先日NHK『ファミリーヒストリー』で、坂本龍一の父が三島由紀夫を見出した編集者だったと知ったが、その父は坂本龍一が沖縄の歌を作品にして発表したことを批判、しかし龍一は「これは私の音楽だ」と強く反論した、という話があったので、改めてアルバム『Beauty』を聴いている。坂本龍一のベスト作かも。
◎Wikipedia:ビューティーhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3
1989年。このころは同時代に聴いていた。
なんとライブがYouTubeにあった(以下)
『Ryuichi Sakamoto Beauty Tour 1990』
https://www.youtube.com/watch?v=2iJT8OcDJ2A
すばらしいのひと言。
沖縄トリオの存在感は圧倒的で、しかも異郷のゲストとして大切にされ尊重され立てられているのがわかる。
他のミュージシャンもみな印象的。外資系コンサルタントの上司みたいな女性が、控えめかつ優美に歌う。ベーシストはデヴィッド・ボウイーみたいな顔立ちのこれまた女性。桁外れに楽しそうな猫背のパーカッションは、アート・リンゼイのバンドにいた人だと一目瞭然(以下)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1995745
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★ハート・ビート/坂本龍一(こちらも甲乙つけがたい)
「 Break The Code And Read The Message」などという副題がついていたことを、27年もたってから気がついてはいけない!
本もそうだが、副題を、タイトルに続いて重要だろうに、たいていスルーしてしまう。