東京永久観光

【2019 輪廻転生】

電脳

川上量生☓松尾豊☓井上智洋 鼎談

「デジタル・レーニン主義」という用語があるそうだ。中国などの全体主義の国がAIを使って人々を統治するような文脈。文藝春秋3月号の川上量生☓松尾豊☓井上智洋お三方の鼎談で。 実はこの文春、芥川賞「ニムロッド」(上田岳弘)を読もうと思い手にした。「…

指というインターフェース

南インドの人は、手の指でカレーと米飯をこともなげにこね合わせ口に運んでいた。実際に見るとなかなかカルチャーショック。私は真似をする気概もなくスプーンを使った。 キーボードで文字を打つ私の横で、スマホに指先で文字を打つ人を、まじまじとみている…

ツイッター深層学習

はてなブックマークの時代からそうだが、「いいね」やリツイートの集積によって、自分の思想や言動は微妙に調整される、という実感がある。しかも、そうした無意識下の調整を意識的に利用するつもりで、あえてブックマークやリツートをすることもある。人間…

つれづれ

ディスったり藁ったりイライラしたりするために年中タイムラインをたどってるわけじゃないよね。もっと驚いたり気づいたりあきれたり笑ったりワクワクしたりしたい。 * 正月のデジタルトランスフォーメーション化を思いつく。すなたち娯楽・教養すべてネッ…

ホモサピエンスの進化と絶滅

キイボードの文字がどう並んでいるかを思い出すには、指先の動きを思い出さないといけなくなっている。自転車に乗れてしまうともう、自転車の乗り方を説明できないみたいな。しかし今どきスマホでなくてパソコンの話なのは、私は原人みたいに絶滅方向の進化…

腰問題

腰が相転移した(凝固した)ので、せいぜい指しか動かせないのだが、インターネットはそれで十分なのだと知る。ついでに目さえ動けば頭が凝固していても大丈夫な気がする。腰を痛めていると、あらゆる動きが最小限になる。無駄ゼロ。無理ダメ。つられて仕事…

★日経サイエンス 2018年12月号 特集:新・人類学「ヒトがヒトを進化させた」

《人間は人間が作った》すなわち《自らの反応を自ら持続させる化学反応にも似た終わりのないプロセスが人間の認知能力と文化を進めてきたのだ》。(K.ラランド)さらに言い換えれば、《文化の継承は遺伝子の継承と全くかわらない》という見方。素直に激しく…

ツイッター進化論(随時変異)

新しい単語を自分がいちいち作らなくても、たいていのことは表現できるように、新しいツイートを自分がいちいち作らなくても、たいていのことはリツートで済むようになる未来が見えるなり。

★ホモ・デウス/ユヴァル・ノア・ハラリ

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20180917/p1 から続く ↓『ホモ・デウス』は読み終えているのだが、その内容は、私がここ5年〜10年ずっと考えてきたことと、あまりに同調している感じがするので、感想をまとめようとしても繁茂するばかり。むしろ今私が一番…

★ホモ・デウス/ユヴァル・ノア・ハラリ

いくら先が読みたいからといって、まじにネットから離れたくなるほどの本なんて、近ごろまさかあるまいと思っているわけだが、『ホモ・デウス』(ユヴァル・ノア・ハラリ)だけはやはり例外だった。前著『サピエンス全史』の最後に問いかけたシンギュラリテ…

イエス長谷川×ムハンマド松尾(10mtv)

https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=2241長谷川眞理子さんと松尾豊さんが対談している。『舞踏会へ向かう三人の農夫』とか『サピエンス全史』とかをブックオフの100円の棚で見つけたみたいな幸運。 金科玉条とはこのことだ(あるいは金華ハム…

とうとう祖国が消滅する…

http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20180830/blog_unify (「はてなダイアリー」終了のお知らせ)

ツイッター進化論(随時変異)

動物がワンとかニャーとか声をだすとき、それは「いいね」なのだろうか、リツイートなのだろうか。いや、そもそも、どちらもしない動物のほうが、はるかに多いように思う。人間はなにかと多感で饒舌で、しかも共感というものをなぜか信じ求める。あるいはい…

「かざす、わかる、生きもの図鑑」

https://lens.linne.ai/ja/ 思い出したのは―― 『さらば箱舟』(『百年の孤独』)とか、『伝染るんです。』の包帯少年とか? 『さらば箱舟』はこちら↓https://twitter.com/mouchette1967br/status/998683136488751105 『伝染るんです。』包帯少年はこちら(あ…

