東京永久観光

【2019 輪廻転生】

音楽

煮詰まって久しい

音楽クラウドサービスがすごいと聞き、ためしにグーグルを使ってみて、ほんとにもうBGMは未来永劫完全解決!という感じだが、思いがけないカバー曲を聞けるのも大きい楽しみの1つ。思い切り気だるいジャズになったスーパートランプの「ブレックファスト・イ…

★オルフェオ/リチャード・パワーズ

ド・ミ・ソのミが半音低いだけで、なぜ暗く悲しく響くのか、ということが15年ほど前からずっと気になっていた。これは相当幅の広い問いのようで、音楽の領域にとどまらず人間の心理や世界の文化史なども関係してくるだろう。そうなると、その問いをより良く…

神が不在なら…

少なくとも3.11の地震・津波・原発事故のあと日本中の大勢の人が「人知を超えた何か」みたいなことをたぶんそれなりに考えていると思うのに、同じく「人知を超えた何か」を考えていると思われる(旧)オウム真理教の人を何故これほど拒絶するのか、不思議と…

ゲラゲラポーの音階は何だろう? 

「ポー」を「ドー」とみなすと「ミ♭・ミ・ミ♭・ミ・ドー」。長調と短調の混在。というかそもそも「ゲラゲラポー」って何だ? ピーヒャラピーヒャラみたいなものか。妖怪ウォッチにわかファン。米マックスにまけるな!

ことしのサンタはきっとドローンでやってくる!

考えてみれば、サンタクロースは二次元ですらない。人間でも生き物でも小説の主人公でもなく、3Dでも絵画でもなく、幻。それでもクリスマスは実在するから阿呆くさい? それとも、それでも実在するから素晴らしい? この前『インターステラ−』で、トウモロ…

音楽は感情と同一ではなさそう

聴いていて本当に気持ちの良い曲とは、私の場合、喜怒哀楽に直結しないイメージではないかと気づいた。日ごろの具体的な悲しみや怒り、喜びや楽しみの感情に同調するというのではないのだ。それらを癒やしたり掻き立てたりもしないのだ。実は。たとえば… 「B…

★愛のむきだし/園子温 

やっとDVDで見た。この「世紀の傑作」がパンチラ映画だったとは! 冒頭から名付けようのない期待が膨らむ。パルプ・フィクションを見せられた日のような。マンガ・フィクションとでも呼ぶべきか。……ところが結局、キル・ビルを見終わったときのような、がっ…

★subzar/subzar(2014)

先日 タワーレコード新宿店を久しぶりに覗いたら、ポストクラシック系コーナーで一押しだったのが、この英国のバンドsubzar(サブザー)バイオリン、チェロとアコースティック・ギター2人のカルテット。非常によい。ケルト風とも評される。4曲目(以下)でギ…

★狂気/ピンク・フロイド = my favorite 音楽 30 =

3曲目「The Great Gig in the Sky」(虚空のスキャット)のボーカルはゲスト女性だ。常識中の常識であろうことに、私は今ごろ気づいたという話。 ◎ http://www.youtube.com/watch?v=UqCEPytSFqUたしかに どう考えてもピンク・フロイドのオッサンくさい声で…

「え〜と、ほら、あれ」で検索

年をとると固有名が笑えるほど出てこなくなる。さっきもiTunesで聴こうとおもったあれの名前が出てこない。曲をアーティストの50音で並べているので、え〜と…というふうに探しあぐねてしまう。50音程度だからよいが、日本語がもし1000音とかだったら、どうな…

ヨナ抜き、饒舌、セレナーデ

太田裕美を聴く。ちょっと忘れていた歌ほど懐かしい。「南風」とか。なんだか言葉数がやけに多いのが面白い。《Let's Shine 出逢いは突然で 目がくらんでしまった Just Now 君の瞳の謎を今年は解いてみせる 君は光のオレンジ・ギャル》◎https://www.youtube.…

★アンダーグラウンド/エミール・クストリッツァ(1995年)

■バルカン・トラッド・パンク?活動家のマルコと女優のナタリアは盟友たちを騙して地下室に閉じ込めている。その裏切りの罪を忘れ去ろうとするかのように二人は愛欲に溺れる。そのシーンで流れていた音楽が「異国風パンク」とでも言いたくなるインパクトで心…

音楽・言葉・数学

リズムやメロディーの心地よさは歌詞の意味を超えていると思うことがよくある。しかし、言葉が1ミリのすきもなく指定するときの意味もまたとても心地よい。数学のエレガントな心地よさもきっと似ているのだろう。

鼻歌でツイート

みんな、気持ちをいちいち言葉にしてツイートするけど、気持ちをいちいち鼻歌にしてツイートできるといいね。ただ、「かなしい」というきみのツイートは、言葉であるがゆえに、「かなしい」という他のだれかのツイートと、確実に連結し、想定どおり拡散する…

ベートーベン 弦楽四重奏曲 第13番 第5楽章

死ぬ時にはせめて、こんな気持ちになれたら、まだしも安らかだろう。最後、もう息が絶えそうで、なかなか絶えないところが微妙。 * ◎NHKスペシャル「家で親を看取(みと)る その時あなたは」視聴 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0421/index.htm…

では文化は?

