昔「ベルの不等式」についてなんか読んだとき、それなりにわかった。この番組(下)では「2つの粒子が同じ指示書を持つ」とたとえていたが、そっちが私にはむしろわかりにくかった。
ベルが量子力学の実際的使用を自転車に乗ることにたとえて嘆いていたのは、なぜかわかる気がした。
NHKスペシャル 量子もつれ アインシュタイン 最後の謎 - 動画配信
番組の後半は、実験が示す理論よりも実験の装置を作る苦労の話になり、そして量子の意味ではなく量子の利用(量子コンピュータ)の話になる。ベル自身は非局所性について「謎だ、謎だ」と困惑し続けながら1990年に亡くなったという(こっちのほうに心が揺り動かされる)
とはいえ、当該のノーベル賞の全体を実に適切に紹介してくれる素晴らしい番組であることは、間違いないと思う。