体で計算するコンピューター(日経サイエンス記事)

http://www.nikkei-science.com/201808_032.html 計算士を思い出した(世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド)

脳はVRも現実

http://bunshun.jp/articles/-/8602 「為末大が驚いた! VRによる「コツのビジュアル化」は革命だ」《その影響力の強さを支えているのが、「VR内での経験を、脳は実際の出来事として処理してしまう」という、本書で紹介されている驚きの事実です》 小説内で…

アイロニカル相互ほめ殺しっぽくもあるツイッターコミュニケーションかな(短歌)

以下のやりとりを読んで。https://twitter.com/ochyai/status/1021570083728973824

★『ゲンロンβ27』「観光客の哲学の余白に 第12回 触視的平面の誕生(3)」(東浩紀)

今の私たちしか出会っていないこれっていったい何だろうね、という得も言われぬモヤモヤに、今回もズバリ名が与えられた。それは《映画(視覚的平面)からタッチパネル(触視的平面)への変化》なのだと。しかもそこに「ヒトラーからトランプへの変化」が重…

ネットばかり見てると何もできないというのは事実かもしれないが、ネットを見ていないと何かできるというわけでもない事実!

★デジタルネイチャー/落合陽一

《古いタイプの人文社会科学のように、テクノフォビア(科学技術恐怖症)的に距離を取るわけでもなく、かといって、シリコンバレーコンプレックスから自己啓発的に新しい流れを「サプリメント」として受け入れも…》『デジタルネイチャー』の編集者、宇野常寛…

AIのエピステーメ

《フーコー『言葉と物』によれば、ルネサンスまでは「相似」の世界で、その後、バロック以後には、何らかの基準を立てた「分類」の世界になった。ところで今日、AIが行なうパターン認識とは、人間的な基準に頼らない、「相似」の計算だ。エピステーメが前近…

ツイッター進化論(随時変異)

《前から不思議だったマイルドヤンキーの中でのオレ賢く生きてる感っていうのは、ローカルミニマムなんだな。コミュニティ毎に局所最適解はあるから、それを否定されても最適解なんだから何が悪いってなるのも当然か。大学のセンセイだって同じことだね。》…

リバースエンジニアリングとして(人工知能)

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20180607/p1 から続く 人工知能研究とは、人間の知能の「リバースエンジニアリング」なんだな、というのが、『人工知能とは』を読んで思ったポイントの1つ。たとえば車を作るのがエンジニアリングなら、すでに完成された自…

知識という観点から(人工知能)

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20180605/p1から続く 人工知能学会編『人工知能とは』(近代科学社)の感想続き。 武田英明さんはまた独特の観点で人工知能を捉え、「グーグル検索は記憶という機能においては人工知能」であり、検索もナビも「十分にスーパ…

身体そして進化の観点から(人工知能)

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20180527/p1 から続く 『人工知能とは』(近代科学社)は、人工知能をめぐる本質的な問いを、13人の研究者が、それぞれ自ら設定し、言葉を厳密に選んで答えていったシリーズで、人工知能学会誌に連載されたものらしい。 表紙…

サッカーと仕事と人生の手順

ひたすら1個ずつメールの返信を繰り返していた月曜の朝に、「それでいいのだ!」と励ましてくれた記事。(以下)https://medium.com/personal-growth/nick-saban-do-your-job-and-trust-the-process-a452a53ef69 《Execute, rest, repeat and you eventually…

人間は自然現象

人工知能に比べたら、「人間はなんて自然なんだろう」と思う。人間が生き物の仲間だったことを、今さらながら思い知る。人間が行うことも、人間が考えることも、ことごとく、自然現象として捉えることが、すんなりとできるようになる。

人工知能研究の動機

《我々はいつか死にます。こうして考え、認識している主体にも終わりが来ます。このこと自体を考えることは、自分自身にとても不思議な感覚をもたらします》――これは、いつものように、年をとったロマン主義者の私が言っているのではない。若い科学者である…

★人工知能のための哲学塾/三宅陽一郎

ざっと読んだ。人工知能については従来のイメージが転倒し謎が深まるばかりなのだが、哲学そのものついては非常に勉強になった、という奇妙な本になった。哲学について非常に勉強になったというのは、現象学とは何かが初めてわかった気がしたこと。著者はゲ…

人生の発現、仕事の発現

遺伝子の発現ではログが残らないので、生物がいかに成長し死滅するかは、謎のままだ。しかし、クラウドやSNSから人々のプロフィールやスケジュールやメールや文書や写真などのすべてを調べれば、人間の活動や一生がいかに発現するのか、そのプログラムのほう…