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【2019 輪廻転生】

★生命とは何か/ポール・ナース

『生命とは何か』(ポール・ナース)を読んだ。

地球上にある生命の始まりが「たった1回」だったことを、著者は「驚くべき結論」と述懐する。それを受けて訳者(竹内薫)は《これほど壮大な物語はない》そしてこれこそ、少年期の著者が葛藤の末に捨てた《聖書に代わるもの》だと位置づける!

考えてみれば、聖書に代わる創世記(進化論)を近代の私たちは共有している。そして私が希求するのも新しい創世記に基づく神学だろう。トマス・アキ茄子さんは聖書に従って「神とは何か」を問うた。私は新しい創世記に従って「神とは何か」を問おう。ポール茄子さんとともに。つまりは無神論者の神学かな。

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