日食は何十年先まで完璧に予測できるのに
天気はなぜ予測できないんだ!
というつぶやきがネットから聞こえてきた。(特に悪石島方面)
天体の運動はきわめて単純だが
気象の変動(空気の運動?)はきわめて複雑
ということに尽きるのか…。
では今日の本題。
特異日(10月10日や11月3日)あるいは雨男。
これらは天気予報に役立つのか?
雨男は、サイコロでいうと過去の目の記録でしかなく、
未来の天気(未来にサイコロを振ったときの目)には
なんら影響しないのではないか。一応そう思う。
「女の子が2人も生まれたから、次は男の子だね」
ぼんやり期待すると半分は失敗してしまうのと同じ。
特異日も似たようなもののようで、そうでもないようで、
ちょっとよく分からない。
地球の運動は周期的だろうが、
たとえば1964年の10月10日と今年の10月10日で
いったい何が完璧に繰り返されるというのだろう。
「原因についてはなお不明という他ない」
Wikipediaにはそう書いてあった。
ともあれ、もどり梅雨。雨男、受難。
*
ちなみに先日は以下のエントリーも話題になっていた。
「血液型と性格の相関には科学的根拠がないと言う理由で、
科学的追求をやめるなら、そんな学者に存在価値はまったくない」
◎http://hitoyomi.diarynote.jp/200906241304468605/
へえと思ったのは、
「O型の親からはAB型の子どもは生まれない」という指摘。
そしてそれを根拠に
「だから血液型は性格と関係あるに決まっている」と主張する。
…う〜む。…う〜む。
でも、O型の親たちが性格の偏りをもともと持たないのであれば
その子どもたちにも性格の偏りは生じえないのでは?
この関連で、
血液型と性格の関係にはそもそもなぜ根拠がないのか、
というエントリーもあった。
「生理的に因果が認められないから」ではないのです、
「統計をとったら関連がなかったから」なのです、
ということが書いてあった。
…う〜む。これもなんとなく虚を突かれた。
そうだったのか。…そうだったのだっけ?
ちなみに私は仕事の面接で血液型を聞かれたことがある。
http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20040706#p1