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【2019 輪廻転生】

高校数学の復習

高校の数学をまるごと復習しなくてはと前々から思っていて、この夏ついに始めた。『長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書』を最初からコツコツと。ネットで定評だった一冊。しかし書籍はもう手に入らず電子版を購入した。

https://www.amazon.co.jp/dp/4010527129

https://razokulover.hateblo.jp/entry/2020/03/07/172956

 

数学Ⅰと数学Aを終え今は数学Ⅱの途中。高校時代に数ⅡBまで履修した体験は、苦行かつ悲劇以外の何ものでもなかったが、真面目にやればけっこう完全に理解できる。しかし本丸と言うべき微積分はこれからだ。どうなることか。

 

さて重要なことは、やはり「数式で書けることは図形で描ける」といった、大人になって知ってとても感動した原理を、最初から繰り返し繰り返し目と手で確認していること。それはやがて集合や論理を記すことにも一致していく。

 

もう1つ新たに発見したこと(こっちがもっと重大だと感じている)ーーそれは「数式の意味とは数式の使用である」! 数式を、だいたいわかったぐらいでも、どんどん紙に書いているうちに、自ずとその使い方が身についてきて、いつしか解答にすら至っている。そういうものだと言うしかない。

これってつまり「言語の意味とは、言語の使用である」とウィトゲンシュタインが言ったのと同じことなんじゃないか!! そこがきわめて感動的なのだった。