カーゴ・カルトは宗教というものが悲劇であるより喜劇である可能性に気づかせる。キリスト教やイスラム教もまた喜劇として眺めていいだろう。「そもそも世界はなぜ存在するんだ?」などと執拗に問いたがる私の信仰もまた喜劇と思えば面白い。
同書は、以下のツイッターで知って読んだ。
佐藤健寿『CARGO CULT』が素晴らしい。アメリカが運んでくる富を神格化したバヌアツの宗教運動「カーゴカルト」についての写真集。この写真のように木にアメリカという聖なる実が宿る感性が写し出されている。資本というものの持つ魔力を可視化するような感じだ。 pic.twitter.com/CHndmA4emj
— 東畑 開人 (@ktowhata) 2023年12月2日
カーゴ・カルト自体については、ドーキンスの宗教ディスリ本で知った。それについては以下。