http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%85%99%E9%9C%A7
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ところで、たまたま昨夜読んでいた本に、インドネシアにある「クラカタウ」という火山島が出てきた。1883年に巨大な噴火を起こし、島が吹き飛んだあげく、噴煙は地球全体を覆い、のち数年間 世界中で夕日の色がちょっと変になったらしい。「そんな大規模な異変があったのか」「それなのに、100年余りたてばもう、ぜんぜん語られなくなってしまうのだ」とふしぎな気持ちがした。ムンクの「叫び」の空もこの噴火がヒントだとか。
しかもこの火山島、535年にも大噴火を起こしたと言われる。しかも「日本列島における渡来人の流入や仏教の隆盛は、それに起因する」という説まであるそうだ。面白い!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%A6
東日本大震災はこれに匹敵する天変地異なのだろう。そんなものに遭遇した自分は、なかなか珍しい時期に生きていたということになるのかもしれない。ただそれもまた100年たてば直接記憶している人はいなくなる。