http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20160516/k00/00e/050/197000c
（竹田ＪＯＣ会長「２．３億円の使途知らない」）
賄賂だと思っていたとしたら信じ難いが、賄賂だと思っていなかったとしても信じ難い。
まさか賄賂なんてと思う善玉の私と、どうせ賄賂だろう思う悪玉の私がいる。そして、私はまだ確定申告をしていない。
次のオリンピックをどこで開くべきか。これを数人の委員に直感で判断させる仕組みに、そもそも無理があるだろう。…と思ってはみたものの、ではたとえば、全世界73億人の多数決で決めるとしても無理がある。…そのようにして、じゃあいっそ人工知能の計算に委ねましょう、という結論に至る。
こう考えて、ふと気づいた。無数の役所が、膨大な人出と時間を費やして行っているにちがいない、無数の状況分析や無数の政策立案を、すべて人工知能に任せれば、役所の大部分は不要になるのではないか。#まあそうだよね
しかしながら、人工知能が本当に賢ければ、やっぱり「ディアクに2.3億渡せ」と結論するのではないか。「電通経由でシンガポールだぞ」と。「あと、キャッチフレーズは、お・も・て・な・し 」。
とはいえ、将棋で羽生に勝つ手を見出すのは相当難しいだろうが、オリンピック招致というゲームに勝つのは、たいして難しくないのかもしれない。
きょうの私の晩飯を何にするかも、人工知能に決めてほしい。NHK7時のニュースのトップをどれにするとかも。
