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【2019 輪廻転生】

量子力学への期待

去年は高校の数学を最初から復習した。結局やはり量子力学とかをいつかはどうしてもはっきり知りたいわけで、それには物理学を少なくとも高校レベルから知らないといけないが、私の場合そのためにはさらに高校レベルの数学から知る必要があった。じゃあなんで私が量子力学とかを知りたいのか?

量子力学を知りたいのは「世界がいかに存在するか」を知りたいからだろう。そして「世界がいかに存在するか」がわかったら、ひょっとして「世界はなぜ存在するのか」が、ついにはわかるかもしれないではないか。どうだろうか?

ただし、たとえば佐藤文隆先生などは<世界がいかに存在するかと、世界はなぜ存在するかは、ぜんぜん別のことです>という主旨のことを述べている。
https://tokyocat.hatenadiary.jp/entry/20130726/p1(そんな書いてあったっけ? と言われるかもしれないが、私が受けとめた主旨なので、そこは仕方ない)

それで以後しばらく「そうかその2つは別のことか」と思い直してやってきたが、それでも最近「世界はなぜ存在するのか」の問いを近似的・実質的に問うものがあるとしたら、やっぱり何より物理学だろうと、また思い直しているのだ。哲学や神学もそれぞれに答えを探るのだろうが、物理学への期待が膨らむ。