思想地図β vol.2の巻頭には「震災でぼくたちはばらばらになってしまった」とある。そして高橋源一郎さんは今、「分断線」と言っている。http://t.co/fLa0vxRT
ばらばら、分断、そうした言葉は、私がずっと感じていた気持ちにもぴったり合っているように思える。
しかし、私の気持ちを正直にいうと、もっとみもふたもなく、もっと身勝手なものだ。それは、地震も原発も大変だが私は別のことで大変だ。だから、これほど大きな出来事がありこれほど大きな共感が起こっても、私は私の怒りをこれからもひとりで怒り続けるしかないぜ、というような。
たしかに私の考えはまちがっているかもしれない。しかし、私はまちがっているかもしれないというふうになことは、すでにずっと考えてきたのであり、その末にあるのがこの怒りなのであり、だからこの怒りはもう変わらないのではないかとも思われる。→
では、変わらない怒りは、「変わらない」がゆえに「正しい」のだろうか。それとも、「変わらない」がゆえに「正しくない」のだろうか。…なんてことを、今、問い直したくなった。http://t.co/NvvMEO3y
@takagengen 国と国の戦争と、人と人の戦争と、どちらかといえばどちらの話なのでしょうか?
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