◎ https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2023/05/28/000000 からの続き
「あなたにとって、余命一年と宣告されるのと、地球はあと一年で破壊されると知らされるのとでは、どっちがショックですか?」ーーブライアン・グリーンはある講演で聴衆からこう質問された。そして実に興味深いことに、彼は、<自分の死より宇宙の死のほうが重い>と感じたようだ。
宇宙のことばっかり考えてるから、宇宙がいつかはホントに終わってしまうということが、絵空事でなく、ありありとした事実に思えてきてしまうのだろう。
これは、私が自分のことばかり考えて、自分の命がいつかホントに終わってしまうということが、絵空事でなく、ありありとした事実に思えてきてしまっているのと、同じなのだ!
さて、ここから絶望以外に得られるものは何かあるだろうか?
1つだけあると思った。宇宙が終わることは私も一応知っているが、そんなの永遠のごとく先の話だから、今べつに困ることではない。
それと同じで、私がこの先死ぬことは一応知っているが、それも見方によっては永遠のごとく先だと思えなくもないので、今べつに困らなくてもいいと思えなくもない!
(続く)