東京永久観光

【2019 輪廻転生】

旅行

休むが勝ち

知床半島に行ってきた。 うらやましがられたい。

マツコ・デラックス、いい場所に行くなあ

「夜の巷を徘徊する」でマツコが夜の堀切菖蒲園駅(京成線)の界隈を歩いていて、そのムードに引きこまれてしまった。そしてそこにある古書店で荒川の歴史について話がどんどん深まる。それにひかれてグーグルマップを検索してみると、対岸に東武伊勢崎線の…

★雪の轍/ヌリ・ビルゲ・ジェイラン(トルコの映画)

◎公式サイトhttp://bitters.co.jp/wadachi/ トルコの映画。渋谷のアップリンクで見てきた。2014年カンヌのパルムドール受賞作。カッパドキアの岩山に雪が積もるとは! むかし私が旅行したときは真夏で、ただ暑く気分も明るかった。この映画のカッパドキアは…

現実体験<言語体験

きのう京都で用事があり、ついでに清水寺を見てきた。 私が清水寺に行くのは、ひょっとして人生初か小学校の修学旅行以来? それでも清水寺をいやというほど知っているのは何故か。それは、清水寺という概念と単語をもつからこそだ。猫や犬にはそれはかなわ…

★和僑/安田峰俊(2012)

中国女性と結婚して雲南省の農村に住み着いたという日本人に興味を抱き、あてもなく探しに向かうルポ。無性にひかれる。かつて私も旅した昆明や石林の雑然とした街のムードが蘇るような描写。男の存在は2ちゃんねるへの自らの書き込みに端を発しているが、…

京島永久観光

東京大空襲の日。墨田区の京島というところだけは被災しなかったというので、ふらりと出かけてきた。ものすごく寒い日だった。 京成線で曳舟駅へ。路地が多いせいか踏切も多い。 その路地とスカイツリーの撮影会になってしまった。 ちなみに、曳舟は東野圭吾…

モンゴル赤羽ヒートテック

モンゴルの草原で鷹匠を目指して修行する13歳の少女が、昨日NHKの番組で紹介されていた。◎http://www4.nhk.or.jp/ichiban/x/2015-01-29/21/24439/ふだんは学校でみんなと遊んでいるのに、週末になると父の案内で荒涼とした斜面に厳しい表情で一人立つ。ほっ…

福島永久観光

実はこのあいだ、福島第一原発の近くまでドライブしてきた。ずっと行きたいと思いつつ、3年あまりが経ってしまった。 レンタカーで出発。 常磐自動車道をひたすら北上。 このような風景がずっと続く。紅葉街道と呼びたい。 高速道を降り、しばらくすると国…

世界史がすべての謎を解く

なぜルーマニアを旅行したのかというと、ただ、東ヨーロッパがどんなところなんだろうと前々から思っており、なかでも少しは知っていてもよさそうなのにホントに知らない国がルーマニアだったから、といった理由だ。ではルーマニアはどこに行くべきか。調べ…

ドーハの喜劇

今回の旅行はカタール航空を利用した。羽田からの便がちょうど就航を始めたばかりだった。ただルーマニアに向かうには南にぐっと大回りをするので、時間は相当かかった。とはいえ、いろいろ面白いことがあった。帰国便はルーマニア→ドーハ→羽田の乗り継ぎだ…

旅先で読むジュリアン・バーンズ

今回の旅行にはジュリアン・バーンズ『終わりの感覚』を持ってきた。ある作家の長編を1冊読むのは、ある国を1回旅行するのに等しいくらいのインパクトだろうと、私は思っている。実際ふつうの人生を送っていれば、たとえば100人の作家をしっかり読むことはで…

ルーマニア旅行中

https://twitter.com/tokyocat/status/480874764500992001

新宿永久観光

夜中にときどき新宿の街を散歩する。先日も人影の消えた通りをとぼとぼ歩いていると、人群のやけに明るい賑わいが向こうにある。何だとおもったら花園神社だった。 たくさんの提灯を高く掲げ、参道を入ると露店がぎっしり。深夜2時だというのに、まるで昼間…

ピンチョン世界半周

鶏は3歩ですべてを忘れるとかいうが、かりに世界一周旅行をしても、アンコールワットであろうとマチュピチュであろうと、すべて行ったことを忘れてしまうのだろうか。ピンチョンの『逆光』を読み通すことが、私にはもはや世界一周旅行を実行するほど高いハ…

ネットは現実を超えて無限?

