東京永久観光

【2019 輪廻転生】

『カメラを止めるな!』(テレビ放映) 

エンドロールでは、神(映画そのものを見せてきた第三のカメラマン)がとうとう姿を現す。「待てよ、じゃ第三のカメラマンは、だれが撮ってるんだ?」 ――少年よ、そのカメラこそが哲学と呼ばれるんじゃ。

「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」と私たちが首をひねるのは、「このように存在しているものがあること=いわば映画のごとくそもそも見えているものがあること」が不思議だと気づいたから。そして、この仕掛けは何だと問う。しかしその仕掛けは原理的に語りえない。神と呼ぶほかない。

=いったん休憩を入れよう=

 

◎劇場鑑賞時の感想

 https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/20180904/p1