若新雄純さん(11分30秒〜)
「かかるとマジやばいっていうウイルスが蔓延したっていうよりは、かかると診てもらえる場所が限られてしまっていることによって医療崩壊するから、皆さんかからないようにしてくださいっていう社会だったわけじゃないですか。でも、かかってももう少し幅広いところで診てもらえるから、もうちょっとかかることをそこまで怖れなくしてもいいとすれば、新しいインフルエンザや風邪のような扱いにすることで、絶対安心というわけじゃないけど、お店の営業時間の制限とかはここまでしなくてよかったのもしれないと思うと、ほんとに、ウイルスを怖れたというよりも、体制(医療体制)の不備をぼくらはずっと怖れ続けてきて、それに振り回されてきたんだなと思うと、悲しいっていうか…」
まったくその通りだと思う。
ところでこの方、私の郷里福井県の出身で、しかも福井でいろいろ活躍中だったとは知らなかった。
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(関連:8月20日)
山形浩生さん、全部言った感。
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(関連:8月27日)
《医療のための国民ではなく、国民のための医療を》
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(8月19日)
《新型コロナは、無症状や軽症の段階から専門病院でしか診られない、という縛りをつけてしまったせいで、従来のインフルエンザなどではごく自然に働いていた、日本の医療システム全体として、高度な専門医療になればなるほど、受けられる患者の絶対数を絞っていく仕組みが働かなくなってしまって…》