https://live2.nicovideo.jp/watch/lv325783519
「コロナ時代に政治的自由は可能なのか? 革命家・外山恒一×批評家・東浩紀 電撃対談!」(タイムシフト視聴)
革命家のくせに礼儀正しくて穏やかな人だ。
外山恒一が東浩紀にブロックされていたことが発覚!(いいなあ)
「命が最も大切」への異論。2人の共通点。
「大衆は管理を望んでいる」「人民は自由の敵なんです」「民主主義を否定しないとこれとは闘えない」
「今回PCR検査をみんなが求めるのは、みんなが放射能を測定したのとかなり似ていると思うんですよ」
「政治に音楽を持ち込むな」「芸術ではラジカルだったのに政治に口を出すとリベラルなことしか言わない。だめだね」(趣旨)
「自由を肯定するとは一人ひとりの人生が違うということを肯定することなんですよ」
「革命とは実効支配地域を作ることなんですよ」「そのとおり」
「合法的なものをいかに拡張するかという考えでは、自由って出てこないんだよ」
今回のパンデミックでは、日本での広がり方がとにかく不思議でそればかり思案してきた。経済の打撃も心配している。しかしそれらとは別に、自由な活動が一斉に否応なく抵抗なく抑制されてしまったことも当然気になっていた。今後はこの懸念についてこそ集中して考えたい。放送を視聴してそう思った。
外山恒一さんは、今回ただ面白がって高円寺の駅前で飲み会を開いたわけではないこと、以前ただ面白がって都知事選に出馬したわけではないことが、非常によくわかった。ただ面白がってでないことなど、少し考えればわかりそうなものだが、私がただ面白がってそれすら考えていなかっただけだった。
東浩紀さんには今回も特別に目を開かされることが多かったが、最後の津田大介さんとの対話で、2人の関係の実相が初めて認識できた。感動的ですらあった。東さんは津田さんへの信頼を「切って」などいるわけがないことを明言。そう見えないのは事実だが、そうではないことも事実なのだ。確信した。