<川島雄三>
★愛のお荷物(1955)
★あした来る人(1955)
★洲崎パラダイス赤信号(1956)
★風船(1956)
★暖簾(1958)
★しとやかな獣(1962)
◎「洲崎」感想
◎「暖簾」感想
◎「獣」など感想
<侯孝賢>
★風櫃の少年(1983)=劇場・再=
★冬冬の夏休み(1984)=劇場・再=
★恋恋風塵(1987)=劇場・再=
◎「風櫃」感想
◎「冬冬」感想
◎関連
<海外>
★最愛の子/ピーター・チャン(日本公開2016)
ほとんど、NHKでよく流れる中国キテレツ社会ドキュメンタリーを見ている気持ちで鑑賞(それと変わらぬ面白さだったということ)。もともと実話。さて、空気も食も安心できない中国をお前今どきわざわざ旅行したいのかというと、深センの市街地も安徽省の農村もやっぱり見に行かないではいられないだろう。(『少林サッカー』のヒロインに再会。この人は安徽省の出身らしい)
★レヴェナント: 蘇えりし者/アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ(日本公開2016)
夕方の自然光だけという条件を課して過酷なロケが敢行されたと聞く。その素晴らしい結晶。映画館で見るべきだった。
★オデッセイ/リドリー・スコット(日本公開2016)
話の山場が多く短く、アメリカの連続ドラマっぽいと思った。
★ヘイトフル・エイト/クェンティン・タランティーノ(日本公開2016)
あっと驚くどんでん返しかというとそうでもなかったが、とにかく癖があってあからさまに非道ないろいろな人物の描写についてはタランティーノ円熟の技、という感じだった。
★イット・フォローズ(日本公開2016)
かなり不気味だった。
★キャロル(日本公開2016)
パトリシア・ハイスミスの原作ということもあって借りた。
★トランセンデンス/ウォーリー・フィスター(2014)
◎感想
★グランド・ブダペスト・ホテル/ウェス・アンダーソン(2014)
★さよなら、人類/ロイ・アンダーソン(2014)
この2つの共通点は監督の苗字だけなのだが、前者がシンメトリーの映像にこだわっているのに対し、後者はすべての場面をいわば七三分けの角度から撮影しているのが実に印象的だった。
★バードマン/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(2014)
この監督はほんとうに多才だ。
★白いリボン/ミヒャエル・ハネケ(2009)=再=
二度目の鑑賞だが、閉塞・不信・暴力といったものが こびりついてぬぐいようがない そんな村落の なんともいえないムードを、私はまたもや十分な言葉にできない。
★THE 4TH KIND フォース・カインド/オラントゥンデ・オスサンミ(2009)
記録映像のフェイクというのはもう定番なのだろう。フェイクが興味深いのは、思考はフェイクに騙されないが情緒はフェイクに騙されるという点。つまり、実話だと知っていてもフェイクだと知っていても怖い感情自体は同じように巻き起こる。とはいえ、この怖さは、人類の生態や想像をまるきり超えた存在が本当にあるのではないかという思考をめぐって巻き起こる怖さではあるので、人の心はなかなかややこしい。
★ギルバート・グレイプ/ラッセ・ハルストレム(1993)
『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』(同じ監督)に並ぶほど、長く記憶に残る一作になるだろう。もっと早く見るべきだった。それにしても終盤、なんとこれが終わりか、いやちがった、そうかこれが終わりか、いやちがった、と思わされつつ、本当の結末は冒頭のシーンにつながる感動的なものだった。ところで、鑑賞したのはちょうどアメリカ大統領選トランプ旋風のさなか。注目されていた中西部アイオワ州はこの映画の舞台でもあった。主人公ギルバートはそこから一度も外に出たことがないという設定。時代は少し古いが、この街で暮らしながらストーリーを彩っていく一人ひとりの人物たちは、のちにいかなる思いをかかえてトランプに投票することになるのかと、そんなことも想像しながら見ていた。
★シェーン/ジョージ・スティーヴンス(1953)=再=
★気狂いピエロ/ジャン=リュック・ゴダール(1964)=再=
◎感想
<日本>
★この世界の片隅に/片渕須直(2016)=劇場=
http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20161121
(のち)http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20170815/p1
★恋人たち/橋口亮輔(2015)
★贖罪/黒沢清(2012)*TVドラマ
★東京暮色/小津安二郎(1957)=再=