視聴
https://www.youtube.com/watch?v=wRub94Wm1mA
池上高志さんのレクチャーが圧倒的に面白い。
人工知能とか動物とか地球外の誰かとかの、心の中(心があるとしたらどんな表象を抱いているのかみたいなこと)を想像するとしたら、こんな仕掛けを作れば少しできるのかも、といった面白さ。
そして、人間の心の特徴というならば(人工知能はまったく違う特徴を持つかもしれない)、やはりクオリアというものだろうと、池上さんは述懐している。
そして、人間の心が作る表象は、現実の状況を「縮約」して作る、というのではなく、むしろ、なんでもかんでもとりこんで「拡張」(減算=計算を減らす?)して作っているのではないか――というふうに見るのが、またとても面白い。
このイベントは新刊『なぜヒトだけが言葉を話せるのか』をめぐって開かれた。人の言語は、単語と事物が単純に結びつく形で出来たのではなく、意図を読み合うコミュニケーションのダシとして操るものとして出来た、みたいな主張。池上さんはどちらとも違う発想で言語の仕組みと始まりを考えている。