ジュリヤンはパリに上京。高名な侯爵に秘書として仕え、その邸宅で一家とともに暮らしている。貴族のサロンというものが描写される。それは爵位や勲章を携えたマウンティング合戦のようでもある。ジュリヤンは平民として同席し物珍しげに眺める。
それでふと思った。貴族のサロンなんて平民にはまったく縁遠く覗き見すらできなかった世界だろう。ところが現代に到り、富裕層から芸能人、政治家、学者あらゆるセレブが忙しく出入りしお喋りするサロンが出現した。ツイッター。しかもここは大衆のだれもがあっさり同席でき対等に話しかける。
◎『赤と黒』読書。これまでの経過。
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(しかし内容、ほとんど書いてない)
↓(続)
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