東京永久観光

【2019 輪廻転生】

未明の三日月は なぜか書き割りのようで不思議

地球にまだ生物が現れていないときから、月はいつも見え隠れしていたのだろう。最初はもっと近くて大きかったらしいが。

情報とは何だろう? 

生物がいなければ情報は価値がなく存在もしないのか?

そんな冷たい疑惑の眼が、夜明けの三日月。 

月がどうなっているかくらいしか情報がないような余生を無人島で送る。

そうもいかないから年末に日本を出る。

「ばかだな、夜明けに三日月が出るわけないだろ!」(理系の彼氏)