きょうはこれを視聴している。
https://shirasu.io/t/genron/c/genron/p/20201027
(國分功一郎×東浩紀「哲学にとって愚かさとはなにか――原子力と中動態をめぐって」)
「中動態」から責任の核心とは実は何かという話へ、そこからなんと『敗戦後論』の話へ。
東浩紀が最近指摘している「愚かな悪」というのは、アイヒマンのごとき「凡庸な悪」ではなく、超自我を欠いた動物的な悪(にすぎない)ということだ。そういう指摘だったのか! 続いて、安倍政権と菅政権(の微妙な差)を、いくらかそこに重ねて二人がめぐらせる考えも、興味深い。