東京永久観光

【2019 輪廻転生】

変えうるのは世界の限界であり、事実ではない(ウィトゲンシュタイン)

加藤典洋さんが亡くなった。驚きと落胆。それと71歳という年齢の早さ。そうかと思えば、きょうは、ついこのあいだまでを一緒に仕事していた方の訃報を聞いてしまった。69歳。……おまえはあと何年生きるつもりなのか? そう問わずにはいられない。

この微妙な焦燥は、死ぬ日まで雑用が終わらないんじゃないかという、微妙な焦燥なのではないか。死ぬ日が遠くないというよりも、なんだか雑用ばかりの人生で、その雑用はわいてくるばかりで、だったらそりゃ終わるわけがないねという、そんな発見なのかもしれない。

というよりも、あらゆることが雑用であるような人生は、間違っている。しかし、そのあらゆる雑用がじつは雑用でないことになるような、なにか根本的な変更が、じつは可能なのではないか?

きのうあるところで目にした以下の文言は、そういう意味なのだと思う。「善き意志、あるいは悪しき意志が世界を変化させる時、変えうるのは世界の限界であり、事実ではない 意志によって世界は全体として別の世界に変化する
幸福な世界は不幸な世界とは別ものである」論考6.43(以下より)

https://twitter.com/moroQma/status/1122495407878074368

 

状況を流水のような文章にできたらいいが、難しい。袋のなかに、発見や希望や憤怒や焦燥がいっぱい詰まってきて、とうとうどこかが破れて、ぼろっと出てしまっただけのようなツイートをしている。