東京永久観光

【2019 輪廻転生】

人生

私も大変だが日本も大変だ

仕事がテンパって「エイヤ」と決断。誰しも年に一度や二度はある。人によってはもっとある。そのせいで自分または誰かの心身が少しは壊れるだろうが、全体としてはまあ大丈夫だろう。そんなことを繰り返しながら、いつかみんな本当に死んでいく。日本も十年…

コロナの現在地

コロナがすべて悪い。それと同程度には、日本医師会長がすべて悪い。さもなくば私の理解力が悪い。 ◎会見記録 https://www.youtube.com/watch?v=JzQUZF8ohlo ◎会見を報じた記事(m3.com) https://www.m3.com/news/iryoishin/908945? http://www.m3.com/open…

「医師が向き合う自分の「死」」

“この瞬間から「死」を自分の世界観の中に位置付けることができるようになった。人生を終着点のある旅だと考えるならば、「死」は恐れの対象ではなく、「終着点」でしかない”

十人一色か?

人の思考は十人十色か。そりゃそうだろうと思う。ツイッターを見ていても思う。しかしそれは、タイムラインをそのように選んでいるからにすぎない。1つのニュースに反応するツイート全体を眺めると、人の思考はむしろ十人一色かという気持ちになってくる。 …

独学者の限界

書物に頼る独学者は、「ゲ↓ーデル」なのか「ゲ↑ーデル」なのか アクセントを知り得ない。 www.youtube.com

もういくつも寝れない

年末に大掃除や年賀状をスルーする者は、臨終のときもそうしたことはやらないのかもしれない。じゃあ何をするのか。本を読んでいる? ツイッターを見ている? * 大晦日までに世界の謎が解けないのはさておき、死ぬ(人生の大晦日)までにも解ける見通しはな…

12月8日

ジョン・レノンが生まれて80年、亡くなって40年か〜 真珠湾攻撃は大昔のできごとだが、ジョン・レノンの死ももはや大昔か。(近ごろ こんなつぶやきばかりだ)

無題

仕事でも社交でも、ひどく不器用な人をみて、ああ自分もこんなかんじかと、暗澹たる気分になる。

★泥の河/小栗康平(1981)

うちはAmazonPrimeに加えNETFLIXにもいつのまにか入っていて、昨夜は探しあぐねたあげく、『泥の河』(小栗康平)を観た。 白黒で昭和31年(1956年)の話だが、意外に新しく1981年の映画で、公開時に映画館でみた。ネトフリっぽくも80年代っぽくもまったくな…

夢か現か、右か左か

映画『インセプション』の夢の中で長く続けられた恋愛や人生を思わせる。しかし、それらもまた「やはり本当の恋愛と人生であった」とは、絶対言えないのだろうか(いや言える) ただ1つ思う。それが夢だったのか現だったかの違いを超えるほどに、それが(彼…

始めさえすれば続けられる

なまけが身についてくると、しかし、仕事でもなんでも「始めさえすれば続けられる」ことは明らかになる。これはそうとう普遍的な法則なので、ひょっとして、死ぬということも、とにかく始まってしまえば意外にもうどうでもよくなってそのまま終わりまで行け…

非ユークリッド思想、非ユークリッド性格

だから、仕方ない(私のこと)

渡哲也さん死去

一昨夜たまたま、『東京流れ者』(鈴木清順)をアマゾンプライムでみた。1966年。渡哲也さん24歳か。 https://www.youtube.com/watch?v=Op6Wq16RqDA それにしても、こりゃ鈴木清順、好き勝手し放題だな、という感の強い一作。カフェの室内や事務所の室内のひ…

★「今日、僕たちと死の話をしよう。」 #SNS医療のカタチONLINE vol.12(視聴した)

www.youtube.com ライオン」と「死」はどこが違うのか― 意表をつく導入。大きな期待をさらに大きく超えて高まる期待! 「ネガティブ・ケイパビリティ」というキーワードが出てきた。

ゲーデル不完全性定理(「夏の宿題2020」をめぐりつつ)

どんな集合をもってきてもxが属しているなら必ずyも属しているとき「x=y」とする。「=」の定義ということになる。急にこんなことを書くと、頭がおかしくなったと思われそうだが、私としては頭が賢くなったと言いたい。 不完全性定理の本をまた読んでいる。…

東京都の感染者数

東京の新型コロナ感染者数は、もともと大して多かったわけではなく、そのあと大して少なくなったわけでもなく、いままた大して多くなったわけでもない。似たような程度でずっと続いている。そんなことわかってるだろう。小池百合子も似たような程度でずっと…

