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【2019 輪廻転生】

議員になりたがる人が全員バカというわけではない


テレビで毎日毎日高い声でしゃべりまくる男といえば、安倍首相かジャパネットの高田元社長かという感じの日本になってまいりましたが、それはそうと、自民党はこんなこともやっていて、正直に感動した(下)。

https://www.youtube.com/watch?v=wspOGjD6pA… 

ネット投票で公認候補を選出とのこと。

なぜこれを知ったかというと、その一人である荻野浩次郎さんという人のツイートが私のタイムラインでリツイートされていたから(下)

https://twitter.com/orijox/status/715295813333716994

自民党が提出する議案というのは、国会に出てきた段階では実質的な議論が終わっているけれど、それまではベテランも新人もなく非常に自由に意見が言える、そんな仕組みが自民党にはあるんです、という指摘をしている。なるほど そういうものかと、とても勉強になった。

ネットを実質的に活かそうとするこのアイディアにしても、そこに出てくる人が描写してくれたこの情報にしても、正直 自民党はすごいと、朝から思ってしまったではないか。まったく置いて行かれるばかりの民進党なども、どうか頑張ってほしい。

政治家になりたがる人物なんて揶揄か軽蔑の対象でしかない、という感じの日本にもなってまいりまして、それが久しいわけでございますが、そんなふうに国会や政党に対する期待をほとんど失っている、たとえば私にすら、なにがしか感動させる力が、自民党にはあるということだ。

国会や政党を通じて私の生活がよくなったり日本の社会がよくなったりする可能性なんて、もはやまったくないと、この3年くらいの間に積もり積もってきた私の絶望感に、いくらか反する動きが、ここになにがしか感じられたということだ。

近ごろ自民1強の日本で政治が変わるなどという夢は100%かなうまいと、さっきまで私は思っていたわけだが、それでも、民進党に飛び込んで日本の政治を本気で変えようと志す人を嘲笑しなくていいように、自民党に飛び込んで日本の政治を本気で変えようと志す人も嘲笑しなくていいだろう。