東京永久観光

【2019 輪廻転生】

★無限の始まり(感想の続き 久しぶりに)


 無限の始まり : ひとはなぜ限りない可能性をもつのか


今初めて思いついたけど、国や世界の経済の実体や動向が還元主義では説明できないかもしれないように、国や世界の平和の実体や動向もまた還元主義では説明できないのではないか。(還元主義:極小規模のふるまいの説明を積み重ねれば、極大規模のふるまいも説明できるという立場、だとおもう)

いや経済や平和のことはほんとは思いつき。やはり興味があるのは、たとえばiMacという物体が電気店から私の机の上に移動してきた理由を、iMacを構成する原子などのふるまいで説明しようとしても空しいという話。「私が欲しいから金を払って買った」が理由。その理由は原子に還元できない。

こうした議論は昔からあると思うが、このあいだ『無限の始まり』を再読し、私としては改めて明瞭になったのだった。

創発」というキーワードもここに一緒に書いておいたほうがよいだろう。還元主義では説明できないようなレベルや極大規模の現象を指す用語だと思えばよいか。さっきの話に戻れば、マクロ経済が創発の現象なら、「マクロ平和」も創発の現象じゃないかと、ふと思ったということ。

「マクロ平和」って何だそれ?ということになるが、今思いついた言葉だから仕方ない。ともあれ、ミクロ平和は長年私の信条だった(要するに「私は戦争に行かない」という信条)。しかし、マクロ平和=国や世界の平和はミクロ平和の集積では達成や説明が不能では、という疑いを持ちましたという話。

とまあ、ここまではウオーミングアップ。本当は『無限の始まり』の感想を書きたいのに、収穫が巨大すぎて書くのが億劫だから、なんらかのウォーミングアップを意図したのだろう。人間の心理は複雑だ(いや単純か)

…といいながら、本日もこうしたメタ感想しか書かず、感想は何も書いていない。思えば、メタ情報をめぐるメタ議論をめぐるメタ感想ばかりで日々のどれほど多くが費やされていることか(ツイッター!)


ということで、映画ディスクの感想だけやっとブログに書いたという報告(きのう)→http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20151025/p1