確信をもって言いたい。
「それはこの映画のことだ」
エドワード・ヤン監督『ヤンヤン 夏の想い出』。=DVD鑑賞=
この監督の作品をこれまでみていなかった。
それこそ人生の不覚! 皆さんもぜひ・・・
長い映画(2時間53分)だったが、ちっとも長くない。
2回みたが、もっと何度もみたい。
◎ 公式サイト http://www.omega.co.jp/movie/yanyan/index.html
◎ asin:B0002ADHNA
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ところで、フィリップ・マグロー著・勝間和代訳『史上最強の人生戦略マニュアル』には、以下のことが書いてあるという。asin:4877712399
人生の法則1《ものがわかっているか、いないか》
人生の法則2《人生の責任は自分にある》
人生の法則3《人はうまくいくことをする》
人生の法則4《自分が認めていないことは変えられない》
人生の法則5《人生は行動に報いる》
人生の法則6《事実なんてない。あるのは認識だけ》
人生の法則7《人生は管理するもの。癒すものではない》
人生の法則8《私たちは自分の扱い方を人に教えている》
人生の法則9《許しには力がある》
人生の法則10《自分が求めているものを知り、要求する》
これを眺めて私は、この「人生の法則」はすべて「ヤンヤンの法則」に置き換えても成立することに気づいた。実際『ヤンヤン 夏の想い出』は、そのような法則の暗示、いやときには直言に満ちている。
なお、ブログ『404 Blog Not Found』はこの書籍を以下のように評している。
《たしかに「スゴ本」。》《私にとっては、「スゴくフツーのことが書いてある」という意味において。》《しかしその「フツー」こそ、最も多くの人が必要としているスゴさなのかも知れない。》(http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51114342.html)
これまたふしぎなことに、『ヤンヤン 夏の想い出』でしみじみ感じさせられることというのが、まさに「普通のことがとても大切なのだなあ」なのだった。
もしや、こっちもマジに読むべきなのか・・・ ちょっと真剣に考えてしまう。
ちなみに、『勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力』は私も買って読み、役に立った。asin:4887596391
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ともあれ最後に、法則をもう一つだけ。これは本当に『ヤンヤン 夏の想い出』の台詞より(ただし私の記憶とアレンジによる)。
「人生をやり直すことなんてないんだ 一度あれば十分だとわかったよ」
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写真は本文と関係ありません(が、関係ありそうにもみえる)