ツイッターでも、フェイスブックでも、ブログでも、かつてのウェブ日記をふりかえっても、とりあえず参加してはみるけれど、そのなかで自分の言動が自由自在に展開できるようになるには、かなりのプロセスや歳月を要する。つまり、実力を発揮するのは、なかなか難しい。
じゃあ、現在、私は、ツイッターで実力を発揮しているのかというと、それはもう実力を発揮している。なんの制約もなく、持てる力を100％ふりしぼって、好きなように好きなだけ書いている。毎日渾身、全力少年だ。
全力中高年。
「私の実力はこんなもんじゃない」と思うこともあるが、たぶんそうじゃない。実力はこんなものだろう。
そうするとしかし、この日本社会では、私は実力を発揮しているだろうか。ぜんぜん発揮できていないと思うわけだが、しかしそれも結局、私の実力がその程度なのだろう。もちろん、実力を発揮するにはやはりプロセスや歳月が必要なのだとは言えるが、既にどれほどの歳月を重ねたかを忘れてはならない。
というわけで、何を言いたいのかというと、社会に参加したばかりの人に、君が実力を発揮するにはプロセスや歳月をかなり要するはずだと言いたい。いやもちろん、どれほど費やしても実力は発揮できませんでしたとなる可能性も大いにあるわけだが、そのこと自体、プロセスや歳月を費してからでないと実感できないだろう。
桜の下で説教。
