東京永久観光

【2019 輪廻転生】

佐野元春、さよならレボリューション

佐野元春をふと思い出して聴いている。鋭敏なサウンド。ポジティブな歌詞。すかっと小気味良い曲が多い。

 

以下の動画は1985年のアルバム『カフェ・ボヘミア』を解説し、スタイル・カウンシルの影響を指摘している。それとブルース・スプリングスティーンとの融合だろうと。
https://www.youtube.com/watch?v=FD6OgxeR6eg

(これが渋谷系のルーツ!? 佐野元春「カフェボヘミア」全曲トーク

 

1956年生で1980年メジャーデビュー。団塊世代の歌ばかりが人口に膾炙した少し後の時代か。「ガラスのジェネレーション さよなら レボリューション」。60〜70年代の政治の季節から、なんか知らんが斬新っぽい80年代へ。

80年代が沢田研二TOKIO」(糸井重里作詞)で幕を開けたのは周知のとおり。この2人は団塊世代。80年代の日本カルチャーは30代になった団塊世代がおおよそ作ったと私は思う。その後のバブルも長期低落も中心は彼らだったろう(そしてついに後期高齢者へ)。そんな日本で佐野元春のマインドは際立つ。