(10月9日)
「シワ寄って、コロんで、ムナしく、ナミだを流す」ーー中東戦争の年代をまとめて覚える。
https://www.y-history.net/appendix/wh1601-143.html
ハマスの由来はインティファーダと関係が深いようだ。だから、PLO(アラファトら)に比べると、国際政治っぽいというより民衆蜂起っぽい性格なのだろう。またハマスはPLOと異なり、原理主義である・イスラエルの共存を認めないーーなども特徴とのこと。
何が悪いのか、誰が悪いのか、急にツイッターを見て、2〜3時間悩んでみても、わかるわけはないのだった。そもそも世界のことを中東のことを知らない。それに、発信される多量の言葉は、なかなかどうして、それぞれにあやふやだ。しかし事実はどこかに存在するだろう。それを慎重に探るしかない。
(10月11日)
ハマスの兵士は、イスラエルのユダヤ教徒を同じ人間とは思わずに殺したかもしれない(むかしヨーロッパの人がアフリカやアメリカの先住民を同じ人間と思わずに殺したかもしれないのに似て)。一方イスラエル軍の兵士は、ガザに住むイスラム教徒を同じ人間と思いながら殺しているかもしれない。
(10月12日)
駐日パレスティナ大使が出演。高橋和夫さんも出演。BSフジ「プライムニュース」
https://www.bsfuji.tv/primenews/
けっこう踏み込んだ人選、そして発言。
(10月14日)
個人のゴールは死なのでベースには諦めがあっても仕方ない。しかし人類や社会のゴールが死だとは限らない。ともあれ生き延びてきたし近代以後はむしろより良く生き延びてきた。だから、世界中が今 完全に絶望しているわけでもないのだろう。しかし局地的には最悪の地獄が目撃されているのだろう。
これほどであってもパレスチナは遠いのか。
(10月22日)
政治や経済のために戦争をするとか、ましてや注目や承認のために戦争をするなど、今の私の周囲ではまったくありえない。しかし世界は広い。ツイッターは平和だ。
ツイッターは平和だ=注意関心や承認欲求の闘いがいかに猖獗をきわめようと、文字通りの火は吹かない(と思う)という意味。
(10月22日)
ユヴァル・ノア・ハラリ緊急インタビュー(テレビ朝日)
視聴した。「まずいよまずいよ。核かもよ」「ネタニヤフが最悪だった」「言葉は選んで使わないと」などなど(主旨)
(10月26日)
安保理決議も注目喚起と承認欲求だけの場になってきた? SNSと同じ?
(10月29日)
ドキュメンタリー映画『愛国の告白』を見に行った。友人に誘われて。
土井敏邦 ドキュメンタリー映画『愛国の告白 沈黙を破るPart2』公式サイト
(10月30日)
ハマスの攻撃もイスラエル軍の攻撃も限度を超えている。ただその理由である、パレスチナ人の恨みもイスラエル人の恐れも、やはり限度や想像を超えているのだと考えるしかない。どちらの超え方が果てしないかの競争か。しかしその恨みもその恐れも想像できないと理解もできないし反対もできない。
(10月31日)
「ハマスのテロを許容する気持ちがどれほど極小であれ存在しないわけではないとき、イスラエル軍の地上攻撃を許容する気持ちもどれほど極小であれ存在しないわけではない」というふうにはなっていないのか? これはまるでε-δ論法(その気持ちの関数の変化は連続なのか不連続なのか)だ。