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【2019 輪廻転生】

インフレ宇宙でも生命はたった1回説

「東大、宇宙の中で生命が非生物的な現象から誕生するシナリオを発表」(日経)

https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP528188_T00C20A2000000/

生命の誕生は想像を絶するほど珍しいけれど、インフレーション宇宙でできた星の数が想像を絶するほど多いからこそ、可能だった、ただしたぶん1回きりーーという説。

疑問1。RNAやDNAによらない生命というのは想定しないのだろうか? そうした生命もまた専門的には想像を絶するのだろうか?

疑問2。地球は想像を絶するほど珍しい唯一の星だということになるが、では、人間は想像を絶するほど珍しい唯一の生物なのだろうか? つまり、宇宙における星の数ほど、地球における生物の数が多かったのかどうか(この数は推定されていると思う)

個人的には、地球が希有かどうかより、ヒトが希有な存在なのかどうかに、はるかに関心が高い。(ヒトは希有だという信念を私がいだいているからこそだが、それがそもそも錯覚だったら、この疑問や関心は無意味だ)

どうなんだろう? これこそ最大の疑問。

ヒトが希有なら、ネコも希有で、ゾウも希有で、セミも希有で、サクラも希有で、新型コロナウイルスも、すべてが同じように希有なのか? 本当にそう考えるべきなのか? 本当にそれだけのことだろうか。

(寝床でツイートすると、腹筋が鍛えられる)

ところで、地球の生物の数は宇宙の星の数に比べたら想像を絶するほど少ないようだ。そりゃそうだな。

現在までのあらゆる生物においてRNAやDNAが複製されたトータルの回数なら、そうとう大きな数になるだろう。あるいは、種の総数ではなく個体の総数でも、かなり大きな数になるだろう。

(さてきょうは、けっこう忙しいのだった。想像を絶するほどではないにしろ)