唐突に引用するがーー
《ニュートンの万有引力にしてもそうですが、二体の間で相互作用が起こるというのは運動量の保存則があるからです。いいかえれば、作用・反作用の法則があるからですね。この考え方からすると、三体間の相互作用はない。三体の場合も二体同士の相互作用の組です》
『科学と生命と言語の秘密』(文春新書)津田一郎さんの発言から(p.311)
仕事がややこしくなるのも、ひょっとして三体問題なのでは? つまり、三体問題のまま解決しようとするから絶対に行き詰まる。手をつけられるとしたら二体間それぞれの相互作用や力関係しかない。ひとつひとつの二体関係をひとつひとつ調整していくしか解決手段はない。
いや、というか、そもそも三体問題には「解はない」ということを心得たほうがいい。なるようにしかならない(なるようにはなる)
◎参照:【PUBLISHING】津田一郎さんとの対談本『初めて語られた 科学と生命と言語の秘密』発売 | セイゴオちゃんねる