経済は結局のところ 時代とともに良くなってきた。 (戦争や革命といった無茶さえなければ) しかし、ふと疑問。 文化は、時代とともに良くなる、とはかぎらない? 文化は同じコースを何度も回り続けるのか? (戦争や革命といった無茶さえなければ) あるい…

ライフハック的コード展開

薬師丸ひろ子に「Woman "Wの悲劇"より」という歌がある。 https://www.youtube.com/watch?v=EFKko7sEquM 松任谷由実(呉田軽穂名義)の作で いつからか私には定番中の定番の1曲。 ただ、この歌のサビ 「ああ 時の河を 渡る舟に」の部分の コードが何なのか…

アート・リンゼイ

アート・リンゼイといえば、アンビシャス・ラバーズとかいうユニット名(?)のアルバムを大昔聞いたことがあり、ずっと忘れがたい印象だったので、この際手に入れようとおもい、先日ネットを探したらCDもあったが、データを買うほうが早いのでそっちを買っ…

雑感

まるで今にも世界が終わるかのような悲嘆。これじゃ本当に世界が終わるときはどうするのだ。 * ――では、本当に世界が終わる話―― 野の花診療所の徳永さん。こういう場所や人がたくさんあるといい。爆笑学問 http://www.nhk.or.jp/bakumon/previous/20110519.…

きみはスタートの合図を聞き逃したね

映画『パピヨン』をDVDで見た。久々。この映画の面白さは、大変な出来事がまず起こるが、他にも大変な出来事がどんどん連続するので、最初の大変な出来事が「何だったっけ?」となってしまいそうなところにあると思う。(たとえば『大脱走』などは1つの出来…

ジャズ誕生、ツイッター誕生

NHK『スコラ 坂本龍一 音楽の学校』の再放送で、ジャズの回以降をだらだら見ながら考えた—— ジャズの誕生そしてビバップの誕生は音楽の革命だったということなのだが、ツイッターの誕生によるテキストのインタープレー的な応酬というのも、だれも予想してい…

All the lonely people

Father Mckenzie, twittering the words of a sermon that no one will hear マッケンジー神父、誰も聞かぬ説教の文言をつぶやいてNo one was saved All the lonely people Where do they all come from? All the lonely people Where do they all belong? ◎…

フレーゲをめぐって

哲学というのは、(学問とはすべてそうなのかもしれないが)、そこに書かれた文章の意味(というか機能というか)が、厳密に固定されている。コンピュータのプログラム的な感じがする。正しく読み取る以外のことをしてはいけない。芸術家はよく「解釈や意味…

言語のゆくえ2010 (7) 〜 I'd love to turn you on

ポカっと殴ったら相手の頭にこぶが出来た。これは物理現象だ。では、「ばか者!」と怒鳴ったら相手の頭に湯気が上がった。これも物理現象か?答は最初から決まっていて、物理現象でないものなど この世界には存在しない(少なくとも「物理現象に由来しないも…

言語のゆくえ2010 (5) 〜さらに音楽へ〜

◆遺伝子/脳古くからの生物は、身体を遺伝子が設計するだけでなく、活動もまた遺伝子が決定づける。しかし、そこから進化した動物の多くは、遺伝子だけでなく脳の指示にも従って活動する。自身の運動と感覚は周囲の環境や他の個体といかに相互作用するのか、…

音楽サバイバル作戦

昔のカセットテープがまだ残っている。いいかげんどうにかしたい。そこでこの連休、どうしても必要なものだけを選び、デジタル化にいそしんだ。カセットテープは触るのも久しぶりだった。ケースから出しデッキに入れ再生ボタンを押す。このカセットデッキも…

言語のゆくえ2010

ダダダダーンという音の流れに意味はない。一応。 左のとんがりから右のギザギザまでの流れにも意味はない。一応。 しかし、たとえば「カナシイ」や「チョウマジヤバインデスケド」といった音の流れには、なぜか意味がある。(そもそもこのこと自体がチョウ…

宇宙より相当狭いといってもそれでも地球は相当広い(私の人生に比べればなおのこと)

11月はぽっかり仕事があいたので海外旅行に出ることにした。なんとなく思い立ってオーストラリアのタスマニア。空路でシドニーを経由し19日の夕方にタスマニアに到着した。南半球にある一回り小さい北海道、といったかんじの島。バンを改造した小さなキャン…

Can't Lecture Me Love

この前、マイルスの「モード奏法」をめぐり菊地成孔の名を出したが、この破格の音楽人は、東大教養学部で近現代の音楽史を講じたことでも知られている(大谷能生と2人で)。聴衆を熱狂させたというその講義内容は以下の3冊にまとめられている。 ★憂鬱と官…

え〜と今は何をすべきなんだっけ?(本当は仕事モードの緊急コード)

忘れていた。これもざっと読んだ。DTMをやっている友人の推薦で。★ポピュラー音楽理論/北川祐 ASIN:4845611481楽曲には通常 コードという記号が小節くらいの単位で自然発生的に付いてくる。コードはもちろん和音を表す。しかしいろいろ考えてみるに、コード…