東京永久観光

【2019 輪廻転生】

落合陽一ぶっちぎり

ken-horimoto.com

 

この話、「2018年にはわからなかったけど、2022年の今ならわかるね」などということはまったくない。しかしこれは、むしろ2122年とか3022年とかに向かって、まっしぐらに実現していく話なのではなかろうか。

たしかに空前絶後の炸裂感に圧倒され笑うしかない。でもこれって、空前絶後に新しいことを空前絶後に急いで喋っているだけだ。つまり、多くの人は、空前絶後の形式に目を奪われ、空前絶後の内容にまったく気がつかない。

 

落合陽一のこのぶっちぎり感は、蓮實重彦柄谷行人を初めて読んだときのぶっちぎり感に似ている。衒学趣味や胡散臭さのぶっちぎり感も似ている。(それにしても、あれから幾星霜)