東京永久観光

【2019 輪廻転生】

社会

民主主義?

天皇を私が選べないように、首相を私は事実上選べない。トランプを私が選べないのは名目上だから仕方ないにしても。

★安楽死を遂げるまで/宮下洋一

『安楽死を遂げるまで』(宮下洋一)を読んだ。 自分も必ず直面するテーマだと思っているけれど、きちんとした本は初めて。スイス、オランダ、オレゴンなどの制度化されたケース、日本の犯罪とされたケースなどを紹介。当事者を丁寧に取材しており、その事情…

★流動体について/小沢健二 ――でも 並行世界のそっちじゃなくこっちだったなら?

https://www.youtube.com/watch?v=FlbpXqTOCns たしかに羽田に降りる前こんな気分になることもある。 《神の手の中にあるのなから その時々にできることは 宇宙の中で良いことを決意することくらいだろう》 《意思は言葉を変え 言葉は都市を変えていく》 し…

天皇制におけるゲームの規則/進化論におけるゲームの事実

https://ironna.jp/article/12479 「愛子天皇」待望論者たちよ 、もう一度壬申の乱を起こしたいのか(倉山満) 面白く読んだ。 「天皇は男系にかぎる」はゲームの規則ということか。いや、私たちの尊き皇室信仰のすべてをゲームと呼んでもいい。7世紀から一…

ノスタルジー再帰性

村上春樹の小説を思い起こす?(以下) https://twitter.com/masayachiba/status/1116309788055359488 村上春樹の過去の小説にあったノスタルジーが現在の小説ではフェイク化した説。あるいは、過去から一貫してフェイクのノスタルジーにすぎなかった説。 そ…

徒然(草w)

なんか私もこんなかんじで仕事がいつまでも終わらないんじゃなかろうか https://twitter.com/renkon2525/status/1107242709763284992 * 毎日Twitterしてる人とfacebookしてる人では、世界イメージや人生イメージが、ヒンズー教徒とキリスト教徒ぐらい、異な…

東浩紀の哲学実況

左には頭がかたい人ばかりではない。右には頭がゆるい人ばかりではない。そりゃそうだよね。忘れかけていた希望が激しくよみがえる! https://live2.nicovideo.jp/watch/lv318550505(千葉雅也×三浦瑠麗×東浩紀「『21世紀の戦争と平和』&『欲望会議』刊行記…

石戸諭「沖縄ラプソディ」

石戸諭の多層的なルポ「沖縄ラプソディ」(Newsweek 2.26)を読んだ。 辺野古や沖縄のことを、私としてはこれまでになく真面目に知り考える機会になった。賛成派か反対派か(あるいは本当は無関心か)すぐに透けてしまうような多くの記事とは、書き手のスタ…

仕事、仕事

あしたは休みだから仕事できるのだからきょうは仕事しなくて休んでもいいのだ。それでいいのだ。♪ * 制御資源というもの(考え方および実体)があるのか。初めて知った。興味深い。 https://twitter.com/philomyu/status/1096568565510004736 以下に詳しく…

地獄とは

https://twitter.com/doctoreverthing/status/1054422799102570496 地獄とは死んだ後でなく死ぬ前に存在するのだな。天国もだけど。

安田純平さん

安田純平さんはイラクでは「人質になった」わけではなかったのだ。15年もたって初めて知った。 https://www.mag2.com/m/0001685218.html(サンプル号)

議論のワールドカップというかペナルティーキック合戦みたいなのをTwitterで目撃していたナウ

https://togetter.com/li/1304780 「落合陽一氏、古市憲寿氏、荻上チキ氏の議論(終末期医療などをめぐって)~2019年1月※3日現在、議論継続中」

★15時17分、パリ行き/クリント・イーストウッド監督

DVDで視聴。クリント・イーストウッド監督が、もうすぐ生涯も終えようとする今、いちばん確かな手応えを感じるものは、戦場なのだろう、そして信仰なのだろう、むしろそれしかないのだ。そう思った。そして、イーストウッド監督が好ましく感じないものが、た…

★日経サイエンス 2018年12月号 特集:新・人類学「ヒトがヒトを進化させた」

《人間は人間が作った》すなわち《自らの反応を自ら持続させる化学反応にも似た終わりのないプロセスが人間の認知能力と文化を進めてきたのだ》。(K.ラランド)さらに言い換えれば、《文化の継承は遺伝子の継承と全くかわらない》という見方。素直に激しく…

右翼的な人がなにかにつけて教育勅語を礼賛するのは、どうしたものかと思うけれど、左翼的な人がなにかにつけて教育勅語を罵倒するのに、天皇自体をなににつけても罵倒しないのも、どうしたものかと、朕は不思議なんだよね。

★ホモ・デウス/ユヴァル・ノア・ハラリ

いくら先が読みたいからといって、まじにネットから離れたくなるほどの本なんて、近ごろまさかあるまいと思っているわけだが、『ホモ・デウス』(ユヴァル・ノア・ハラリ)だけはやはり例外だった。前著『サピエンス全史』の最後に問いかけたシンギュラリテ…

政治や文学は2次元? 空間は3次元?

