東京永久観光

【2019 輪廻転生】

笑うべきか、憂うべきか(どっちを?)

●「なんとなくかくいたずら 発覚」(ネタ元『ARTIFACT』)

●私だったら、自分の日記ページに、どこかのヤングが「今日は交互にあしをだせば前に進めることが発覚した 感動してしまった」なんてキュートな一文を書き込んでくれたら、もうそれだけで一日幸せで、次はいつくるかいつくるかと、もうわくわくものなのだが。

●書き込みをした高校生は、たぶん、ちょっぴり非日常なことを「なんとなくやってみたかった」というところだろう。

●で、サイトの主であるtakahataさんもまた、インターネットの知識を生かせる対応の実践を「ここぞとばかりやってみたかった」というところがあるのではないか(憶測)。

●……と思いきや、どうもその程度の話ではない。takahataさんはこう書いている。《これをこのまま野放しのままにするわけにはいけない。次世代のインターネットを担う彼らに対して、やっていい事悪いことの判別ぐらいはつけられるようにすべきである。そうでないと、未来のインターネットが楽しく便利なものにならない可能性があるからだ》。通告を受けた学校側も、《早速調査を行い、当該生徒を絞り込み、事情聴取の後、生徒の処遇について教員で会議を開くなどしておりました》。《生徒にネットワークやネットワークコミュニティへの認識あるいは、想像力が不足しているために、画面の向こうに血肉の通った自分たちと同じ人間がいるのだという認識がなかったことが最大の原因であり…》 ←こんなのすべて悪い冗談だと言ってほしい。同サイトに寄せられたコメントを読んでも、「?」さんの意見がほとんど理解されていないことに、愕然とする。

●やっていいことと悪いことの区別、あるいは、やってもらってムカつくことと嬉しいことの区別。私は全然できていないのだろうか。う〜む、なんかどこかのサイトにイタズラの書き込みでもしたくなってきたよ。