東京永久観光

【2019 輪廻転生】

ネパール写真展



ネパールのイメージというと私はずっとこれだった。
すべてを見通すブッダの両眼とのこと。
いしいひさいちの漫画っぽくもある。
目の下にあるのは鼻ではなく「1」を意味するネパール語
紙幣にも使われ、
10ルピーが90ルピーに化けたかとおもう。




インターネットカフェだが、右にあるのは自家発電のバッテリー。
ネパールは電力事情がきわめて悪く
首都カトマンズでもほぼ毎日夕方には停電するので、その対応。




仏像をガスバーナーで溶接する男。
なんとなくサマーズ大竹に似ているうえに
現代美術作家の大竹伸朗にもなんとなく似ていた。










旅で読む柄谷行人『探究2』。ヒンドゥー教シヴァ神




安部公房『飢餓同盟』。これまた猛烈に面白かった。




あの大鴉、さえも




地元の人が通うという近所の飲み屋に連れていってもらう。
自家製どぶろくが入ったプラスチック容器は
アジアでは別のところでもしばしば目にする物だが
あまり気にしないように。
ここでなんと「私はマオイスト」という男が隣に来た。
(正体を隠しているわけではないが、腕だけ)
仕事は仏像造りなのだが、
かつて150人の兵士を率いジャングルで訓練を積んだという。
前にいるのは私を連れていってくれた二人で、
うち一人はマオイストの男とは近所の知り合い。



牛は食べないが、水牛は食べるのだった。
上はそのひき肉。左は脳みそのソテー。真ん中は血を固めた料理。
希少珍味というが、聞かなければもっとうまかった。




モバイルというのか、なんというのか。
ネパールのジェームズ・ボンド
ヒマラヤの景色がよいポカラという町から
山登りに出かけて一泊したゲストハウスのテラスにて。




そのゲストハウスの向かいにあった店(コンビニ的)
学校帰りにそろって買い食い。




ゲストハウスのキッチンがフェルメールだった。




100ルピーや10ルピーが高いの高くないの・・・




こちらは問題のバンコク新国際空港にて(往路で乗り継ぎ)
グッチとシャネルが綱引きしていた。





終わり