東京永久観光

【2019 輪廻転生】

土曜日

さっき玄関に「聖書についてお話が…」という人が来たので断ってしまったが、これが「ゾロアスター教についてお話が…」だったらドアを開けていたかもしれないくらい気持ちのよい5月の休日。 * 仕事しかやることがないのに、仕事だけはやりたくない、土曜日…

変えうるのは世界の限界であり、事実ではない(ウィトゲンシュタイン)

加藤典洋さんが亡くなった。驚きと落胆。それと71歳という年齢の早さ。そうかと思えば、きょうは、ついこのあいだまでを一緒に仕事していた方の訃報を聞いてしまった。69歳。……おまえはあと何年生きるつもりなのか? そう問わずにはいられない。 この微妙な…

★安楽死を遂げるまで/宮下洋一

『安楽死を遂げるまで』(宮下洋一)を読んだ。 自分も必ず直面するテーマだと思っているけれど、きちんとした本は初めて。スイス、オランダ、オレゴンなどの制度化されたケース、日本の犯罪とされたケースなどを紹介。当事者を丁寧に取材しており、その事情…

★寝ても覚めても/濱口竜介

http://netemosametemo.jp/ 映画『寝ても覚めても』(濱口竜介監督) ディスク鑑賞。 みかけはごく写実的な物語であり映像であると思えるのに、なんかとんでもない予想外のことが起こりそうで、ずっとぞわぞわしながら見ていた。なんでだろう? 以前の『ハッ…

★すいか/木皿泉

ドラマ『すいか』を見ている。 『富士ファミリー』つながり(木皿泉)、『廃市』つながり(小林聡美)で、自然な流れ。オールタナティブな自分探し・意味探し系とでも言おうか。 笑うのと泣くのが7:3の割合。 * https://twitter.com/tokyocat/status/112…

★廃市/大林宣彦(1984)

大林宣彦『廃市』(1984) 『転校生』『時をかける少女』に続く映画だが十分知られていない。私も忘れていたがツタヤにDVDがあったので視聴した。公開時以来だろう。それ以前に福永武彦の原作を読んでいたことも思い出す。この映画は青年期の回想だが、私も…

ツイッター長い

桃栗3年、ホームページ8年、はてなダイアリー6年、ツイッター10年か。 ツイッター長い。 というか私が長い。 象は鼻が長い。

知覚こそ人間の核心か

https://hillslife.jp/learning/2017/08/08/new-perspective2/ LEARNING NEW KNOWLEDGE, NEW PERSPECTIVE 石川善樹 × 安宅和人(ヤフーCSO)|身につけよ! 人生100年時代における新しい「教養」_#2(2017.08.08 TUE) 引用《この過程こそが、生命に意味理解…

★存在の耐えられない軽さ(続き)

https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2019/05/03/から続く 『存在の耐えられない軽さ』。巻末の訳者解説(西永良成)は、この小説を音楽の「対位法」に見立てる。また緩急の変化に注目し7つの部ごとにページ数を章の数で割りアレグロ、モデラート、アダー…

貨幣、信用

https://newspicks.com/news/3857116/body/ 【山口揚平】新しい時代の「お金論」。若者よ、信用を稼ごう 現在の貨幣から匿名性が剥がれていくというより、固有性を保ったまま流通できる貨幣に似たシステムXが出来てくるという感じだろうか。そのシステムXが…

★流動体について/小沢健二 ――でも 並行世界のそっちじゃなくこっちだったなら?

https://www.youtube.com/watch?v=FlbpXqTOCns たしかに羽田に降りる前こんな気分になることもある。 《神の手の中にあるのなから その時々にできることは 宇宙の中で良いことを決意することくらいだろう》 《意思は言葉を変え 言葉は都市を変えていく》 し…

進化の脱構築

『サピエンス全史』で、農業革命によってヒトは畑にへばりつくだけの存在になり、おかげでコムギが地球を覆い尽くすほど繁栄した、という見方が出てきて、「なるほど! 進化もそれくらい脱構築して解釈できるのか」と感動したのだが…… ヒトが王者になったの…

★存在の耐えられない軽さ(続き)

https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2019/04/30/から続く 『存在の耐えられない軽さ』読んでいる。 小説を読むのが以前に増して遅くなった私としては驚くほどのスピード。とても複雑なことが書いてあるのに、とても面白い複雑さであり、しかも、きわめて…

天皇制におけるゲームの規則/進化論におけるゲームの事実

https://htn.to/2XbyZm7rE1 「愛子天皇」待望論者たちよ 、もう一度壬申の乱を起こしたいのか(倉山満) 面白く読んだ。 「天皇は男系にかぎる」はゲームの規則ということか。いや、私たちの尊き皇室信仰のすべてをゲームと呼んでもいい。7世紀から一度もリ…

