これが民主主義だな〜と つくづく思う。良くも悪くもだけど。
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(10月30日)
多数決というアルゴリズムがいかに万能かを逆に思い知る。(少数与党となって)
(「アルゴリズム」は適者生存という進化の単純な手続きを指してデネットが言ったもの。その強力さを「万能酸」とも呼んだ)
(何が言いたいかというと、『ダーウィンの危険な思想』を私は総裁選が終わっても総選挙が終わっても読んでいる、流行ではない、と言いたい)
生物もなんらか多数決なんだろうか? つまり、国会の多数決は社会の法則だが、多数決は自然の法則でもあるのか? 戦争は多数決のようで多数決とはかぎらない。多数決はただ愚かなようでともあれ冷静なルールなのかも。
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(11月2日)
「選挙のアルゴリズム」で検索してみたら、けっこう絶妙で納得の方法が示されていた(下)
複数の候補者すべてに順序や可否を記載するといったもの。ただし、そもそも私たちは、そうした複雑で適正な判断ができるのか? もっと単純で適正な判断もできてない感じがするのに…
ちなみに、こちらも面白い(下)
「ねたみ」を確実に解消できるアルゴリズムがあると言うのだ。
ともあれ、「こういうことはAIに任せたほうがいい」という気持ちが、なんだか、いろいろ、ますます、強くなってくる。
でもそうなると「AIに任せるなんてとんでもない」という拒否感も生じるだろう。「むしろ自然にこそ任せるべきだ」と主張されるかもしれない。しかしそのときが「じゃあ自然が用いているアルゴリズムってそもそも何だっけ?」という問いが生まれるチャンスだろう。