2003-09-10 ふだん使わない裏の筋肉 ●『月刊 てがぬま』という同人ウェブサイトに私の随想あり。ここでは題に合わせて好きに書いてよい。題はいつも質素な単語ひとつで、内容や文体をけっして方向づけないように選ばれている(と思われる)。この日誌であれば、本やニュースといった適度に複雑で活性化された出来事がたちまち有機反応を起こすので、それに任せてしまえるが、無色透明な題だとなかなかそうはならず、けっきょく書く人の傾向や組成が試験されているところがある。