東京永久観光

【2019 輪廻転生】

発現する業務と遺伝子

それにしても今回、組織的なプロジェクトに加わって思ったのは、多数のスタッフが与えられた各々の業務を淡々とこなすのは、遺伝子の発現さながらだ ということ。

細胞が滞りなく再生産されたり臓器が計画通り出来てきたりするのは、人体もプロジェクトも同じなのかもしれない。複雑すぎてどうやってゴールまで行くのか検討もつかない臓器であってもプロジェクトであっても、徹底した指揮系統と徹底した忠実遂行があれば、達成できるのだ。

そこには質問と応答の細かいプロトコルも手順もすべて定められている。会議とかメールとか。ゲノムの場合もDNDのどこかにそれが記されているはず。それをみんなが守って協調しないとプロジェクトも人体も達成できない。

そしてもう1つ知ったのは、私は今回本当によく仕事をしたけれど、多くの人は常に本当によく仕事をしているということだった。人体という奇跡も仕事という奇跡も なんだか平ちゃら。まさにアメイジングでインクレジブルでアンビリーバボー。

要するに「人体もすごいが会社もすごい」ということ。ゲノムやスタッフにバグがあったら困るということでもある。スタッフには、がん遺伝子も紛れ込むこともあるが、そのときは誰かが がん抑制遺伝子の役目をする。君はどっちだ?

 

こういう話のついでに書いておくと―― 私たちの親はみな、子どもをもうけたという点では、生物進化の適者ととらえることができる。ただし、私たち子どもがみな、生物進化の適者だとはかぎらない。このことを私たちは忘れている。

私たちは自分のゲノムにはなんらかの微妙な変異(バグ)のセットを抱えている。そのバグはほかの誰とも一致していない。そのバグが生物進化や会社進化にとって良いバグか悪いバグかで、私の人生の彩りは変わる。体や頭や心の定型度も変わる。それはどうしようもない。

 

 

 

 

 

 

改元ジャパニアン狂詩曲

ゼロサムか、なるほど〜

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この2か月あまり仕事が怒涛のごとくで、やっと波が引いたら、ふと『騎士団長殺し』の続きが読みたくなった。仕事システム世界とは完全に異なる秩序と相貌としか言いようがない春樹システム世界。文庫化されるとか?

あやうく令和の過労死

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令和オキシトシン

http://htn.to/4rGL1V

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私の中の国民と非国民。令和。

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きっとGoogleの検索や翻訳の人工知能は驚いている。おいきょう日本に何があった? 「オーケーグーグル、いいから早く変換できるようにしろ!」

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その出来事によって、世界の秩序とか社会の機構とか個人の心情とか、いっしょくたになって一気に噴出してしまうような出来事が、まれにあることを、私は2001年と2011年に知ったが、今日もやっぱりちょっとそんな感じ。

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元号とは何か? 神とは何か?  ヒンズーが横に広がる多神教なら、日本教は縦に連なる多神教

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仕事の話をするならば、わびしさの底にあることの1つは、どうしてもぬぐえないアウェイ感。さて、令和の日本。きょう、あなたはホームですか、アウェイですか? (私は、実は、アウェイ感よりホーム感を味わっていることを、告白せざるをえない)

いやつまり「勤労なんてオレの人生じゃないぜ」と言い切るのは、実は相当難しいんだけれど、「元号なんてオレの人生じゃないぜ」と言い切るのも、これまた案外、相当難しい、ときょう思ったということ。

東浩紀は「家族というものが所与でありかつ無根拠であることが、国家というものが所与でありかつ無根拠であることのひな形なんだ」という主旨のことを、このあいだゲンロンカフェで語っていたけど、所与であるのみならず、むしろ無根拠だからこそ、転覆させようがないとも言えるのか。令和。

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だけどやっぱりすごいな。昨日までは、世界のいかなる事実とも結びついていなくて、Googleすらまったく知らなかった、なんかへんな2文字の宇宙を、1億人あまりが、あっというまに、なんらの違和感なく、受容できてしまった。

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民主主義の対極にありつつ、独裁ともポピュリズムとも なんか違って、不思議な不思議な令和主義。

令和がもっともらしく出てくるのは、騎士団長がもっともらしく出てくるのと、同じくらいおかしいんだけど、同じくらいそういうものなんだということだ。

なお、日本一もっともらしい男といえば、安部晋三(テレビ生出演)

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<4月2日>

令和は昨日のうちにみんなで消費し尽くしたので、今日は新しい元号の発表が待ち遠しい。

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http://htn.to/ep6A5gv6xz9

いやー、これが私の国なんですよ。ユーにはわからないでしょう。私は正真正銘の日本国民だ、ナショナリストだ。つくづくそう思う。いやほんと。 /

それにしても、イラストやのこの1枚、ベラスケス「侍女たち」のような、めまいに誘われる。

https://bijutsufan.com/baroque/pic-velazquez/lasmeninas/

http://blog2.hix05.com/2015/11/post-2090.html

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号外配布転倒混乱で「令和」の使用自粛へ

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190401/k10011869181000.html

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そういえば、「平成」発表のときも、長い仕事のゴールの日で、官房長官のあれを、たしか職場のテレビでみた。昨日もそんなかんじだった。私の元号は「勤労」が長く続いている。

やっぱり「長く生きるといろんなことがある」

 

 

 

 

 

 

帳尻

いろいろ帳尻を合わせて生きていく。確定申告とかも。帳尻を合わせるために、空爆したり銃乱射したりアンコールワットまで行って人を殺したり、せざるをえないことも、あるのかというと、絶対ないとは言えまい。でも、確定申告は少々適当でもいいが、後者が少々適当でいいとは今の私には思えない。

 

 

 

 

 

徒然(草w)

なんか私もこんなかんじで仕事がいつまでも終わらないんじゃなかろうか
https://twitter.com/renkon2525/status/1107242709763284992

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毎日Twitterしてる人とfacebookしてる人では、世界イメージや人生イメージが、ヒンズー教徒とキリスト教徒ぐらい、異なっているかもしれない。

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「やらない」と決めたらテコでも動かない。その頑固さがオレを救うか滅ぼすか。♪ あしたは、どっちだ

https://www.youtube.com/watch?v=qu45ZvcDOAI

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コカインを吸うのは許せても、ネコを虐めるのは許せない。理由はうまく言えないが、私はそうだ。

 

 

 

つれづれ(その反対)

夜中に布団の中でタブレットを支える腕の筋肉が太くなる。現代病。

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きょうも千葉雅也に救われる。
https://twitter.com/masayachiba/status/1106954218198319104

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しかしまあ、家族より会社の人と長い時間を過ごすってスゴいことだな。土曜日に会議で。悪気のない人物が相手なのが幸いだが、ゆえにもう笑いがこみ上げてきた。

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ツイッターを眺め続けると、頭は散乱するばかりだけれど、なぜか心は安定する。体は寝たきり。
 
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難題というのは実は3つくらいなのだろう。それくらいでいつもスタックしてしまう。だから、せいぜい1つか2つクリアすればよいともいえる。これが4つや5つだと、おそらく最初から限界を超える。

これはきっと、長編小説のテーマがせいぜい3つくらいでないと、なかなか読みづらいという事情に似ている。

もちろん人工知能さんなら、ぜんぜん違うだろうが。