人生
www.nhk.jp 国にも人にも世界にも物語がある。それは、私たちが物語しか好まないからかもしれないにしても、ともあれ私たちが物語をはげしく好むからだろう。だから君や私の人生にも物語が望まれる。 しかし、だれの物語もその人生の後から書かれる。先に書…
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2022/10/14/000000 から続く パワーズ『黄金虫変奏曲』ついに読了しつつある。思いはあふれるが一つだけ言おう。 ――とぼとぼたどってきたこの豊穣さは、もう一度たどり直したときこそ、本当に身にしみるだろう。君や…
仕事の山場はいつも自分のキャパシティを超え、心身とも疲弊し、大河ドラマならこれは戦(いくさ)なのかと思う。戦がそんなに生易しくないだろうとは思うが、私たちの仕事もそんなに生易しくないだろうとも思う。 しかし、鎌倉の武士にも穏やかな日々はあっ…
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/2022/10/03/000000 カメは常にアキレスより必ず少し先を行くというゼノンのパラドクスは『数学する精神』(中公新書)=上=でほぼ解消した。ところが、仕事が私を追いかけどこまで逃げてもわずかな距離しか保てない…
全ては偶然なのに、なぜ、人間は必然を考え、探すのか。それは人間が、人間の自己意識が死ぬからだ。自己意識にとっては、その死は不可解であり自己説得が出来ないため、なぜ死ぬのかという死の理由や意味を探すことになる。 — 千坂恭二 (@Chisaka_Kyoji) 20…
「左翼的な過激団体と共産党の関係」(茂木発言)についてだけど―― 日本共産党が1955年の六全協で武装闘争を放棄したことは周知の歴史であり、以後いわゆる新左翼・過激派とはいわば宿敵同士になるはず。武装闘争放棄の前と後のどちらの日本共産党を真に評価…
Amason Photos というサービスがあり、写真をまとめてアップしていたのを思い出し、少し前の写真を久しぶりに眺めた。年月日が表示され、その頃の自分の気分もよみがえる。気分は今と似ている。一言でいえば、なんかぱっとしない。ここ何年もそうなのだろう…
たとえば (1) 教科書をまじめに読むような人生。 あるいは (2) ツイッターをだらだら読むような人生。 はたまた (3) 小説をわけもわからず読むような人生。 ――君はどれを送るべきか、送るべきだったか。 それと話がうまくつながっているかどうか微妙だが―― …
桜も卒業の季節も、これが最後ではないものの、あと何回迎えるかは実際わからないので、卒業の歌について思っていることは折に触れて言っておきたい。 とはいえ実に平凡で、荒井由実の「卒業写真」はやっぱりいいなとか、そういうこと。 曲はもちろんいいが…
桜が咲いている。世界はある。また生きていく。なぜかはともかく。
テレビの仕事なのだが、生放送は最近ほとんどなく、収録したあとひたすら編集する。 人生も、生放送のつもりはなく編集ばかりしている感じがする。そういうものなのか。放送はいつだ?
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猫が見る窓の外 から続く そうこうしているうちに、私の大切な友人の一人が亡くなってしまった。 「死んだら終わりだ」ということを、自分が死んだあとに思うことはない、ということはよく言われるが、他人が死んだあとにはつくづく思い知るのだということを…
もし2001年に同時多発テロが起きなかったら――想像するのは無益か。 歴史は1つしかないという当たり前のことを身にしみて理解していれば、もちろん無益だろう。しかし、あらゆる歴史は「それが起こるまでは」何通りもありえた。私たちはむしろそっちのほうを…
courrier.jp 欧米は「死んだら終わり」、日本は「死んでも生き続ける」と考える、という。 さて実感としてはどうだろう? ともあれとても興味深い。
三菱のボールペン、ジェットストリームを気に入って長く使っているが、こうなったら一生分の替芯を通販で注文するかと思い立ち、しかしそれはいったい何本かと、手が止まる。
★本を長く読み続けるコツは、飽きたとかわからないとか思ったら、ぱっと中断すること。無理しても進まない。迷わず他の本に移る。また気が向いたときにさっと再開。人生や仕事も同じなので同じようにできるとよいが…(いや少し同じようにしているかも)
一人の個人が100万年ぐらい生きられるとしたら? あるいは1万回ぐらい生き直せるとしたら? 誰もが相当いろいろな人生を幅広く経験蓄積していって、最後にはどの人の人生も似たものになり、自分の人生と他人の人生の違いがほとんどなくなってしまう。そんな…
仕事がテンパって「エイヤ」と決断。誰しも年に一度や二度はある。人によってはもっとある。そのせいで自分または誰かの心身が少しは壊れるだろうが、全体としてはまあ大丈夫だろう。そんなことを繰り返しながら、いつかみんな本当に死んでいく。日本も十年…
コロナがすべて悪い。それと同程度には、日本医師会長がすべて悪い。さもなくば私の理解力が悪い。 ◎会見記録 https://www.youtube.com/watch?v=JzQUZF8ohlo ◎会見を報じた記事(m3.com) https://www.m3.com/news/iryoishin/908945? http://www.m3.com/open…
“この瞬間から「死」を自分の世界観の中に位置付けることができるようになった。人生を終着点のある旅だと考えるならば、「死」は恐れの対象ではなく、「終着点」でしかない”
人の思考は十人十色か。そりゃそうだろうと思う。ツイッターを見ていても思う。しかしそれは、タイムラインをそのように選んでいるからにすぎない。1つのニュースに反応するツイート全体を眺めると、人の思考はむしろ十人一色かという気持ちになってくる。 …
書物に頼る独学者は、「ゲ↓ーデル」なのか「ゲ↑ーデル」なのか アクセントを知り得ない。 www.youtube.com
年末に大掃除や年賀状をスルーする者は、臨終のときもそうしたことはやらないのかもしれない。じゃあ何をするのか。本を読んでいる? ツイッターを見ている? * 大晦日までに世界の謎が解けないのはさておき、死ぬ(人生の大晦日)までにも解ける見通しはな…
ジョン・レノンが生まれて80年、亡くなって40年か〜 真珠湾攻撃は大昔のできごとだが、ジョン・レノンの死ももはや大昔か。(近ごろ こんなつぶやきばかりだ)
仕事でも社交でも、ひどく不器用な人をみて、ああ自分もこんなかんじかと、暗澹たる気分になる。
うちはAmazonPrimeに加えNETFLIXにもいつのまにか入っていて、昨夜は探しあぐねたあげく、『泥の河』(小栗康平)を観た。 白黒で昭和31年(1956年)の話だが、意外に新しく1981年の映画で、公開時に映画館でみた。ネトフリっぽくも80年代っぽくもまったくな…
映画『インセプション』の夢の中で長く続けられた恋愛や人生を思わせる。しかし、それらもまた「やはり本当の恋愛と人生であった」とは、絶対言えないのだろうか(いや言える) ただ1つ思う。それが夢だったのか現だったかの違いを超えるほどに、それが(彼…
なまけが身についてくると、しかし、仕事でもなんでも「始めさえすれば続けられる」ことは明らかになる。これはそうとう普遍的な法則なので、ひょっとして、死ぬということも、とにかく始まってしまえば意外にもうどうでもよくなってそのまま終わりまで行け…
だから、仕方ない(私のこと)