耐えられないこともない、その存在の、軽さと重さ(改元を前に)

https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2019/04/28/から続く 『存在の耐えられない軽さ』。映画では、窓の下に眺めたプラハの市街地をソ連などの共産軍の戦車がいきなり縦列進行してきたシーンが、印象に残っている。しかし小説では、今のところ何ら衝撃を…

★存在の耐えられない軽さ/ミラン・クンデラ

小説をちゃんと読んでいなくて、なんかないかと図書館で手にしたのが、ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』。これが実に面白くて驚く。しかしそれに負けず驚いたのは、この小説2000年に一度読んでいたことが発覚したこと。 良い小説を少しは読んでき…

10連休

カレンダーの4月の最後の週と5月の最初の週が繰り返して表示されるから、GWがものすごく長いように錯覚してしまうが、10連休なんて短い。(長いけど) (4月28日) ザッピングで10連休。探しものは何ですか? ♪ かばんの中も机の中も探したけれど …机の中か…

神なき世界に物語あり

松尾豊さんの本をまた読んでいる。『超AI入門』(NHK番組の関連本)。人間の「心」という広い働きから「知能」のみ抽出しモデル化し代替させるのがAIだという見方。それに対し「心」のうちの「感情や本能」は進化のプロセスなしには出て来にくいという見方。…

★哲学入門/戸田山和久(続き)

戸田山和久『哲学入門』。何の本だったか忘れないために、勝手ながら『表象と意味の湧出』と書名を変えて、振り返っていくことにしよう。

ツイッター進化論(随時変異)

ツイッターでフォローしたい人が時折見つかるのは、地球型の系外惑星が時折見つかるようなものか。無数にあるはずだけどたまたま観測できるに過ぎない? 同じ太陽系の惑星をフォローしていても、ツイートの周期が長いとなかなか接近遭遇できず、やっぱりまれ…

交絡因子

統計は実にエレガントに交絡因子を除外して相関を見出す。しかし、そもそも交絡因子に思い当たらなければ、どうしようもない。求められる知能はそこにこそあるのかも。 それを考えさせられた記事(以下) https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/co…

★現代観光学(新曜社)

『現代観光学』(新曜社)という本を読んでいる。旅行記は観光しているものの奇妙さを詳しく報告するけれど、観光という行い自体がそうとう奇妙なのに、それを深掘りして報告することはあまりない。でもホントは旅行しながらよく考える。「今いったい何をし…

ノスタルジー再帰性

村上春樹の小説を思い起こす?(以下) https://twitter.com/masayachiba/status/1116309788055359488 村上春樹の過去の小説にあったノスタルジーが現在の小説ではフェイク化した説。あるいは、過去から一貫してフェイクのノスタルジーにすぎなかった説。 そ…

ブラックホールはドーナツの穴だったのか!

近傍の社員が次々に心身を痛めたり辞めてしまったりというサインを精密に観測することで、その中心にいるはずのブラック社員を、影絵のように浮かび上がらせる! <参照>https://mainichi.jp/articles/20190410/k00/00m/040/249000c ところで、神はそもそも…

「神がいない」というのは、「この世はすべてアウェイ」という意味だろう。

ツイッター進化論(随時変異)

ふだんフォローしていないだれかのツイートがリツイートされてきて、思いがけず「いいね!」と引き込まれる。これ、ネットワーク理論でいう「弱い紐帯の強さ」だろう。新しい仕事などもそこから舞い込むと言われる。

「Live Transcribe」に驚愕、驚愕、驚愕(顎関節症)

人工知能は、アルゴリズムだかプログラムだかが劇的に改変されれば、飛躍的に賢くなりうるのだろう。生物のゲノムでは、そんな独創的かつ理想的な変異は、まずありえない。背中にいきなり天使の羽根が生えるような進化なのだから。 そもそも(以前の結論と同…

発現する業務と遺伝子

それにしても今回、組織的なプロジェクトに加わって思ったのは、多数のスタッフが与えられた各々の業務を淡々とこなすのは、遺伝子の発現さながらだ ということ。 細胞が滞りなく再生産されたり臓器が計画通り出来てきたりするのは、人体もプロジェクトも同…

改元ジャパニアン狂詩曲

ゼロサムか、なるほど〜 * この2か月あまり仕事が怒涛のごとくで、やっと波が引いたら、ふと『騎士団長殺し』の続きが読みたくなった。仕事システム世界とは完全に異なる秩序と相貌としか言いようがない春樹システム世界。文庫化されるとか? あやうく令和…

音楽

耳にチューブで栄養と薬を注ぎながら眠りに入る。 * 気が重いときにいつも聴くことにしている曲を聴く。気が軽くなりつつ、気が重いときのことをちょっと思い出す。