政治的立場がX軸とY軸の座標で解説されることがよくある。左翼か右翼かがX軸、大きな政府か小さな政府かがY軸、など。最近の例↓ https://cakes.mu/posts/22235少し前には、文学的立場までがX軸(物語〜言語)とY軸(社会〜個人)の地図で示されていた(文藝2…

内閣人事局をめぐって

https://twitter.com/dento_to_souzo/status/1028180614145437696↑ まったくそのとおりで、安倍首相や稲田大臣だから最悪のパフォーマンスだったのであり、内閣人事局そのものは、「役人主権国家」にしないために、最重要なんじゃないか。

資産の永久機関、気分の永久機関、可及的

https://cakes.mu/posts/21880?r=20180805mベースには世界経済の永久機関を想定している点が、この話のポイントかな。物理学的には永久機関は不可能だけど、世界経済はこれまでのところ運動を続けてきたのだから今のところ永久機関と言ってもいい。その人の…

火星大接近、小泉進次郎さんも大接近!

http://live.nicovideo.jp/gate/lv314526819 文化祭でみんなが盛り上がってる学校になんか行きたくない! そんな気分も立ち上がるけれど、ここで次々に紹介される人や物のリソースは、すべてこの国のこの時代のものなんだと思うと、活目しかない。いくらでも…

★〈HANGOUT PLUS〉佐々木紀彦✕宇野常寛 ビジネス誌はいかにアップデートされるべきか

https://www.youtube.com/watch?v=c3SlKQ1-3Rg視聴中。2人の共通認識はあまりにも一致。気が合いすぎ! とりわけマスメディアのおっさん化について。 佐々木紀彦「遅れた人たちが牛耳るメディアが日本の中心にあるというのが日本の最大の不幸」「圧倒的な能…

迷走台風

きょうびの日本において珍しく左に曲がるやつ

オウム死刑執行(6日)

オウム真理教のコミュニティーやメンタリティーに、私は共感も評価もほぼできないが、そのコミュニティーやメンタリティーには、いくらか普遍性があり、オールターナティブ性もあると思う。とはいえ、そのコミュニティーやメンタリティーの性格を一言でいえ…

増田シンボル殺人事件

増田シンボル殺人事件。なんかそんなかんじかもしれない。たとえば日の丸もシンボルだ、秋葉原もシンボルだ。詩織さんもシンボルになりつつある。ただし、それが何の象徴であるかは、社会にとっては一致するけれど、個人にとっては厳密には異なる。増田やHag…

エコノミカル・コレクトネス

「政治的な正しさ」というものをめぐって、その錯誤や過剰だけをとらえてその全部を否定するのは愚かで卑しいが、同じく「経済的な正しさ」というものがあるとして、その錯誤や過剰だけをとらえてその全部を否定するのもまた愚かで卑しい。たとえば「正社員…

おっさん

https://twitter.com/qua_gma/status/1011644956526632961たしかにこれは、古いおっさんと、新しいおっさんの、戦いでしかないのかもしれない。 しかし、「おっさん」と書いたけど、「ビジネス」という意味か。「ビジネス」=「おっさん」とイメージする私の…

ユートピアをめぐって

https://twitter.com/masayachiba/status/1010518493320495105ユートピアは可能だと信じてすっきり楽観的な落合陽一と、ユートピアは無理だと感じてゆるゆる楽観的な千葉雅也。そんな構図だろうか。AI 楽観 ユートピア、人間 悲観 ディストピア * https://w…

★万引き家族/是枝裕和

ISがときに首斬りをせざるをえないように、財務官僚がときに文書改竄をせざるをえないように、日本の民はときに万引きをせざるをえない。とはいえ、首斬りをいつまでも続けられる世界情勢ではないように、万引きをいつまでも続けられる日本情勢でもない。幸…

★転向論/吉本隆明

http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20180408/p1から続く 先日は、吉本隆明が論じていたと知って、中野重治「村の家」を読んでみたわけだが、そのあとに、その吉本が「村の家」を論じた「転向論」(1958年)を読んでみた。 吉本は要するに、サヨクが転んでウヨ…

パワポ化するアート

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/suishinkaigo2018/chusho/dai4/siryou7.pdfアートの市場における価値、以外の価値を、たった1つでも知っている人であれば、これほど脳天気な図は、さすがに描かないのではないか。それとも…