで、だれしも、わたしも、いろんなことを、とかくディスることになるのが、どうしたものかと思うわけだが、ディスるというのは、少なくともその人物や状況を「とにかく理解して処理したから」という自分なりのサインではあるのだろう。そうで…

We come in the age's most uncertain hours …

◎現代の国際関係 − 抑止戦略の限界に直面《抑止戦略に頼っても軍事介入に頼っても平和と安定を期待することができない、そのような世界に私たちは生きている》(藤原帰一)だれもがそう思っている基本認識だけが書いてあるように思えるが、この人に穏やかに…

春へ

確定申告の用紙を取りに税務署に出向く。まだ寒い。防寒帽が両耳を覆っているところへ、花粉予防のマスクの紐をひっかけなければならない。手袋を紛失したのだが、今さらまた買うべきか迷う。そんな季節。 「春よ、来い」松任谷由実、良い歌だ。いつも思うが…

言語が便利すぎる進化的理由とIT的理由

イブライム・フェレールという人の歌が素晴らしく良いことを、外出先で他人に伝えるにはどうするか。歌声を録音したものを持って行って聴いてもらうのが一番いいが、それが無理なら、「イブライム・フェレール」という名前を伝えるのが、現在のところ最も妥…

煮詰まって久しい

音楽クラウドサービスがすごいと聞き、ためしにグーグルを使ってみて、ほんとにもうBGMは未来永劫完全解決!という感じだが、思いがけないカバー曲を聞けるのも大きい楽しみの1つ。思い切り気だるいジャズになったスーパートランプの「ブレックファスト・イ…

★オルフェオ/リチャード・パワーズ

ド・ミ・ソのミが半音低いだけで、なぜ暗く悲しく響くのか、ということが15年ほど前からずっと気になっていた。これは相当幅の広い問いのようで、音楽の領域にとどまらず人間の心理や世界の文化史なども関係してくるだろう。そうなると、その問いをより良く…

神が不在なら…

少なくとも3.11の地震・津波・原発事故のあと日本中の大勢の人が「人知を超えた何か」みたいなことをたぶんそれなりに考えていると思うのに、同じく「人知を超えた何か」を考えていると思われる(旧)オウム真理教の人を何故これほど拒絶するのか、不思議と…

ゲラゲラポーの音階は何だろう? 

「ポー」を「ドー」とみなすと「ミ♭・ミ・ミ♭・ミ・ドー」。長調と短調の混在。というかそもそも「ゲラゲラポー」って何だ? ピーヒャラピーヒャラみたいなものか。妖怪ウォッチにわかファン。米マックスにまけるな!

ことしのサンタはきっとドローンでやってくる!

考えてみれば、サンタクロースは二次元ですらない。人間でも生き物でも小説の主人公でもなく、3Dでも絵画でもなく、幻。それでもクリスマスは実在するから阿呆くさい? それとも、それでも実在するから素晴らしい? この前『インターステラ−』で、トウモロ…

音楽は感情と同一ではなさそう

聴いていて本当に気持ちの良い曲とは、私の場合、喜怒哀楽に直結しないイメージではないかと気づいた。日ごろの具体的な悲しみや怒り、喜びや楽しみの感情に同調するというのではないのだ。それらを癒やしたり掻き立てたりもしないのだ。実は。たとえば… 「B…

★愛のむきだし/園子温 

やっとDVDで見た。この「世紀の傑作」がパンチラ映画だったとは! 冒頭から名付けようのない期待が膨らむ。パルプ・フィクションを見せられた日のような。マンガ・フィクションとでも呼ぶべきか。……ところが結局、キル・ビルを見終わったときのような、がっ…

★subzar/subzar(2014)

先日 タワーレコード新宿店を久しぶりに覗いたら、ポストクラシック系コーナーで一押しだったのが、この英国のバンドsubzar(サブザー)バイオリン、チェロとアコースティック・ギター2人のカルテット。非常によい。ケルト風とも評される。4曲目(以下)でギ…

★狂気/ピンク・フロイド = my favorite 音楽 30 =

3曲目「The Great Gig in the Sky」(虚空のスキャット)のボーカルはゲスト女性だ。常識中の常識であろうことに、私は今ごろ気づいたという話。 ◎ http://www.youtube.com/watch?v=UqCEPytSFqUたしかに どう考えてもピンク・フロイドのオッサンくさい声で…

「え〜と、ほら、あれ」で検索

年をとると固有名が笑えるほど出てこなくなる。さっきもiTunesで聴こうとおもったあれの名前が出てこない。曲をアーティストの50音で並べているので、え〜と…というふうに探しあぐねてしまう。50音程度だからよいが、日本語がもし1000音とかだったら、どうな…

ヨナ抜き、饒舌、セレナーデ

太田裕美を聴く。ちょっと忘れていた歌ほど懐かしい。「南風」とか。なんだか言葉数がやけに多いのが面白い。《Let's Shine 出逢いは突然で 目がくらんでしまった Just Now 君の瞳の謎を今年は解いてみせる 君は光のオレンジ・ギャル》◎https://www.youtube.…

★アンダーグラウンド/エミール・クストリッツァ(1995年)

■バルカン・トラッド・パンク?活動家のマルコと女優のナタリアは盟友たちを騙して地下室に閉じ込めている。その裏切りの罪を忘れ去ろうとするかのように二人は愛欲に溺れる。そのシーンで流れていた音楽が「異国風パンク」とでも言いたくなるインパクトで心…

音楽・言葉・数学

リズムやメロディーの心地よさは歌詞の意味を超えていると思うことがよくある。しかし、言葉が1ミリのすきもなく指定するときの意味もまたとても心地よい。数学のエレガントな心地よさもきっと似ているのだろう。

鼻歌でツイート

みんな、気持ちをいちいち言葉にしてツイートするけど、気持ちをいちいち鼻歌にしてツイートできるといいね。ただ、「かなしい」というきみのツイートは、言葉であるがゆえに、「かなしい」という他のだれかのツイートと、確実に連結し、想定どおり拡散する…

ベートーベン 弦楽四重奏曲 第13番 第5楽章

死ぬ時にはせめて、こんな気持ちになれたら、まだしも安らかだろう。最後、もう息が絶えそうで、なかなか絶えないところが微妙。 * ◎NHKスペシャル「家で親を看取(みと)る その時あなたは」視聴 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0421/index.htm…

では文化は?

経済は結局のところ 時代とともに良くなってきた。 (戦争や革命といった無茶さえなければ) しかし、ふと疑問。 文化は、時代とともに良くなる、とはかぎらない? 文化は同じコースを何度も回り続けるのか? (戦争や革命といった無茶さえなければ) あるい…

ライフハック的コード展開

薬師丸ひろ子に「Woman "Wの悲劇"より」という歌がある。 https://www.youtube.com/watch?v=EFKko7sEquM 松任谷由実(呉田軽穂名義)の作で いつからか私には定番中の定番の1曲。 ただ、この歌のサビ 「ああ 時の河を 渡る舟に」の部分の コードが何なのか…

アート・リンゼイ

アート・リンゼイといえば、アンビシャス・ラバーズとかいうユニット名(?)のアルバムを大昔聞いたことがあり、ずっと忘れがたい印象だったので、この際手に入れようとおもい、先日ネットを探したらCDもあったが、データを買うほうが早いのでそっちを買っ…

雑感

まるで今にも世界が終わるかのような悲嘆。これじゃ本当に世界が終わるときはどうするのだ。 * ――では、本当に世界が終わる話―― 野の花診療所の徳永さん。こういう場所や人がたくさんあるといい。爆笑学問 http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20110519.…