なんでいつもネットはこんなにやめられないのかというと、どこまで行っても次があるからなんだろう。ネット以外に、こんなにも次から次へと変わっていくものはないと思う。物も人も本も出来事も。しかし言い換えれば、ネットがどこまでも進んでいく・変わっ…

三浦三崎永久観光

狭い、速い、うまい(たぶん)

先日の旅行は香港経由で、久しぶりにというか性懲りもなくというか重慶大廈(チョンキンマンション)に泊まり、そのせいかふと、映画『恋する惑星』(重慶森林・Chungking Express)が見たくなり、借りてきた。重慶大廈は改装され小奇麗になっていたが、宿の…

幸せな旅行の私

たとえば、きれいな海を観たりうまい物を食べたりしている時に感じている幸福と、後日それを振り返った時に感じている幸福とは、まったく別ものである――ダニエル・カーネマンが『TED』のレクチャーでそのようなことを述べている。◎http://www.ted.com/talks/…

紅白をパソコンで見て年が行く

中国海南島五指山にて *この旅行についてはこちらにまとめた。 → http://d.hatena.ne.jp/tokyocat+travelog/20121225

前途多難

夏のサハリンでの1枚。壊れかけた橋があり渡った。面倒なことはわけもなく次々にやってくる。それでもそのつど死ぬほどのこともないから、また年を越す。年末年始は海外で休暇。もうきょう出発。年賀状は帰国後に書きます(死ぬ気で) …in vain.

未明の三日月は なぜか書き割りのようで不思議

地球にまだ生物が現れていないときから、月はいつも見え隠れしていたのだろう。最初はもっと近くて大きかったらしいが。情報とは何だろう? 生物がいなければ情報は価値がなく存在もしないのか? そんな冷たい疑惑の眼が、夜明けの三日月。 月がどうなってい…

そんな大それた報告ではない

ツイッターのタイムラインを眺めるのは新宿の繁華街を歩いているようで、何処まで行っても飽きないのだが、それはつまり何処まで行っても満足に至らないということだ。たとえば表参道や下北沢や吉祥寺を歩いているときのようなチャーミングな出会いが滅多に…

サハリン体験記(4)

ユジノサハリンスクから乗ったバスで、隣に座った人が「日本人ですか」と話しかけてきた。曹さんという朝鮮系の男性。30分ほど話を聞いた。20世紀東アジア史の縮図みたいな人生だった。 1940 朝鮮半島北部に生まれる。 1943 両親とともにサハリンへ…

サハリン体験記 (3) 食事

第1日 [昼] 成田空港で。 [昼] 2時間のフライトなので軽食。 [夜] ユジノサハリンスク着。繁華街へ。10時まで営業の軽食レストラン(めったにない)。目の前に並んだ食べ物から選べる。 [夜] スーパーで買って帰る。 部屋の冷蔵庫からビール。 第…

サハリン体験記 (2) 廃船

今回のサハリン旅行、成田からの直行便で飛んだ。ふだん意識に登ることはまったくないし、どんなところか考えてもちょっと想像できない、そんな所に行きたい。…というのが一番の動機だった気がするので、実際着いてしまえば目標達成ともいえる。だからあとは…

サハリン体験記 (1)

インターネットを数日も続けてできないとは、いかなる事態なのか。なぜこれほど頭がインターネットを渇望するのか。私たちは体験を記憶しそれが集積していくことで、世界の感触(世界観と世界像)=つまりこの世が一体どんなふうになっているのか=を作り出…

サハリン旅行写真

Saharin(Russia) wo ryokou tyuu.(7.24-8.2)

Nihon dewa tokuni kakukoto ga nai ga Kokodemo tokuni kakukoto wa nai nodatta... Kotoba ga wakaranai to mattaku nanimo dekinai. Net ni tunagenaito mattaku nanimo dekinai. (Pasokon mo keitai mo motte konakatta) Sekai to kanzenni togireteiru …

我ロンドンに到着せり

ヴェルヌの『八十日間世界一周』を光文社古典新訳文庫で読んだ。1872年出版の名作。 ではクイズ! Q1(難易度★★★) 主人公はロンドンを出発しロンドンに到着します。どういうルートだと思いますか? 世界地図に記しなさい。 Q2(難易度★) ルートの大半…

中国旅行中