東京永久観光

【2019 輪廻転生】

月と300円(カフェイン剤)


きのう(というかきょうというか)は朝帰りだったのだが、始発を目指して仕事場を出たら、ビルの間から見えたのは、まだらになった雲の大群。まだ暗い空の全面を覆いつくしている。とても奇妙な光景だった。この雲、その筋の人たちの間では話題だったらしい。

さて、自宅の駅についたころ、こんどはだいぶ明るくなった空の西の方で、意外にも丸々とした月が照り映えている。満月はこういう時刻に沈むのか。あまり認識していなかった。これから眠ろうという者としては、なんだか親近感を感じるのだった。というか、太陽もたまには月に合わせて生活したらどうだ。

それはそうと、明朝は、もしや月にも合わせられない(朝帰りすらできない)かも。

ではまた。