2か月遅れという中途半端さがむしろ安定性。いま流行しているものがでてこない平穏さ。
辻田真佐憲「日本社会のケガレに対する忌避感」ーーなるほど!(22分48秒)
(3月4日)
何日もかけてゆるゆると視聴したが、ずっと面白いから少しも退屈せず、とうとう終わった。毎度大きくうなずくことは多いが、今回特筆すべきは、東浩紀が柄谷行人について核心的な批評(批判)をしていること。短いが二度。1つは8時間超という異様な長丁場の最後の最後に現れるので、油断できない。
言われてみればホントにそうだと膝を打つ指摘なのだが、すでに誰かが言及していることだろうか。そもそも柄谷行人への本格的な批評というのは出ているのだろうか。私が知らないだけか。はたまた柄谷行人そのものがもはやアテンションの彼方に追いやられてしまったのか。