仕事のあきらめ、人生のあきらめ

仕事で諦めが早い気がする。 いやもうはっきり気がついたほうがいい。たいていの仕事はどこかでだれかになにかを依頼することになるわけで、それが徹底してストレスなのだろうか(だから仕事で諦めが早いのだろうか)。人に頼むわけではないたとえばツイート…

★誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門/内藤理恵子

誰も教えてくれなかった「死」の哲学入門/内藤理恵子 https://www.amazon.co.jp/dp/4534057164 ヘーゲルの弁証法をトーナメント戦にたとえていて、なるほどと思った。格闘系のゲームで相手を打ち負かすと自分と相手の両方の能力が統合されて新しい自分にな…

★急に具合が悪くなる

『急に具合が悪くなる』 https://amazon.co.jp/dp/4794971567 読書開始。 《私が「いつ死んでも悔いがないように」という言葉に欺瞞を感じるのは、死という行き先が確実だからといって、その未来だけから今を照らすようなやり方は、そのつどに変化する可能性…

ツイッター進化論(随時変異)

人はツイートの総数が年々減っていって死んでいくのだろうか。あんがい年々増えていって死んでいくのだろうか。どちらが幸いなのか。よくわからない。どっちもたいして…?

さようなら 2019年

このデスクで人生が完結しそうなかんじ。少なくとも今年は完結する。 「浅草キッド」(紅白歌合戦)

暮れに追いつかない

今年は仕事がやけに忙しかった。そのせいで心の中はずっと内田百閒の苦虫かみつぶし的な形相だった。表面はついニコニコしてしまうので、あいかわらずそういう人だと思われている気はするものの。 https://twitter.com/Hyakken_Uchida 毎年毎年、暮れに追い…

ツイッター進化論(随時変異)

記述式問題を延々採点しているが皆それぞれに間違っていて何時間たっても満点をつけたい答案には出会わない。ある夜のタイムライン。 少年のころ少し離れた町に製紙工場があった。連れだってそこに忍び込んだことを思い出す。巨大な建物にパルプ材料になる紙…

★マンゴーと手榴弾/岸政彦

(11月19日) https://twitter.com/sociologbook/status/1196755503457554432 この少し懐かしい歌は「俺の俺の俺の話を聞け〜」と叫ぶのだが、実は週末この人の『マンゴーと手榴弾』を読んでいて、どうしても浮かんできたフレーズが「人の人の人の話を聞け〜…

知識の蓄積と連結

そういえばこのあいだ、統計でいうリスクとオッズの違いがわかった。わかってしまえば単純なことだった。ほんの小さなことでも何かが明瞭になるのは良いことだ。 金銭を蓄積する、人脈を連結させる、もう無性にそうしたい、それが自然な人生かもしれないが、…

せいぜい10か100

たとえばAIは10000の小説を書けるし10000の小説を読めるだろう。しかし人間はせいぜい10か100の小説しか扱えない。その限界ゆえに保たれる人生と価値がある。それは愚かで狭くとも良いものだと今は言うしかない。

ラグビーワールドカップ感染

何かが「わかっていく」というのは、後ろや横にしかパスできなかったり、押し合いへし合いしながら転がりでたり、そんなことをしながら、ジワリジワリ、気がつくと、遠かったゴールのラインが、あっそこに、というかんじですね。

定型コミュニケーション技能発達

恵まれたホワイトな事業所であるほど、相手への要求や非難はかぎりなく婉曲的な文言で伝えられる。そのため、非定型の発達が疑われる者は、よほどの文言が投げられて「あ、これ、おれ、まずいの?」とやっと気がつく。――というか、その定型コミュニケーショ…

★幸せではないが、もういい/ペーター・ハントケ

ペーター・ハントケ。私たちにはヴェンダースの映画にからんで強く記憶された名前。そして私は1作だけ小説を読んでいた! 鮮烈なダメージのそのタイトルがまた、けっして忘却を許さない。『幸せではないが、もういい』 2003年に読んだときのメモが残っていた…

グレタに共感するとしたら…

グレタさんが「地球温暖化このままじゃヤバイのはわかるよね? なんでみんな受け流してるの?」と焦るのは、私が「オレもキミもいつか必ず死ぬのは知ってるよね? なんでみんな受け流してるの?」と焦るのに近いのだろうか。 * それはそうと、政治環境も悪…